ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

青九谷の油壺で青によしの話題はひと段落に

2009-04-09 09:20:26 | 工芸絵画骨董

 青の釉薬使いの話題を続けたが、この青九谷の小さな油壺で今回は一休みとしましょう。全国にこういう油壺の収集家がかなりいるらしいのですが、僕はあくまで雑多な興味半分の中でふと買ってしまうという根無し草ですからこれもタマタマ。

 これは東北旅行のどこかでふと見かけ、奇麗だなということで購入したもの、裏底に福という字が入った九谷焼である。これには以前の花瓶にはあまり入っていなかった紫の釉薬がしっかり使われている。一輪挿しにしたらいいかなと思って花を活けてみたら、この華やかな絵柄と競合しちゃうことが多いのですね。本来の用途は現代ではもうあり得ない、丸いちっちゃな形がなんともいいから棚などにちょっと置いて飾っておくのが相応しいというもの、それでたまには素朴な花ぐらいなら活けてもいいかな。

 収集家はズラッと並べて悦に入っているのでしょうか、それなら壮観ではあるなぁ。


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