
もう一か月前の旅日記ですが、毎年4月上旬には軽井沢の山荘を開くための掃除などで出向いていて、今年はちょっと遅れて中旬の12日から二泊三日で、まだ軽井沢は寒いので温泉宿を予約して。その温泉は昨年の秋に山荘を閉めるときに泊まって外湯巡りをした渋温泉が面白かったからと、今度は信州でも同じく外湯が有名な野沢温泉にしようかと、もう一か所は軽井沢から近い春日温泉に、これで最初と最終日に山荘に立寄って夏場に向けての準備も完了させました。
朝は6時に出発すれば至って順調で軽井沢には9時前に到着、今年の3月は暖かくて思いのほかこちらも寒くない、外の作業では汗ばむほど、でも夜はまだ零下になる確率は高い時期で温泉宿に泊まるほうが正解なのです。
落葉などが凄くて
山野草などを地植えしているところは手作業で適度に落葉を残しながら掃除を
2時間強の作業を終えたところで軽井沢を後にして北信地区に向かうことに、途中では上田あたりで昼を食べ、千曲の森あんずの里にこれまで立ち寄ったことがなかったからどんなものかと見物して、そのあとは高速で行けばちょうどいいかなとの心づもりでまずは浅間サンラインに。
今年は花の咲き方が早いから、すぐ途中の御代田のしゃくなげ公園の下にある真楽寺の桜が咲いているかもと急遽立ち寄ってみることに、メインとなる枝垂れ桜は咲き始めだったがそのほかの樹はもうかなり咲いていましたよ。
真楽寺の桜
上田では洋食のぷちらぱんという店に、こちらはもう何回か食べているがこの日はお得なお昼のミニコースはもう品切れとか、飲物が付かないパスタランチでとなりましたが。
ぷちらぱん
スープとサラダ付き、我々はパンはいらないんですが
チャウダー風というパスタ
ナスとエビのパスタ
上田からは千曲市のあんずの里は一般道でもすぐでした、それが目的地に近づいていっても走っている車がほとんどいません、駐車場らしい場所にやってきたら駐車している車は一台もなし、それでもと矢印の方向に歩いていったら花らしいものも全く見当たりません、今年はこちらも完全に散ってしまったようですね。
駐車場はガランとして、アルプスの雪山が見えただけ
あんずの里は栽培している畑を見て歩くということらしい、花が見えないのですぐに引き返すことに、旗だけはまだ残していて
更埴市だったときのマンホール、これは杏の実ですね
森あんずの里物産館というのもありましたが、もう賑わいは過ぎ去っていて
千曲からは高速に乗ってナビに従って豊田飯山ICで降りて野沢温泉までの一般道に、あんずの里は早々と切り上げたので時間の余裕があると道の駅を見つけたら立寄って、千曲川沿いの道では広々とのどかな風景が広がっていて、昔の記憶がもうなくなっていたのでこんなにいいところだったかなぁと。
道の駅ふるさと豊田
飯山付近の千曲川、道路沿いの菜の花は咲き始めていて、菜の花祭りがあるゴールデンウイークにはこれも盛りを過ぎているんじゃないかなと
北信の山にはまだ雪が
広々としてのどかな景色が続きます
ここも桜が延々と植えられていて
野沢温泉近くの道は除雪した雪がまだかなり残っている
この日の宿は桐屋という温泉旅館、3時半にはチェックインして一休みしたら、13あるという外湯のいくつかをハシゴしてみようかと、この宿は野沢の源泉を代表する麻釜の近くにあって、敷地は広くて老舗の部類に入るのではと、それでも客室の数は建物の規模の割に少ないみたいですね。
桐屋
湯巡りは別稿で書くつもり、外湯巡りの際に見かけた町の写真を少し以下に、野沢温泉は狭い通り沿いに宿などの建物が立ち並ぶ渋温泉よりも広がりがあって、いくつもの通りが入り組み、迷路みたいになっているのが違うところ、温泉街の風情では渋温泉、もっといろいろな店があって雑然として懐かしい感じは野沢といったところでしょうか、いずれも坂道となっているのは同じですが。
複雑な交差点
郷土工芸品などの店で見かけた野沢温泉の神様の人形、男女でというのが珍しいと、最近は外人客が多いようで英語で説明が
長野オリンピックを記念したマンホールが
ほとんどが坂道となっている、奥の山はスキー場で外人客はスキーが目的でしょうか、この時期でもかなり見かけた
客室からも北信の山が見えて
旅館の前に熊がなんでと、近くに熊の手洗湯というのがあった
麻釜
北信五岳
麻釜の隣の高台に足湯があって、そこから見えた左から斑尾、黒姫、妙高の山々