
文化の日の土曜日には青山と原宿にある二つの県のアンテナショップを会場にして、全部で21の都内にあるアンテナショップが参加するアンテナショップ・フェスティバル2012というのが開催されるというので、それぞれの場所を回らなくてもいろいろと珍しい郷土の味なるものが楽しめるかと、面白半分気分で昼過ぎに出掛けてみた。
会場は南青山会場がふくい南青山291、表参道会場が新潟館ネスパスとなっていて、開催場所の県のショップを含めて南青山には14ショップが表参道には7ショップが自慢の味を試食販売するという。多少は期待していったのだが、それぞれのスペースはそんなには広くはないから各ショップも狭くて、並べる品数はかなり絞られていて威勢よく大売出しというようなにぎやかさには今一つ、それに売り子担当は地方公務員らしくて、やや遠慮しいしいの売り声だからテキ屋で見習いしてからやったらどうですかねという感じ。福井のアンテナショップでは2F全体を会場にと一番恵まれたスペースがあるから選ばれたものだろうけど、それでも14ショップもというと手狭だものねぇ、これでは元気も出せないか。
会場の趣向としては各自治体が手掛けるユルキャラなるものが会場に出ているぐらいのササヤカなもの、テレビニュースで紹介してもらったんだから、もっと盛り上げる手立てと会場の場所を次回からは考えましょうよ。とはいえこういう地方の名物が並ぶと何かしら買うことにはなってしまって、普段お目にかからない珍味はないかと漁ることにはなる。でもちょっとだけ食べてみるようなものばかりだけどね。
会場内で試食して美味しかったものに投票して逸品グランプリを決めるという企画もあって、各ショップ店長イチオシというのを展示した冒頭写真のコーナーもあったが、これは真面目に全部を試食するわけにはいかないと投票は遠慮した。
ふくい南青山291
ユルキャラとなまはげが集合
最初に渋谷から南青山まで歩いて行ったら国連大学前でファーマーズ・マーケットと書かれたテントが並んでいたので、南青山から表参道に向かうときに少し逆戻りしてどんなものかと会場内を一回りしてみた。農産物中心ではあるがちょっとばかり毛色が変ったものを売るテントもあって、農産物自体のお値段は地方にある直売所に比べれば高いけれども都会で喜ばれるようなハイカラ野菜や加工品があったりと、やはり場所柄ですねぇ、すぐに食べられるコーナーも用意されていて休日のオアシスといった趣向ですな。実は翌日から信州に行くので直売所はそちらでということで、見物しただけで表参道に向かう。
結構賑わっていた
表参道にある新潟館ネスパスは更に会場が狭くてユルキャラも外で少しだけがという状態、特にこちらに出店しているアンテナショップにお目当てがあるというのでなければ南青山会場だけでいいかも、でも新潟の銘酒がというとこちらにも来たくなりますかな。
新潟館ネスパス
このユルキャラはトキですね
結局は多少は保存が利くもの中心にいくつか、でも日本酒を明けてすぐに食べちゃうものもあるな。
全て違う県のもの