ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

家飲みワインばかりですが勝手な感想コメントを

2024-07-31 09:35:00 | グルメ・酒・ワイン

 この夏場になって飲んだ赤ワインについての味わいの感想を、といっても僕のバカ舌による勝手な感想コメントですが、この中の後半の3本は信州滞在中にスーパーツルヤの金賞受賞ワイン棚から買ったもの、輸入ワインの金賞なるものの評価はマユツバものが多いという経験をしているものの、まぁ安ワインで期待するのは虫が良すぎるということかもね。

①シャトー ド スガンルージュ 2000

                                   

 地下ピットに寝かしたままだったボルドーワインの2000年ヴィンテージもので、値段は忘れたがネットでは2019年ものが2000円前後であった、抜栓ではコルクの劣化を心配したが冒頭写真のように至って健全であった、色はやはりオレンジエッジと熟成が進んでいたが味わいはそれなりに柔らかくなっていて堅物ボルドーとは違ってきていた、香りもあるのだがその中に果実風味とは無縁のケモノ臭を少し感じて、それが喉越しには強くくるのが僕には苦手、女房はこの香りが嫌いではないようで味とともに美味しいと言うのだが、この風味は二日目には消えるかと思ったがこのワインは少しだけ減っただけで味わいも変わらなかった、三日目も同じで全体的にはやはり枯れ気味の落着き過ぎの味わいでした、これだけ年数がたっていたのでピークを過ぎていた感は否めませんね、力強い広がりは無くなっているもののまだ多少は生きてはいたというワインでしたが、この値段のレベルでは当然だったかな。

②ラ・コロワザード レゼルヴ カベルネ・シラー 2022

                                   

 ロピアで税抜き799円の安ワインだが、辛口フルボディ表示があって何らかの賞ラベル付きということで初めて買ってみた、一口飲んでみての感想はやや甘みがある少し軽めの味わい、また2022年と若いからか練れていなくてのど越しがキツメに感じた、二日目には酸化でどうなるかと多くを残してみたら、タンニンが主張しだしてこれなら表示の辛口フルボディとなっているような、さらに三日目には熟成風味まではいかないが最初とは違う厚みのある甘みも少し加わってきてかなり良化した、最初との違いはどうしてと、このワインは事前に明けて放置してから飲むというのがオススメかな。

③ラ・ピエヴァネッラ ヴィーノ・ロッソ NV

                                    

 ツルヤで税抜き459円のヴィンテージ表示がないイタリアの格安ワイン、あっさりした味わいのワインでアルコール度が12%ということもあって飲みやすいのだが、やや品がない風味が少しあってそれでのどに引っかかるような感じがある、二日目も変わらずで、このワインはスレンダーな硬さがあって、ボルドーみたいな堅物感はないもののアルコールからくる膨らみのある味わいはありません、お値段相応ですかね。

④ノブルス モンテプルチアーノ・ダブルッツォ NV

                                     

 ツルヤで税抜き539円で品物入替のためやや値引きしていたイタリアワイン、NVみたいでこの単独品種でヴィンテージ表示が無いのはどうしてかな、最近飲んだツルヤの同じような安ワインのピエヴァネッラより少しではあるが果実味がややあって普通に飲めます、二日目は柔らかくなるのとは反対にキツメの味に、やや酸味勝ちなので硬さが残るのかなと、それほどいいとまでは言えないワインですから、こういう安ワインではチリ産の方が好ましいものが多いのでは。

⑤ドン・メンドレゼルバ 2018

                                     

 ツルヤの金賞受賞ワイン棚にあった税抜き599円のスペインワイン、抜栓するとかなりの香りが来た中に僕の嫌いな下卑た風味が少し感じられた、飲んでみるとそれが一層強くのど越しにきてイヤミに感じる、二日目もあまり変わらずで三日目まで伸ばしてみたらややその風味は減ってはきて、味も濃くなってはきたがやはりクセが強いワインなのは変わらない、好みではありませんでした。

⑥カスティーリョ・サンタ・バルバラ グラン・レゼルバ 2011

                                      

 これもツルヤの金賞受賞棚にあったワインでヴィンテージが2011年とあるのに税抜き749年という安さには驚きます、スペインワインはこんなに保存しても安いというワインはよくありますがこれはなかなかな年数です、やはり香りも味も年季が入っていて熟成からくる柔らか味は感じられるものの、ややピークを過ぎているのか広がりというか口内にバーンとくるものはない、二日目には少しは開いてくれるかと期待したがあまり変わらず、でも2011年ものなので熟成風味は確かに感じられる、金賞受賞棚の中では銅賞くらいならと思われたワインでしたが。


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