般若心経

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2017-03-09 | Weblog
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塩分とナトリウム

 塩分は血圧を上げ、腎臓や心臓に悪影響を与えると云われ、塩分の摂りすぎには注意しましょうと新聞、テレビなどのメディア、健康教室などのイベントなどありとあらゆる機会に聞かされます。
厚生労働省の1日あたりの塩分摂取量の目標値は8g、学会の推奨値は6gとか示されています。
健康面から示されているこれらの値はすべて塩分の値で表示されています。
ところが、食品に含まれる塩分はほとんどナトリウムとして表示されています。
なぜ、塩分量として表示しないのでしょうか。いつも不思議に思っています。
塩分の量はナトリウムの量の2.54倍になります。
たとえばインスタントラーメン1個に含まれるナトリウム量はメーカによっても差はありますが、2~2.4gです。これを塩分量で表せば2.54倍して5~6gとなります。一日の目標値の半分以上になります。暗算の得意な人は別としてナトリウム値では直感的にすぐ塩分の量を判断することはできません。

塩分相当量(g)=ナトリウム量(g)×2.54
私がいつもやっているこの計算を簡単にできる方法を紹介します。

1.ナトリウムの量を10倍します。
2.その値を2で割ります。
3.再度2で割ります。 その答えが塩分相当量です。

たとえばナトリウム2.6gのカップラーメンの場合
10倍して26
2で割って13
再度2で割って6.5g が塩分相当量になります。

『10倍して2で割り2で割り』

簡単に計算できます。試してみてください。
(4/100の誤差はあります)