
この前に蕾段階を載せた草花たちが段々に咲きだしてきて、夏場はそんなには多くは咲かないのだけれど、それだけにヒッソリ、ポツン、ポツンと咲く山野草は楚々としていていいものだ。
冒頭写真はこの前には蕾だけだったレンゲショウマに一輪だけ花が咲きだした状態のもの。下の写真はそのあとにもう一つ咲きだした段階で、このあと次々に咲いていってくれるだろう。
次は以前に一輪だけ咲いたときにアップしたユウスゲ(アサマキスゲ)が2番目の花を付けたもの。まだ蕾が残っているからこのあとも咲いてくれるだろうが、花の命は短くてというように丸一日も持たなくて、それも夕方がメインで夕方のキスゲということなんだろうね。
赤味があるオレンジ色の花はフシグロセンノウソウ、今になって最初に花を付けた一株がこれ、昨年より一週間以上は遅い開花じゃないかと思う。
キキョウも最初の一輪が咲いてくれたが、周辺の地元農家の庭などではとっくに咲いているのに我が山荘は遅い開花だねぇ。まだ他の株は蕾のままだ。
以前にアップした化け物みたいに大きなオオバギボウシの花は終わってしまっているが、それらより小さくて花の色が濃いギボウシが咲きだした。この種類も近在の農家の庭でよく見掛けるが、林内で自生しているものもかなり見つかる。
最後は草花ではないがタマアジサイで、これもやっと咲きだした。この辺りに自生するアジサイの中では花の姿と色が一番きれいで特徴があると思う。