ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

信州の山荘小屋、建替えの記 M  仕上げ後半

2010-08-23 10:00:08 | 信州日記
 4月28日にもまたまた現地に向かう。この日は川越の喜多院お不動さんで縁日骨董市が開かれているので、そちらにまず立寄って1時間余り手短に一回りし、軽井沢で蕎麦打ちしたら使えそうだと印判の湯呑猪口と薬味用豆皿を4個ずつだけ、5個セットでないため半端ということか思いのほか安かったので〆て2000円で手打ちして買い込む。
             猪口と豆皿
 そんな訳でサイボクにも回ると現地到着は昼ごろになってしまうので、弁当になるものをとサンドウィッチやメンチカツなども買い込んで、車中で忙しく食べながら軽井沢へ走る。
 1時少し前に到着しまず一回りすれば、大工工事は外部の左官と1階床下の外壁板張り下地が進んでいる他はこの前からそんなに変化はない。その代わりに設備工事が着々と、バスユニットが入り床下配管はほぼ完了していて、この後は大工工事と調整しながら器具類設置となっていくまでになっている。
                 バスユニットも組込まれて
 今回持ち込んだ自作の照明器具とこれまでに預けておいた器具を並べて、使用場所を親方と相談しながら決めることにすれば、養生をとりながら現れるレトロな器具にこれはいいわと喜んでくれる。社長が最上部の桁梁に直行する化粧梁を追加して大八車をどうしても取付けたいという話に、照明の位置と旨くバランスさせてくれればそれでお願いしますと、内心は嬉しくも表に出さず了解する。後一つ不足の壁付照明は、横浜の自宅にある糸巻を使って次回はに自分で作ってくることにして台所以外はほぼ全てが決まる。
          照明器具を並べて
 残る囲炉裏の細かい収まりは親方にも拘りがあるらしいので、こちらの希望を細かく話してあとは、今のテーブル兼用の構造を一部ばらして確認した上で納まりはお任せすることにした。
 そんな打合せ途中にこの古民家の元の持主の方が娘さんの運転でお孫さん二人連れでお見えになった。工務店の社長から僕がいろんな物を持込んで大変に気合が入っていますよと聞いて様子を見に来たとか。連れて行った愛犬二匹と犬好きのお孫さんが遊ぶ間、中に入ってもらい、仕上下地は完了したものの骨組がよく分かる状態を見てもらう。昔の骨組みをよく知る旧持ち主は、なるほどこういう風に組み方を変えながらやっているんだと、出来上がったらもっと素晴らしくなりそうですねという言葉に、その際には是非またお出でくださいとニコニコ顔の僕でした。毎回日帰りでじゃ大変でしょう、上田は二人だけだからお泊りくださいとも言われましたが、さすがにそこまで不躾はできないでしょう、完成の暁にはここで社長や親方も入れて宴会をやろうかと帰りの車中で女房と話しながら、夫婦二人とも益々ウキウキ気分が高まりますねぇ。
           屋根天井はほぼ完了
 今度は連休明けの適当な日にということで、細かい棚などの配置などはこちらにも入れるものが決まっている訳でもないのでこれもお任せで、そうなればほぼ大工仕事が終わった状況を見に来ることになるなと。

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