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ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

長野のTVで戸隠の植物園をやっていたので急遽行ってみることに、信州骨董市の初日ということもあって

2016-05-26 15:48:36 | 信州日記

 信州の地元TVで戸隠にある森林植物園の今の様子を紹介していたのを見ていたら、ここでだけ自生するというトガクシショウマは乱獲でなくなってきているが、こちらで育てているものを見せていて、最近は園芸種として家庭で育てているものが主流になってしまったという話が。我が山荘の庭にも園芸店で買って植えたものがあるが未だ花が咲かなくて、神社には参拝したことがあるが、植物園には行っていなかったからと今回は湿原という植物園の散策を目的に。ちょうどその日は長野市で信州骨董市も開催初日で、そちらを冷やかしてから昼には戸隠蕎麦を食べてみるのもいいかと。

 素晴らしい好天で一気に長野まで高速で行っちゃうのも惜しいかなと、浅間サンラインを走ることにして途中の道の駅のらいでんくるみの里に立寄って、南側の八ヶ岳から西のアルプスの山々が眺められるデッキで写真を、ここから目の前の高速道越しに広がる眺めはなかなかのものですよ。

             道の駅

     南から西へのパノラマ

         南側は八ヶ岳とその端部となる蓼科山

         西側にはまだ雪山のアルプスが一段高い場所に遠望できる

           上の写真をトリミングして拡大、山並みは三重に重なって最上段の山はまだ雪山のアルプス

 東部湯の丸ICから高速に乗って長野まで、長野エムウエーブで開催の信州骨董市のオープン直後に到着、だだっ広いアリーナの半分を使った会場を1時時間ばかり巡ってみることに。

             骨董市会場

 女房は手芸が趣味だから古着漁りがメインながら、目ざとい方でいろいろと安くていいものをよく見つける、今回は手描き京焼らしい猪口と小さい郷土玩具などを僕に報告、猪口は100円均一で、200円均一という郷土玩具の中からは小さなアイヌ人形をお買い上げ。

      

      京焼だと思います、片方には永楽の銘が、本当かな      舟に乗るアイヌの親子像、この舟の長さは12cmです

 僕が見つけたのはチベットかネパールの塼仏みたいなちょっと見レリーフ像、何故これが気になったかというと彫が押し抜き型以上に深くて初めは金属鋳物かと、手に取ったらこれがが土もので掘り込みから見ると型は抜けない形状となっている、売っている中国人らしきは粘土に小麦を混ぜて日干しした曼荼羅とだけの説明で要領を得ない。これを全部手彫りするのは大変そう、手順として塼仏作りした後に手彫りを加えたものか、それにしても細かい細工です、彩色の状態から見てそんなには古いものではないが値札から大幅に負けさせて。

                    釈迦像か?、こちらも高さ12cm

 戸隠蕎麦は中社の目の前にある有名なうずら家に、平日なのに店の前にはズラリと席待ちの客がいるのには驚いた。我々の後は40分待ちだと、名前だけを書いてお参りなどをしてきてくださいとは店からの言葉、すぐが中社というのでユックリ参拝することができますね。

            中社前

            うずら家前で待つ人が大勢

                うずら家正面

                店前に由来が

 ざるは880円で信州ではやや高めながら確かに美味しいそばです、少し緑がかった香りとコシがある蕎麦、そば粉もいいがおそらく湧水も使っているのではと、並盛は150gということであったが我々には十分な量でしたよ。

                そば茶、漬物、本わさび、蕎麦猪口には汁が入っていて補充用も

          そば湯もタップリと

 中社にはちょっとだけお参り、御朱印帳を持ってこなかったのでまた来なくては。

                   中社へ

            中社

            拝殿正面

                  中社御祭神、冒頭写真は戸隠神社五社参拝の案内であるが、それぞれ御祭神は異なる

 そのあとは戸隠森林植物園に、こちらは無料なんですね、湿地帯で多くは木道を歩くのだが奥深く広い植物園です、超望遠レンズを持ち歩くアマチュアカメラマンが多くて野鳥の宝庫でもあるようです。咲いているものから判断すると軽井沢よりも高地で、初夏には珍しいぐらい暑い日だったが木陰を歩くと涼しい、往復で2時間弱も散策してしまった。

                駐車場わきにカタクリ

 植物園の駐車場から近い場所にはちょっとだけ山野草花壇があって、その先の池を過ぎると低い湿地帯は木道が整備された散策路が始まる。花壇には数種類だけ山野草が植え込まれていたが、肝心のトガクシショウマは見られない。

                イワカガミ

                トキワイカリソウ、ここのは白花で我が山荘の白花もこの種類かも

                  ウスバサイシン、外来種のアメリカスミレサイシンとは違います

                ハルトラノオ

 池手前では戸隠の山容が眺められる絶景ポイントが、この後は林間の隙間から見ることとなります。

            戸隠山

            みどりが池

                戸隠森林植物園案内図

                上と方向向きが違うが

                園内で見られる花の写真パネルが

                木道

                

            林間から戸隠山を、夏は見えないでしょう

                水芭蕉

                

                水芭蕉とリュウキンカ

                リュウキンカとニリンソウ

                ニリンソウの群落

                ニリンソウの左の白い花は?

                  コバイケイソウ

                行者ニンニク

                キクザイイチゲ

                アマチュアカメラマン

 散策路から戻ってきて、往きは素通りしたもりのまなびやという建物前まで来たら、小さな仕切られた花壇があって、ここにトガクシショウマなどが植えられていましたが、花はもう終わりという時期でした。ほかにはシラネアオイやサンカヨウなども

                小さな花壇

                   トガクシショウマ

                   シラネアオイ

                   ベニバナイチヤクソウ

                   ヤマシャクヤク 

                       サンカヨウ

                    オキナグサ

 駐車場に戻る途中ではウドも見つけた、食べるのはちょっと大きくなり過ぎ、こういうところでは採ってはいけませんね。

                

 植物園といっても自然のままが見られるのがいい、しょっちゅうは来られないが四季折々のチャンスを見つけてまた来ましょうかな、蕎麦も美味しいし。今回は時間が無くなって奥社までは行けませんでしたが次回は。



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