2014年元旦は昨晩が寝るのが遅かったからやや遅めの6時半ごろに起きて、ゴン太の散歩だけは済まして、この日だけのお雑煮の食卓となったのはほぼ8時、いつもよりも1時間ほど時間がずれての一年の始まりとなった。年の初日だけはお餅を食したあとは村社などへの初詣へと、一応は新年のお祝いをということにはしているものの、それだけぐらいですぐにいつも通りの生活に戻ることになるはず、もうお正月だとハシャグような齢じゃないものね。
我家ではお節料理というものはほとんで作らないし買わないしで、チョッピリ真似事ぐらいの惣菜に、一日だけのお雑煮で元旦の朝を済ましている。お雑煮の内容は冒頭写真のように関東風です。但しそれに使う塗り椀だけはかなり凝ったものが毎年一度だけ使われることになっていて、外観は黒塗りだけなのに内側は螺鈿入りの鳳凰の蒔絵と、見事だしお目出度い絵柄だしで、年に一回だけというのは可哀そうだが、普段はこういう食器を使う場が無くて。
我家の元旦の朝食では僕だけは栗きんとんは無しで
お雑煮の塗り椀の内側
食べ終わるとその下にも
朝食後しばらくノンビリしたあと10時頃に初詣でにと、もう何年来も続けてとなっている村社に、午前中のこの時間帯だと階段下の道路までの行列は出来ていなかったが、階段を登ってすぐで参拝客の最後尾に並ぶこととなった。以前はこの時間だと待ち構えていた神主さんがお祓いをしてくれたものだが、ここ数年は居られなくなったのは残念ですね。毎年ここでは車にぶら下げる交通安全のお守りだけは買うんですよ。
駒林神社1
駒林神社2
今回はやや早目の参拝となったので昼までには間があるからと、日吉という地名の由来となったと言われる日枝社がある天台宗の金蔵寺にもお参りしていくことに。正月期間中は横浜七福神の寿老人ともなっているから遠くからも巡ってくるお寺で、この地域では一番格式があるそうで、境内には徳川家康秀忠親子が寄進したという梵鐘があって、初詣で客はそれが撞けるんですよ、但しあくまでも間をおいて丁寧にということだけど。
金蔵寺
鐘楼
かくて本年は元旦の午前中で正月行事の大半は済ませたような気分となった。
話変って、大みそか恒例の紅白を今回も最後まで見てしまって、というのもこの一年でどういう歌手のどんな歌が流行ったのかを知るためにと、しかしお初にですねというのがこれも大半であった、ということで「紅白で 世間に遅れた 我が身知り」といった句が思い浮かんでしまったな。さらに総合司会にアサイチの存在感で選ばれたと思われる有働アナの衣装はイケマセンでしたねぇ、女房はキャバレー衣装だと酷評していたが、総合司会というのは奥に控えて重々しくといった存在ではないんですかね、数多の芸人のハデ衣装の合わせなくてもと、最近のNHKは出場歌手の選択なども総じてミーハー向きになっちゃっているようで、国民的娯楽番組ならもっとベテランもと思うけど。ベテランでは北島三郎の紅白卒業だけはこれまたハデにやり過ぎの感が、この調子だと同時間帯の7チャンネルのナツメロに移ってしまう人も多くなってしまいませんか。