骨董屋が集まっていることで知られる西荻で、毎月第４日曜日に手しごと市なる催しが行われていると、どこぞかの骨董蚤の市でもらった宣伝パンフレット(冒頭写真)で女房が見て、３月の第４なら家を留守に出来るから行ってみようということになった。一緒に貰った西荻窪アンティークマップには、手しごと市の会場までの通りにも骨董屋がかなりあるとあって、それらも冷やかしながらというのも一興かと朝の１０時少し前に家を出た。
それにしても日吉から西荻へのルートは面倒なことになってしまいましたなぁ、まずは渋谷での乗換え距離と高低差が大変なもの、さらに西荻は中央線が停まらないんですね、結局は４台の列車に乗り換えることになってしまった。そんな不便な街に来たのに日曜日はイケマセンという感じ、アンティークマップにノース・ウエストと書かれた手しごと市会場までの道筋では、骨董屋の半分以上はシャッターが下りたまま、思うに日曜日には各地で骨董市が開催されるから、そちらの方が売り上げが上がると出向いちゃうんじゃないでしょうかね。
さて井荻会館というレトロは建物が会場となっていた手しごと市は、総勢で３０人ぐらいのクラフトマンやウーメンが畳の広間一室に、何列かに並べられたテーブル席の小学校の机ぐらいの区画毎で、自らの手づくりグッズを少しばかり広げているというようなもの、これでは迫力がありません、３０分も掛からないで全部を見終わってしまって、女房とコチラも期待外れでしたねということに。
井荻会館
手づくいり市会場
西荻窪アンチィークマップ
この往復の道筋では、ペルシャ絨毯を扱う店で、椅子用の小さいギャッベが格安で表に置いていたのが目についたぐらい、買ってもいいかなというのはこれだけであったがサイフの紐のほうが堅かった、エライ、エライ。
小さなギャッベとキリム
時間はまだ１２時前で、駅までの通りに面するレストランなども開店直前の準備中というところがほとんど、この時間なら昨日同様に自分たちで打った蕎麦がまだ残っているしで、そちらを早目に食べきるべしと、またもや遅めになっても家で鴨汁そばを作ることに。西荻駅までの途中で小さい店ながら客が立て込んでいたパン屋を女房が見つけて、これには遅昼までの腹の繋ぎにパンでも食べておきたいと言いだして、焼き立てで出て来たところだったとかで買ったクロワッサンをかじっておりました、ささやかな抵抗をしてくれましたかな。
パン屋
話変って、この前の続きでまたも我家の早咲き桜の様子を、もう半分は花びらが散ってしまいました、写真では残っている花の方が目立っているようだが、まだ葉は出て来ていないものの、樹形全体の感じはかなりみすぼらしい姿になっている。この桜が終わって暫くすれば周囲のソメイヨシノが咲き出す、もうすぐお花見ですねぇ。
このところ随分と暖かくなって我家の庭も一気に春が本格化してきたみたい、先行しているｒヒメリュウキンカは一斉に咲き出したし、遅れていて全く何も見えなかったところにも芽吹きが始まって、それらの中には早くも蕾をつけているものも。
ヒメリュウキンカが咲き出した、右の雪割草の花は最終段階
エンレイソウ、こんな段階で花を付けるんですかね
キクザキイチゲは上の左手の株には蕾が、下は芽吹いてきたばかりのもの
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