「め」の前は?
5月2日、探偵ナイトスクープの最後の御依頼は” 「め」の前は?”でした。
数字の「7」の前は?と聞かれるとすぐに「6」と答えることができます。
しかし、ひらがな五十音順で「め」の前はと聞かれると、すぐに「む」と答えられる人は少ないのではないでしょうか。
依頼者は大阪の45歳になる男性。
五十音順でひとつ前の文字を瞬時に答えることのできる方法の依頼です。
真栄田探偵が調査に乗り出しました。
アナウンススクールの先生、大学の言語学専門の先生、からアドバイスをもらい母音であるaiueoを基本にしてひとつ前を導き出す方法を見つけます。
最終的には連続文字「ちめりふわす」から「たむらひろし」を答えることのできるまでになりました。
五十音順は小学校前から習っていますので誰でもすらすら言えます。しかし、逆からはおそらく誰も試したことさえないでしょう。結局は覚えればよいのです。
この方法を覚えてもおそらく何の役にもたたないでしょう。しかし、私はこのようなことが好きです。
散歩のときに挑戦してみたいと思います。
今年の暮れくらいまでにはできるように。
なおこの番組に出演された大学の先生は近畿大学石井隆之名誉教授です。
以下Wikipediaの石井隆之名誉教授の項からの引用です。
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理想の英語教師像と「虚往実帰」
石井は、英語教師の理想像について「TEACHER」の頭文字を用いて、以下のように述べている。
①Translator=訳者 (翻訳ができる人:英語と日本語の架け橋的な存在)
②Entertainer=役者 (学ぶ者を楽しませる人:授業はおもしろく)
③Astrologer=易者 (学ぶ者の未来が分かる人:生徒の相談に乗ることも必要)
④Caretaker=侍者 (学ぶ者を手助けする人:生徒に寄り添う姿勢が大切)
⑤Holy person=聖者 (清い心をもって仕事をこなす人:教師はよく聖職と言われる)
⑥Enthusiast=猛者 (情熱をもって仕事をこなす人:熱心に教え、同時に楽しむこと)
⑦Researcher=学者 (教える内容に対して探求心を持つ人:勉強と研究を愛する人)
また、教育者としての座右の銘は「虚往実帰」と述べている。これは、空海が師である恵果和尚について「空しい状態で恵果和尚のもとへ訪れた人が、心を充実させて帰っていく」様子を述べた言葉で、教育者として学生が充実した気持ちで教室を後にするような授業を心掛けてきた、という。
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