般若心経

写経
四国八十八ヶ所

般若心経

2017-03-31 | Weblog
1686

稲庭うどん

 30年ほど前のこと、職場近くのデパートの地下に稲庭うどんの店があり友人と一度だけ入ったことがあります。つやと腰のある細目のうどんで、店の造り、器などから見ても”気品の高いうどん”というイメージが残っています。
当時出始めたセルフ方式の讃岐うどんのかけうどんが一杯150円くらいのところ、たしか稲庭うどんのかけうどんは一杯600円、てんぷらうどんは1000円を大きく越えていたと思います。
 先日NHKで1996年に放送された「稲庭うどん」がアンコール放送されていました。
(全国うまいもの名鑑 山里に伝わる手づくりの技 稲庭うどん~秋田県稲川町~)
江戸の初めから殿様への献上品として伝えられてきたこのうどんは、今でも足で踏みこんだりすることなくすべて手作業による干しうどんです。
こね、切り、捻り、平打ち、熟成、延ばし、乾燥、一連の工程が終わるまで4日がかかり、出来上がった干しうどんを一本、一本手でより分け検査し、製品として出荷されるのは仕込みの量の7割になります。値段が高いことも納得できます。
木箱に詰められ高級贈答品として人気があるそうです。
 ところで、讃岐うどんは今ではほとんど機械化され、足でこねることはないようですが、昔はすべて足で踏み込んでいました。
昔、讃岐のお殿様がお召し上がりになられたうどんは果たしてどのようにして作られていたのでしょうか。足で踏まずに手でこねていたのでしょうか。とするとお殿様は庶民とは異なる食感、のどごしのうどんをお召し上がりになられていたのかもしれません。テレビを見ていてふと疑問に感じました。

般若心経

2017-03-29 | Weblog
1685

鳩摩羅什 法華経の来た道 (佼成出版社)



 今年1月に刊行されたこの本は2010年に急逝された立松和平氏の未完となった作を息子の横松心平氏が引き継いで執筆した長編小説です。
 鳩摩羅什《くまらじゅう》は玄奘三蔵とともに仏典の二大訳聖の一人として知られており、漢訳した経典は数百点に及び、中でも法華経(妙法蓮華経)は名訳といわれています。また般若心経は玄奘三蔵訳のものがよく知られていますが、その250年ほど前に鳩摩羅什も漢訳しています。
 物語は現代の一人の青年が法華経に出会い、鳩摩羅什の足跡をたどることになる話と、約1600年前の羅什の父鳩摩炎の話から羅什の誕生、成長、修行、経典の漢訳へと至る話が織り交ぜて展開されます。併せて長者窮子《ちょうじゃぐうじ》、良医治子《ろういじし》、諸法の実相などの法華経のお話、また『願以此功徳 普及於一切 我等与衆生 皆共成仏道』によせる羅什の思い入れなどが随所に取り入れられており、興味をそそられながら読み終えました。

【最後の結び】

 鳩摩羅什が漢訳した「妙法蓮華経」は、馬の背に揺られ、山脈をおりてきた風に吹かれ、水田の緑の間を抜け、朝鮮半島にもたらされた。さらに時を経て船に乗せられた経典は、荒れ狂う波を乗り越えて、日本に上陸した。
 千六百年たった今なお、「妙法蓮華経」は訳されたそのままの形で読み継がれている。
 鳩摩羅什が生涯を懸けて磨き上げた一字一句が、私たちの手元にあることの驚きと喜びは、日々、新鮮なものである。


般若心経

2017-03-27 | Weblog
1684

ジーンズ

 従兄よりジーンズの新しいパンツをもらいました。
私の町は国産ジーンズ発祥の地といわれ、この一月、国会で安倍首相の施政方針演説の中でも紹介されたジーンズの町です。
しかし、実をいうと私はジーンズを穿くのはこの年になって生まれて初めてのことです。
 私の子供のころはジーパン(Gパン?)と云っていました。
今では子供用のジーンズもありますが、その頃は職人さんの丈夫で長持ちのする作業着でした。
50年ほど前のこと、職場の後輩が寮で新しいジーパンの繊維をばらしたり、切れ目を入れたり、サンドペーパーをかけていました。
質素倹約、ものを大切に、すべてのものには神様が宿っておられると小さい頃から叩き込まれた私の脳裡には、新しいものに態と傷をつけている彼の行為は、なんと愚かなことをしているのだろうかとしか写りませんでした。
 ところが、現在では縫製工場できれいに仕上がった製品に皺をいれ、古びた感じを出すように加工をする専任の技術者もいます。
今から考えると彼は時代の最先端を走っていたのかもしれません。
 もらったパンツを穿いてみました。案外足にフィットして穿きごこちよく、ぴったりしているわりに曲げ伸ばしも自由にできます。紳士服一級技能士の従兄も「一度穿いてみろ、一度穿くと他のパンツは穿けなくなる」と言っていました。
 町を歩いてみました。春の風とともに少し若者の仲間入りをしたような気がしました。

安倍首相の演説 (1/20首相官邸ホームページより)
 一日平均、二十人。人影が消え、シャッター通りとなった岡山の味野(あじの)商店街は、その「壁」に挑戦しました。
 地場の繊維産業を核に、商店街、自治体、商工会議所が一体で、「児島ジーンズストリート」を立ち上げました。三十店を超えるジーンズ店が軒を並べ、ジーンズ柄で構内がラッピングされた駅からは、ジーンズバスやジーンズタクシーが走ります。
 まさに「ジーンズの聖地」。今や、年間十五万人を超える観光客が集まる商店街へ生まれ変わりました。評判は海外にも広がり、アジアからの外国人観光客も増えています。

般若心経

2017-03-25 | Weblog
1683

電車の中で

 四国から帰るとき電車で瀬戸大橋を渡ります。一駅15分ほどの区間、約30分に一回快速電車がやってきます。
その間立っていても疲れるというほどのことはなく、少々の電車の揺れにも耐えられることができるのですが、座席に座ってぼーっとして海に沈む夕日をながめていると、一日の疲れもなくなるような気がして、あの感覚が好きで味わいたく、いつも電車到着の15分位前にはホームに出て並んで待っています。するとほぼ確実に座ることができます。
 先日、駅に着くと電車の発車時刻5分前、次の電車を待つのも時間の無駄と飛び乗りました。
日曜日であり、座席は満席、かなりの人が立っています。
出入り口付近で杖に少し体を預け、なんとなく外を見ていると、疲れもあったのでしょう、心地よい眠気に見舞われ、立ったまま体がかるくこっくりと揺れたような気がしました。
そのとき、腕をトントンとたたかれ、「どうぞお座りになってください」と若い女性。少し離れた座席を指差します。わざわざ席から立ち上がってきてくれたようです。
やさしそうなその女性の好意は十分わかり、うれしかったのですが、「ありがとうございます。つぎで降りますので」と 断わりました。後10分足らずの間席を譲られて、すぐ下車することがとても年をとっているように見られるような気がしたのです。
 断った後、電車が到着するまでの間、なぜ素直に座らせてもらわなかったのか、ありがたく好意を受けるべきだった、それこそ年をとった頑固さの証しではないかと後悔の念しきり、眠気も覚めちょっと気落ちしました。
電車が駅に到着し、降り際にその女性に軽く頭を下げたところ、その女性もにっこり笑って頭を下げてくれました。少し気が軽くなることができました。

般若心経

2017-03-23 | Weblog
1682

チンゲンサイ全滅

 畑にむくどりがやってきて、チンゲンサイが全滅。

 二、三日の間の出来事です。
葉がもっこりとして、ちょうど食べごろと思っていたのですが、むくどりも美味しかったのでしょう、きれいに食べています。
またサヤエンドウと種を採ろうと残していた大根の葉の先端部分の柔らかいところがほとんど食べられてしまいました。
見ていると隣の畑を含め大きなむくどりが多いときには10羽近く来ています。パンと手をたたくといっせいに飛び立ちます。
おどしのためテープを張ってみましたが、まったく効果がありません。
ホームセンターで防鳥ネットを買ってきて、かろうじて残っているサヤエンドウの周りに張ってみました。
すこしでも回復すればいいのですが。

般若心経

2017-03-21 | Weblog
1681

JR宇多津~讃岐富士~JR坂出

 3月19日、朝から真っ青な空です。久しぶりに讃岐富士に行ってきました。
連休中日の日曜日とあって大勢の人が登っています。徳島、愛媛、福岡ナンバーの車も見えます。




丸亀市土器町 渡辺
店の前に十数人並んでいます。見ると開店は11時、 ちょうどその時10時54分、入ってみました。

かけ小 \250 とり天 \150
高瀬の警察署前に同じ渡辺といううどん屋さんがあります。どちらもえび天が器に入りきらないおおきな木の葉形で器の上に載っています。同じ系列のお店かもしれません。

般若心経

2017-03-19 | Weblog
1680

最後まで残った空海の道

 吉野川市よりウォーキングの申込書が送られてきました。
5月21日(日)、 四国八十八ヶ所11番藤井寺から12番焼山寺を経て、麓の鍋岩まで15.6キロのコース。このコースは「一に焼山《やけやま》、二にお鶴、三に太龍」といわれる徳島県三大難所の一つです。
毎年500人の募集があり、スタート地点の藤井寺の境内は老若男女、人でいっぱいになります。
今年も行ってみようと思います。
申し込み期間が4月1日~4月15日ですので、とりあえず参加料の払込みとホテルの予約をしました。


般若心経

2017-03-17 | Weblog
1679

大人に刺さる園児の名言 (東邦出版編集部)


新刊書 楽しそうなので借りて読んでみました。
なににも染まっていない園児たちの日常の言葉を270以上収録。
パッとひらいたところを3つ4つ。

☆ 娘の面白い発言や、かわいいしぐさをしたときの話を職場の人によく披露します。
母「今日も、あんりの話を職場の仲間にたくさん話したよ」
子「うれしい!でもお母さん、じまんばなしは2回まで。
3回めになると、みんなあきちゃうから」
(4才・女・あんり)

☆ 両親のケンカを見てひと言。
「はぁ~。大人になったら僕もこうなるのか・・・・・・」
(5才・男・るきあ)

☆ 切り分けたカボチャの煮付けが大きすぎたらしく、
「お口に合いません!」
(5才・男・マコト)

☆ 風に舞う葉を見て、
「はっぱが、追いかけっこしてるね」
(3才・男・啓吾)

おもしろくて一冊あっという間に読んでしまいました。
毎年一冊発行されるようです。

般若心経

2017-03-15 | Weblog
1678

切干し大根

 昨年蒔いた大根は百円ショップで買った「おでんだいこん」という種ですが、葉の裏にとげがなく、葉や茎(葉柄?)はそのままでも食べることができます。毎日1本ずつ抜いていました。
ところが大きくなりすぎてところどころパリパリと割れてひびが入りだしました。
もったいないので切干し大根にしました。




12日の五岳山五智如来のニュースが四国新聞に掲載されていました。
四国新聞

各山と如来
 香色山  阿閦如来   75番善通寺
 筆ノ山  宝生如来   74番甲山寺
 我拝師山 大日如来   73番出釈迦寺
 中山   阿弥陀如来  72番曼荼羅寺
 火上山  不空成就如来 76番金倉寺
 
金倉寺かわら版


般若心経

2017-03-13 | Weblog
1677

3月12日
JRみの~五岳山~善通寺~JR丸亀

いろいろなことがありました。
☆ 出釈迦寺護摩祈祷日

☆ 七十七歳喜寿
 偶然二人の77歳の人に会いました。
 出釈迦寺参道 松江から歩き逆打ち、昨日は善通寺に宿泊、今日は本山寺までは行きたいとのこと。
 大坂峠 地元の方が休んでおられました。天気がよいのでふらりと来たそうです。

☆ 大阪から来たという15人ほどの中年女性のパーティ
大阪から自動車で善通寺まで来て五岳山に登り鳥坂からコミュティバスで善通寺まで帰る予定
徳島来た20人ほどのパーティ
地元の10人ほどのパーティ
その他単独大勢

☆ 五智如来
五岳山各山頂に五智如来完成 12日開眼法要

火上山  不空成就如来

中山    開眼前 阿弥陀如来?
我拝師山 開眼前 大日如来?
筆の山  宝生如来

香色山  阿閦如来
傍の傘のついた柱は絵馬掛けです。

☆ 出釈迦寺鐘楼完成

5月に落慶法要が行われる予定だそうです。

一日中よい天気で気温は低かったのですが、登り坂では汗が出てきました。