
この日は野沢温泉から次の宿がある春日温泉までと、走行距離はそんなでもないから10時ギリギリでチェックアウト、高速も使わず途中で何か見つけたら寄り道しながらのノンビリ旅をというつもり、観光地としては小布施や長野の善光寺があるけれど今回は中途半端になりそうだからとパス、これまで立ち寄ったことがない場所ならマイナーなところでもいいかなと、このくらいずっと一般道を走ればどこかで何かにはぶつかるでしょうから。
宿から飯山までは 昨日と同じ道を往復することとなるが、運転していたら遠方の景色は全くの逆不幸の眺めでもっとのどかな感じですね、千曲川が切り開いたのでしょうか、こんなに広い平地の中の一本道を走っていきます。
真っすぐな一本道を
昨日は立ち寄らなかった道の駅ならぬ花の駅千曲川では、こちらからは手前にあった駐車場からの眺めがよさそうと寄り道を、ここはロケーションを考えて作られたのが分かります、360度広がる風景を見渡せるようにできていて、カフェも裏手にあったんですね、農産物直売所も地元の山菜を含めて新鮮なものがいろいろと。
花の駅千曲川は道路側から見たよりは奥に大きくて
北信濃で早くももうツバメの巣が
駐車場からの眺め
花の駅千曲川から少し進めば飯山市街方面へを示す道路標識を見つけて、何十年か前に来ているが新幹線駅ができて少しは変わっているかなと、ちょっとだけ覗いていくことに。その中心部手前には飯山城址が現れて桜が咲いているではないですか、駐車場があるからとここに急遽車を入れる、無料の駐車場というのがいいですね、ここが今年最後のお花見場所となりました。
駐車場には平日であったがかなりの車が停まっていて
石垣の上
枝垂れを交えていくつかの種類の桜があるのがいいですね
城門だけが復元されたのかな
全体が城址公園となっていました
駐車場入口まで一回りして戻ってきたら、道路に高橋まゆみ人形館を案内する標識を見つけて、愉快なというか昔懐かしい表情が特徴の人形作家の展示施設があるのを知った、女房に教えたら見物していきましょうとなりました。歩いてもすぐらしいので城址公園に車を置いて、でも人形館にも無料駐車場がありました、ほかにも途中に無料開放の駐車場があったので飯山では観光客用に便宜を図っているようで親切なことですね。
人形館はそれほど広い施設ではなかったが期間を区切って展示替えをしているようです、この日はTV撮影が入っていて、こちらにもカフェが併設されていて撮影関係者が集まっていましたよ。
左が高橋まゆみ人形館
隣接のお土産と食事処が入っている棟
パンフレットより
展示会場内は撮影禁止なので、ミュージアムショップ脇に写真撮影コーナーが別途設けられていた
そのあとちょっとだけ市街中心部まで歩いてみたが、昔と大きくは変わっていないみたいで、途中にあった以前にも立ち寄ったことがある伝統産業展示試作館までで戻ることに、こちらには黄金のトイレなるものがあってそこで用を足しただけ、展示室ではゴールデンウイークからの本格営業の準備中のようでしたよ。
飯山は寺の町と詠っていますが、大型寺院と言うよりこざっぱりした寺が多かったみたい、仏壇の店がやたらに多かった記憶が、もう一つ何かがと思っていたが派手じゃないのがいいのかもしれません、唯一賑わうであろう菜の花祭りはもうじきですね。
雁木がある中心部
伝統産業展示試作館
黄金のトイレは昔からあった
昼時となって城址公園駐車場に戻りながら、人形館隣にも食事処があったから何かは食べられるだろうと思っていたら、その途中で住宅みたいな家の前にヒッソリと置かれた看板が目に留まり、玄関にあった小さなランチメニューを見たらお手頃なフレンチらしい、これはちょうどいいと食べていくことに。
ランチのメインの肉料理は豚肉と鶏肉から、魚料理は今日はヒラメとか、初めてで豚肉と魚と種類を分けて注文、そのほかはコーヒーだけを追加、これがチャンとした料理でコストパフォマンスが高いです、自家製パンはこんなに出されても食べきれない、残ったパンはお土産にだって、知っていれば初めに追加はいらないと言っておいたのに。
住宅みたいなレストランの樹庵
ランチメニュー
サラダ
このあとさらにパンが出てきて、出しちゃったものは持ち帰りにとなってしまって
魚料理
豚肉料理
コーヒー
飯山も久しぶりに来てみたら落ち着いた信州らしい土地柄でホッコリとしますね、季節を選べばまだいろいろあるかも、食べるところも見つけたし、北信州ではここも含めて二、三ヶ所ぐらいを組み合わせて巡る手がありますな。
さらに南下してくれば中野市、IC近くにあるオラッチェという農産物直売所に立ち寄って、ここは何でも108円という格安果物野菜などとにかく安い、それに山野草などの苗も必ずあって園芸店などより安いと思います。
オラッチェ
この後の国道筋ではめぼしいものは見当らず、道の駅の一つもありませんでした、どうしてかなぁと、長野から千曲そして上田に、ここまでくればよく知ったる土地、それではと春日温泉まで直行することに。
蓼科山が見えてきました
この道の最奥でさらにその先は山道にという場所に春日温泉があります