ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

桐生の一月の天満宮骨董市だけは成人の日ということで 下編

2012-01-16 15:49:08 | 旅日記

 11時半過ぎとなってランチをと、ここのところ続けて有隣館前にあるファンベックMasamiで食べたのだが、この辺りは何もやっていないのなら同じようにファンベック・すずき(現在はシュマンドールと改名)で修業した人のレストランというのが桐生にほかに3軒あると本家のホームページで見ていたので、その一軒の洋風料理小川亭という店に行ってみた。(冒頭写真は食事後に温泉に向かう途中の渡良瀬川の橋の上で停車した時に、上流方面を写したもので、いい風景が広がる。)

 その店は住宅街にポツンとあってナビが無いとたどり着けないような場所、でも造りはずっと小さいながら本家のような雰囲気が少しばかりあって、でも本家よりも町の洋食屋さんらしいかな、造りからはかなり昔に独立したらしいと分かる。店内の席数は意外と多くてでも我々が最初の客、でもしばらくして予約していたらしい三世代家族が、そのあとも親子二人などと皆さん地元客のようだ。ランチメニューはメインが1000円から、それに3種類のセットメニューを組み合わせるというスタイルで、グラタンスープとデザートの有る無しの違いとなっている。初めてだからとメニューの上から二つを、これは二人の好みもあったからなんだけど、女房は煮込ハンバーグで両方があるセット、鶏肉好きな僕は榛名地鶏のソテーでデザートが無いセットを頼む。料理は手際よく出てきて、まず最初のグラタンスープはオニオンがいい味を出していて、結果としては僕はこれだけを量を多くしてくれたら他には要らない、セットでは絶対にこれを入れたものにしたほうがいいと思う。メインもボリュームはまずまず、女房のほうの煮込ハンバーグは昔風洋食の味だと、僕の方もフレンチ風というより和が混ざった感じがあって、店名のアタマに洋風料理とあるわけだと。しかし僕が食べたメイン料理の鶏肉のソースはパンチ不足というか和と洋の二つ狙いが中途半端な感じで、ハッキリした味が好みだからもっとスパイスも利かせて強い味にしてもらったほうがいいな。特に鶏肉はもっと甘目が強い味付けの方が合うように思うが。

                      小川亭

                           小川亭ランチメニュー

                             グラタンスープ

                          煮込みハンバーグ

                         榛名地鶏のソテー

                    

                     パン、サラダ、ライス          デザート           コーヒー

 食後にはゴン太を少しばかり散歩させて腹ごなししてから、桐生温泉湯ららという日帰り温泉施設に向かう。この温泉は渡良瀬川を渡って東方面に少し行ったR50バイパス近くの市内にあって、この辺りの日帰り温泉はこことわたらせ渓谷鉄道の水沼駅併設の施設ぐらいだから泉質がどうであっても貴重な存在で繁盛していて、でも施設自体は広くて浴槽も内外にいくつか、サウナも高温と低温の二つがあって全部をハシゴするとなると結構な時間を必要とする。泉質はPH7.6の弱アルカリ性単純泉で泉温は37。3℃だから少し沸かし湯、それが全体に僕には熱めの41℃以上だったが外の小さな樽風呂だけはややぬるめで、そこを占領して長く浸かることとなった。広い露天はこういうロケーションだから塀に囲まれ景色は期待できないから、こういう日の青空の下でノンビリということだが、寒い季節でも僕はもう少しぬるめにしてもらったほうがいいな。

                      湯らら

                              湯らら成分表

 大型日帰り温泉施設には食事処が必ずあるが、メニュー看板を見たら我家から近くの溝口温泉喜楽里でついこの前に見たのと同じポスターが、さては同じ経営かと経営母体を見たら違うから食堂経営は同じ委託会社となっているらしいと知った。大手の会社の社員食堂も専門会社に委託するのが多い時代だものね。

 ここで時間を掛けちゃったからこのあと足利にもと思ったが、鑁阿寺や足利学校などを見物するとなると遅くなっちゃうからと帰り道に多少時間を掛けて立寄る場所でもあればと、一般道で真南に一直線に走って東松山ICから関越道に乗るコースをナビで設定する。この道筋は初めてかと思ったら途中の景色や建物などに見覚えがあって、ハテいつここいらを走ったのかと、これが思いだせない。結局途中には道の駅めぬま(妻沼)があったぐらいで、森林公園脇を通り過ぎたら暫くで東松山ICとなって、三連休の最終日で渋滞を心配したがさほどでもなく練馬も首都高方面の大渋滞を横目に出口まで少しだけの渋滞で抜けられて、環八もこの前の秩父の帰りよりもずっとスムースに走って6時過ぎには我家に帰り着くことができた。この日は夕食用の食料品の買出しは無かったから冷蔵庫の残り物と自家製の干物を焼いたぐらいで、朝昼晩と通してみればバランスのいい内容になっていますよ。


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