ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

2013年我家の雛飾り 前半

2013-02-17 17:38:46 | 工芸絵画骨董

 我家では2月になれば毎年恒例の雛飾りが各所に並べられることになって、今年も毎年使いまわしの飾りながら女房がその時の気分で種類の組合せと配置を決めて居間や玄関などに置かれ、総じて小物が多いから場所を選ばずに飾れるのが好都合みたい。長女が小さい頃は段飾りもあったんだけど、大きくなったら本人がもう要らないと人に譲ってしまって、確かに犬もいると飾り場所に困るから今ぐらいでいいかと、但し僕の両親が初孫だからと送ってくれた人形はやや大き目でも段飾りじゃないからと残してあって、それが冒頭写真のお人形さんで、これは初めてアップするもの。

 まずは玄関正面にその冒頭写真の男児女児のお人形さんがお出迎え、これは市松人形と言うんですかね、高さ50cmと大き目だから外から来て突然に目に飛び込んでくるとギョッとするかも。

 その反対側の細長い飾り棚には内裏様が三組、奥の方から土雛、木目込み人形、布細工と並んで、ほかには巳年の額飾りだけはまだ残してあって。

                        内裏様3組

 廊下の奥の洗面などの水回りの前の籐家具の上を利用して女房手作りらしい布細工の雛を、後ろにあるのはいつも置いているワンコ達の写真で、いずれももう亡くなってしまってここに思い出として居続けているんですよ。

                              ワンコの写真の前にも雛を飾って

 トイレの中の洗面台にも小さい雛が、サイケな髪型が暴れているように見えるのはクサイと怒っているみたいですか。

                                 布製の小さな雛

 庭に面した窓辺の障子引込スペースには女房が作ったさげもんが吊り下げられている。さげもんというからには柳川の作り方で、吊るし飾りとしては一番歴史が古いものかもしれませんね。ただしこれは本来のものの簡易版で、本当はそれぞれ七列吊り下げるんだそうだ。さらに個々の縮緬細工は柳川方式で作ってはいても、各列に並ぶ組合せには柳川毬と細工物が交互にという決まりにも倣っていないから、単に吊るし飾りというほうが適当ですな。女房にもっと作ったらとけしかけたら、小さい物ながら材料の布を用意するのが大変だそうで、一人ではなかなか準備しきれないから無理という返事。このほかにも桃の飾りなども昨年は吊るしていたのだが、今年はそれらはお休み、適当な枝を切ってくるとなると近くに適当な場所が無くて。

                              さげもん風に

 和室の襖には風呂敷の雛飾りをピン止めして、この裏にはアイヌ刺繍があったからその上にそのまま貼りつけて置いて、期間が過ぎればまた元に戻す予定。

                             風呂敷も飾りになる


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