軽井沢に来たら毎日山荘周辺を散策するのだが、その途中で写した草花が今回もいくつかあって、まぁ雑草の部類が多いのだがやはり高原に咲く花はキレイに見えるし、中にはこんな山野草がというのも林間に見つけることもあるから面白い。
冒頭写真はただのタンポポ、高原の軽井沢でもほとんどが西洋タンポポで萼片が下に反り返っている。しかしかたまって咲いていればキレイだし、雑草と競合して花を付けた茎の長さが都会で見るものよりかなり長くて立派にも見える。
この時期は黄色の花が多くてこちらはヘビイチゴかキジムシロか、春先に雑草取りをしてもまだ残っていたシブトイ奴が芽を出し花を咲かせる。このように地を這うようにまだ小さい株に多くの小粒の花であれば、これはこれで可愛らしい。
今至る所で大き目の黄色い花を咲かせるやや背の高い草花はクサノオウ、名前のように雑草の王様ということかと思ったらどうも由来は違うらしいが。この花はかなり長く次々と咲いて且つ目立つ。
山野草の部類に入るのがベニバナイチヤクソウで、周辺の林間の下に広がって群生しているのを見つけることができる。ちょっと遠目にはランかなというようなこの花は、6月のこれからが盛りになるだろう。
昨年は見逃した野生ランの仲間のギンランを近くの林の中で二株見つけた。真っ白な花でいわゆるランの華やかさはない小さい花だが、形を見ればやっぱりランの仲間だと分かる。
見ているだけで心が和みますよ。
それからトラックバックして頂くときに、当方のその記事にそちらの記事内からリンクを張ってもらえると嬉しいんですが。