ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

軽井沢の山荘の掃除を兼ねて温泉二泊の旅 2018.4.12(木)~14(土) 3/6 野沢温泉外湯巡り

2018-05-15 13:34:41 | 旅日記

  渋温泉では外湯七湯全部を制覇したが、野沢温泉は十三湯ということと、もらった地図で見るともっと広いところに分かれているようなので、一泊しただけでは全部を回れそうもないなと、それでも夕方までと翌朝とできる限り回ることにして、結局入ったのは九湯まで、宿から離れた場所にあった四湯には回れきれなかった、次回のお楽しみとしておきましょう、それと別途有料の日帰り温泉が一つだけあったがそちらは休業中でこれも次に来ることがあれば。

 外湯十三湯は冒頭写真のパンフレットのように薬師三尊と眷属十二神将が配されていて、十二神将は干支も配されています、まずは薬師三尊に准えられている代表格の大湯からと、宿から坂を下りてまた登ってと、宿では下駄じゃなくサンダルが用意されていたが、これが坂道では歩きにくくて、トボトボと歩く姿は疲れて湯治に来ている老人そのものではなかったかと。

 泉質はどれも硫黄泉系でナトリウム・カルシウムー硫酸塩泉とされている湯も少し、それぞれの源泉は違っているようで成分量が少しずつ異なるみたいであったが、温泉分析書は半分ほどだけに掲示、また中には名簿が書かれていて当番制で掃除が行き届いているようです、地元の地域別で管理されていることが分かります。

 また渋温泉と違って宿泊客だけでなく一般にも開放、でも宿泊者以外は寸志を神将像の下の箱に入れてほしいと書かれていたが、基本は無料開放と豪儀なことです。どこも熱い湯なので我々は水道水で薄めないと入れません、地元の人は入れるようになったら止めてと言っていたが、皆さん熱湯に慣れていますねぇ、二ヶ所ばかりにはご丁寧に熱湯とぬるめの二槽も並んでいたが、熱湯には到底入れませんでしたよ。ちょうど何人かが入った後だとラッキーです、それなら何とかそのままで入れますから。

 以下は入浴した順序に、この時期は閑散期らしく入浴する人は少なくて、ほとんどが地元の人ばかりであったが一人だけ外人さんも、英語がしゃべれないお爺さんが手ぶりで入り方を教えていたが、彼も頑張って熱い湯に浸かっていましたよ。

                       大湯

                         松葉の湯

                         松葉の湯の内部

                         十王堂の湯、これだけが造りが違っていて中も洋風のタイル浴槽

                        河原湯

                   河原湯の内部、ほとんどどこも同じような浴槽となっています、着替えはすぐの壁側で

                         河原湯温泉分析書

                 真湯、多くは無色透明だがここだけが湯の花が多く浮かぶ、最近湯音が下がっていたが回復してきているとか、ここは薄めずに入れました

                         真湯温泉分析書、単純硫黄泉

 以上が第一日目、次からは翌朝に入った温泉です。

                 滝の湯

                         小さなそれぞれの十二神将像がどれにも

                 熊の手洗湯、こちらも薄めずに入れました、中にはこういう源泉もあるのかそれとも引き湯なのか

                 上寺湯

                       上寺湯、含硫黄ーナトリウム・カルシウムー硫酸塩泉

                 麻釜湯

                 野沢温泉街マップ、迷路のような道路で地図がないと迷ってしまいそう

 結局は町の右半分にある外湯には入れませんでした、一番大きいという中尾の湯のほか新田の湯、横落乃湯、松葉の湯、これらは次の機会にでもと、温泉フリークを自任する僕としては大自然の中の温泉もいいが、こういう湯の町風情の小さな湯巡りも楽しいものですよ。

                 

 

 


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