
軽井沢の山荘は古民家風に建ててもう10年になるが、山荘だから当然に床の間などは無くて、壁面にはいろいろと絵や版画などの額を掛けているが、飾り台となる特別な設えも作らなかったので、TV台に活用している古箪笥の上が目立つ場所での唯一の棚となっていて、なんでもかんでも小物飾りを並べて女房の顰蹙をかっているのです。
冒頭写真は今年の7月の状態で、次がこの8月の状況、違いはブルーレイレコーダーを買ったので置場を入れ替えただけ、飾っているものの内容は同じです。置台となっているのは古い桐箪笥の上下を左右に置き換え、その上には昔の洗い張り板を2枚おいて補強したもの、その上に着物の帯を敷いていてちょっとばかりオシャレにしたつもり、それがこんなに置かれちゃうと台無しとは女房の弁。
一番多いのはスペインのミニドール、これは横浜の階段箪笥の1段も占拠しているが、和の場所にもシックリして面白い手づくりミニ人形だと思って僕は気に入って、これと同じ人形を丸子国際音楽村にあるスペイン料理の壺屋で飾られているのを見つけて、訊けばわざわざスペインから持ち帰ったとか、我家の方が数が揃っています、すべて違う人形となっているんですよ。
ほかには郷土玩具や土人形なども、一番滑稽なのはおじぎしている福助とおかめかな、iいやお多福でしょうね、これだけは異質ではあるがお遊びで。
上の左半分
上の右半分
古民家風ということで神棚風にする場所は無いかと敢えて決めたのが台所の造りつけの棚の上、ちょっと目立たない上の場所ではあるが南向きでちょうどいいと、神棚と恵比寿大黒は僕の実家の浜松からもってきたもの、お神酒徳利は後から二組揃えました。恵比寿大黒は家が商売をやっていたからで、親父はこれらを毎朝拝んでいたけど僕はそれほど信心深いわけでは無くて、でもこういう雰囲気は嫌いではありません。さらに台所ということで今出来の竈神様も、加えて仏様ミニチュアまでも、神様仏様となんでもありが日本ですから。
神棚風に、恵比寿大黒の紙は毎年新しく張り加えていたが、浜松の家は戦後早くに戦災から建替えたから、これらは70年近くなるのかも
ほかにはトイレ内の棚にもいくつか小物を並べているが、写真から臭いが発つといけないので割愛します。