ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

浅科温泉穂の香乃湯には1号井と2号井の二つがあったんだそうだ

2010-08-24 14:15:00 | 信州日記
 もう何回も来ている旧浅科の公衆温泉穂の香乃湯(冒頭写真は正面玄関側)に昨日も入ってきたのだが、ここの着替え室に掲げられた成分表以外にその外側に上下に並んで成分表が二つあるのに気が付いて見てみたら、なんと濃度などが著しく違うではないか。
 一つは着替え室と同じ、でも今までボンヤリ見ただけで2号井となっていたのは知らなかったが、こちらは湯温29.6℃、PH8.0、溶存物質1003mgなのに、もう一つは1号井とあって湯温21.0℃、PH9.1、溶存物質13290mgという大差の濃度が表示されている。湧出地はどちらもこの施設から650m離れた同じ住所表示で、この違いにはビックリしてしまった。
 受付の女性にどういう使い分けをしているか聞いたらチンプンカンプンで、奥に居た年配のオッサンが言うには、最初は大きな木製看板に貼られている1号井だったらしいが、同じ場所でもっと深く掘削したらさらに高温で手頃な濃度の湯が出てきたので、今は配管が傷まないこともあって2号井だけを使っているのだそうだ。それじゃ宝の持ち腐れじゃないですか、小さい浴槽でもいいから1号井のかなり濃い目の塩化物泉の湯も使って欲しいもんだね。
 とにかくここは混まないのがいい、それと広い露天風呂が38℃程度と温いのが気に入って、軽井沢から近いこともあってよく利用する。サウナは5人も入ると満員という小さいものだが、室内容積が少ないからかいつ入っても100℃を越える温度で、僕はここだけは3分で一旦は出ることにしている。
 今回ポスターにここと布施温泉、それに春日温泉の二施設の4箇所共通利用回数券の案内があって、30枚綴りで1万円というからちょくちょく使う我々には好都合だな。
 ここからの帰りはいつもちゃたまやでアイスクリームというのが女房のご指定、昨日も安くて美味しいアイスを食べて山荘に、でも暑い一日だったなぁ。もうじき横浜に帰るのにこの暑さが続くとなるとタマランぞ。
           ちゃたまや店舗入口


<余分なことながら>
 今、御代田で農産物直売所とスーパーで買物して帰ってきてこの文章を書いているが、道中やたらにパトカーや白バイなどが次々と走っていて、どうやら天皇陛下が今日から滞在されるらしい。さすがにものものしいですなぁ。
<さらに追記>
 夕方のニュース番組や翌朝の新聞で両陛下の来軽の第一日目のご様子が伝えられ、午後には満州からの帰国開拓地である大日向地区を視察散策されたと、ちょうどその直前のR18を逆方向に走っていたんだと納得。この大日向地区のことは直前まで読売新聞に連載していたが、このご訪問と関係あったんだろうか。

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