
今回の昼は二日ともバス内で食べることになっていて、こちらではオプションでは品数が多い弁当があったものの我々はランクアップせず、揺れるバスの中で食べるとなるとサッサと食べちゃう方がいいからと強がりを言ってね。石見銀山からもあまり見るものも無い山道を抜けて、浜田自動車道から高速に乗って中国道へと少しだけ走って広島自動車道へと、途中では安佐SAでトイレタイムを取っただけで、広島市をかすめてから一般道に出てすぐに宮島口に到着する。
バスの中で弁当を、弁当にお品書きがあるとは珍しい
江川
石州瓦の赤い屋根ばかりが並ぶ
安佐SA、背景にある石組は高速道路工事で出てきた石だそうだ
瀬戸内海が見えてきた
宮島口手前には牡蠣の飼育場と沖には牡蠣棚が
宮島口に到着したら15時発にギリギリ間に合ってバスは乗船場所間近に停車、バスから船にと乗り換えればすぐの出港となって、我々は最上階デッキで気持ちいい風に吹かれてちょっとばかりのクルージング気分を。我々は安芸の宮島は二回目で、以前は今回よりも滞在時間が長かったからロープウェーで行く場所以外は厳島神社から千畳敷や五重塔までの主要な場所は見物していて、今回は千畳敷などに廻るには時間が少なかったがもういいかと、でもこの日は大潮の干潮時で、赤鳥居まで大勢が潮干狩りする様子にはあんなに傍まで行って掘っくり返してもいいのかと、前回の海に浮かぶ姿と今回の砂地に立つ姿とが見られたことを良しとしましょう。
フェリー乗り場
途中で反対航路を進む船と擦違うが、これはもう一社あるフェリーの船
有名な海に建つ赤の大鳥居が徐々に近づいてきて
宮島桟橋に到着したらここでもアオサギがお出迎え
宮島桟橋駅を出ればすぐに鹿がお出迎え、絶対に餌は与えないでと、野生に近い状態にしておきたいんだそうだ
フェリー桟橋駅から出てきて広場に出れば、お土産屋から女性一人が出迎えに来ていて、そのあとについて厳島神社まで途中の店を避けるように歩かされて、自分の店の前までサッサと進み、これから説明しながら一周してきてこちらに戻るまでは団体行動でお願いしますと、これは前回のツアーでも同じだったが、旅行社が違ったのに同じ店だったのはどうしてと、この一店だけが全旅行社に根回ししているんですかね。
ツアー客用に配られた宮島散策MAP、赤線のコースで回ることに、ここでも案内役はお土産屋の女性がということになる
赤の大鳥居周辺にも大勢の潮干狩り客が、この鳥居の大きさは高さが16mほど、横が24mという
根元まで見える光景に出合えただけでも良かったかな、砂の中に密集して打ち込んだ木杭の上に自立させるために、上部の横木の中には石を詰めて総重量は60tもあるという
神社に入る前には赤の大鳥居をバックにしてツアーの集合写真ということになって、写真撮影には付き合うけれど我々はこういう写真はまず買いません、但し函館の夜景とか秋芳洞の暗い洞窟内とか、自分では上手には撮れないような場所なら考えますが。
集合記念撮影場所では鹿がここだけは邪魔すれば、餌で移動させられるということが分かっているんだね
いよいよ宗像三女神を祀る厳島神社内に、今回のツアーではここの入場料金がオプションとなっていたが、ここまで来て入らない人なんていないだろうに、老人で歩いてはいけない人がいるかもしれない石見銀山の間歩がオプションじゃなかったのと反対にするべきですよ。
以下は回っていった順の場所で撮った写真を。
回廊を進んでいって
誰が建てたか分からないという五重塔が
鳥居も入るここが一番の写真撮影ポイントだそうだ
こちらからは千畳敷の大屋根も、この建物は秀吉が死んで未完成のままで
神社正面前に高舞台が
高舞台を真横から、千畳敷都と五重塔も入る撮影ポイント
左の角があるのが雌、右の阿形が雄、両方ともシンボルがちゃんとあるところが笑っちゃえるかも
回廊の柱間隔は2.4mでその間に8枚の板がやや隙間を開けて敷かれている、そしてそれぞれは2枚の重ね板にしているのは土足でも歩けるためにとか
能舞台を後ろ側から
能舞台を正面から
反橋は修復工事中、この橋は勅使しか通れないんだそうだ
かくて厳島神社内の見物は終了となった。