ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

信州の山荘小屋、建替えの記 K  設備工事打合せ

2010-08-19 10:06:38 | 信州日記
 来週大きな建前があって工務店傘下の大工さん達が総出でかかるため、数日こちらの大工工事を空ける間に設備業者を入れたいからと、先だっての月曜からすぐ次の土曜日に軽井沢に向かう。
 その前日には染付大鉢の穴あけをコンクリートボーリングの専門業者の所に持込み、裏側は少しばかりハマ欠けがでたものの径42mmで見事に抜き取り成功させたものを持参する。
             大正ぐらいの染付鉢を 
 やや早めの7時過ぎに家を出て例のサイボクに9時少し前に到着していつもの豚肉やソーセージ類から野菜を買い込み鶴ヶ島ICからまた関越に乗り、さらに松井田で降りて五料茶屋近くの農産物直売所にも寄道してタラの芽や花ワサビ、クレッソン、ウドなどの春の味覚や切花などを買い込む。いつもながら一つの目的だけで出かけるなんてことはしないのが我々の流儀なんですから。
 一般道碓氷バイパスから軽井沢に入り、旧軽のフランスベーカリーでパンを買い、帰りに温泉でもと考えていたので時間の節約と昼もここで簡単に済ましてしまう。ツルヤに回って12時半に現地に到着すれば、昼休み中に工務店の社長と設備業者ももう到着して待ってくれていた。
             ジョン・レノンが買っていた店で店内に写真が 
 早速冬場の使い方を聞きながら、やはり凍結防止電熱線のランニングコストはバカにならないという話に、夜間の水使用はトイレだけにしてその他は夜間凍結栓から排水するような仕組みをとってもらうようにする。でもそれには自分で機器の水抜き作業ができるようにしなけりゃならないんだけど、昔は設備が貧弱だったからどうともなったのに、今はボイラー、食洗器、ウォシュレットなどと機能が進んだ分だけ複雑になって難しくなっちゃったから大変そう。
 床暖房の配置は現地で型紙を仮敷きして一部を変更して減らしてやり、居間台所とバックヤードと寝室の3系列で使い分けてできるようになどと打合せをした後、持参の鉢を取り出せば上手く穴が明きましたねぇ、時々植木鉢を使ってくれということはありますがこういう鉢もいいですねぇと。排水金物も見せればやり方はさすがにプロでよく分かっているのに一安心、どちらに常滑焼のやつと使い分けるか、やはりもう少し進んでから決めましょうということに。
 食洗器を置く場所なども相談し、早めにレンジなどと共に横浜で買ってくると言えば、サイクル対応だけ確認してくださいという。またこの日は設備業者の手配だけでなく、以前に持込んだ木材や欄間なども会社から運び込んであり、造作大工さんが手描きした台所パースとキッチンユニットのカタログとを見比べ確認しながら、食堂カウンター取付用の柱を居間中央近くに配して、上部欄間や一枚棚板をそれに繋げてキッチンコーナーを構成する形を納得し、奥の厨房器具置台や吊戸棚の詳細なども決定する。
 前回持込んだ鏡類などを社長に見せ、2階手摺の組格子欄間や塗盆の組込み方法を再確認、3枚の木材の使い方も皆で決めれば、囲炉裏の上に今会社に置いてある大八車を天井から吊りませんかという新たなご提案。あまりに大きいとなるとどうなんだろうと言えば、次回にでも持ってくるから見てください、預かっている照明器具などとも一緒に実際の場所でどうするのが良いか決めましょうということに。じゃぁ次回は床暖工事の開始に合わせ電気業者も入れて打合せをと、よその建前の終った後の20日の水曜日を約束して打ち合わせを終る。
 今回もいい天気で直前の月曜日が雪だったなんてウソのよう、数日の暖かさにあんなにもあった積雪が北側の日陰に少しばかり残っているだけなんて信じられませんね。工事の方もまだ一週間も経っていないのに間仕切工事が順調に進み、一階の寝室天井板張りも完了(冒頭写真)して内部階段は我家より幅があるものが出来上がっている。最初の基礎工事をやっていた土工業者がデッキへの外階段の基礎を工事中などと着々と進捗しつつあるものの、完成は5月いっぱいかなと思いつつこれは口には出しませんでした。
            左官下地はあと一歩
 午後2時を過ぎて碓氷バイパスを降りて、旧碓氷峠側にやや戻った坂本にある公衆温泉の峠の湯でひとっ風呂浴びる。この温泉は奥にある霧積温泉とは泉質が違うようで、妙義のもみじの湯と同じく塩分の濃い温泉であるが、もっと温泉特有のヌル感が強く、さらにサウナもあり、レストランなども完備しているのでかなり賑わっているが、このシーズンは観光客はまだ少なくてゆっくりとゴルフ場に続く風景や森を眺められる露天風呂に浸かる。ああいい風呂だった、今日もいろいろやり過ぎだったかなと女房と話しつつ一路家路につけば、都内の最後で瀬田付近からがひどい混雑となり、7時過ぎにようようのことで帰り着き、夜は山菜類の天ぷらにサイボクの骨付ハム切落とし、昨日のチゲ鍋の残りで済ますこととなりました。

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