般若心経

写経
四国八十八ヶ所

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2017-03-11 | Weblog
1676

瀬戸内倉敷ツーデーマーチ (第一日目)

今年はツーデーマーチが始まって30年目になります。
また今年は3月11日と12日の開催で、11日は6年前の東日本大震災の日に当たり、開会式の中で震災犠牲者の方々に1分間の黙祷を捧げました。

新熊野史跡コース 20km






ツーデーマーチ、明日は第二日目ですが、ちょうど12日は旧暦の2月15日、四国七十三番出釈迦寺の縁日です。どちらにしようかちょっと迷いましたが、出釈迦寺に行ってきます。

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2017-03-09 | Weblog
1675

塩分とナトリウム

 塩分は血圧を上げ、腎臓や心臓に悪影響を与えると云われ、塩分の摂りすぎには注意しましょうと新聞、テレビなどのメディア、健康教室などのイベントなどありとあらゆる機会に聞かされます。
厚生労働省の1日あたりの塩分摂取量の目標値は8g、学会の推奨値は6gとか示されています。
健康面から示されているこれらの値はすべて塩分の値で表示されています。
ところが、食品に含まれる塩分はほとんどナトリウムとして表示されています。
なぜ、塩分量として表示しないのでしょうか。いつも不思議に思っています。
塩分の量はナトリウムの量の2.54倍になります。
たとえばインスタントラーメン1個に含まれるナトリウム量はメーカによっても差はありますが、2~2.4gです。これを塩分量で表せば2.54倍して5~6gとなります。一日の目標値の半分以上になります。暗算の得意な人は別としてナトリウム値では直感的にすぐ塩分の量を判断することはできません。

塩分相当量(g)=ナトリウム量(g)×2.54
私がいつもやっているこの計算を簡単にできる方法を紹介します。

1.ナトリウムの量を10倍します。
2.その値を2で割ります。
3.再度2で割ります。 その答えが塩分相当量です。

たとえばナトリウム2.6gのカップラーメンの場合
10倍して26
2で割って13
再度2で割って6.5g が塩分相当量になります。

『10倍して2で割り2で割り』

簡単に計算できます。試してみてください。
(4/100の誤差はあります)

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2017-03-07 | Weblog
1674

津波とお遍路さん


 今年もまた3月11日が近くなり、新聞、テレビで津波に関する報道が多くなってきました。
 今、朝日新聞に『てんでこ 南海トラフ』というルポが連載されています。
先日、高知県黒潮町の津波について「黒潮町に想定される津波の高さは34.4メートル、日本一」という記事がありました。
黒潮町は高知県の南西部に位置します。
順打ちで八十八ヶ所を歩くとき、須崎より太平洋を離れ内陸部へ向かった道は37番岩本寺より南へ進むとすぐ黒潮町に入ります。しばらく歩くとまた海辺に出て広く青い海と美しい白浜と松林を左に見て歩くことになります。延々と続く松林はおそらく防風林として人間の手で植えられたものでしょう。
あの広々と長く続く松原にもし34.4メートルの津波が突然襲ってきたら、そのときどうすればよいか、まったく想像することすらできません。
 四国の太平洋沿岸をお遍路で歩いていても、いたるところで避難場所、避難場所への方向や地図、道路の標高等、津波に関する表示を見ますし、宿や休憩所でも話題にあがります。最近のお遍路の地図には津波に関する注意事項が掲載されています。
室戸から足摺にかけて太平洋側の平地には避難タワーがあちこちに建てられています。昨年10月に室戸から高知を歩きましたが、前回よりも増えているようです。
 お遍路さんのなかには「いつも避難する場所を考えながら、歩いている」という人がいる一方「今後何十年に何十パーセントの確率といっても、今日遭遇する確率は微々たるもの、そんなに心配しなくてもいい」とか「心配してもどうにもならない、遭ったら遭ったとき」とかいう人もいます。人間の考え方は人それぞれだと思います。
 私は歩いていて、どちらの考えも頭の中にあったような気がします。避難タワーが見えれば、もし今津波が来たらあそこまで走るとか、避難場所の表示が見えたら覚えておいてこの先でもし津波が発生したら引き返して来るとか考えていました。
その反面、左は海、右はコンクリートの高い 擁壁が何百メートルと続いている、このような場所では、考えてもどうしようもないな、あきらめるしか仕方ないなと、なにか一端の悟ったような気で歩いていました。
あきらめるとは言うものの、そのような場所でも、もし実際に地震が発生したら、荷物をかなぐり捨て、擁壁によじ登ることができる場所を探して一目散に走りだすかもしれません。いや多分そうするでしょう。

 春になりました。地図を前になかなか日程の都合のつかないお遍路、あれこれ思いをめぐらせています。

黒潮町 砂浜美術館
私たちの町には美術館がありません。うつくしい砂浜が美術館です。



【写真】 避難タワー








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2017-03-05 | Weblog
1673

 図書館の新刊書棚に「病の起源 脳卒中 ~早すぎた進化の代償~」(DVD)が並んでいたので借りてみました。

 700万年前アフリカで誕生した人類の脳は、その進化の過程で3倍の大きさになった。生物の進化の過程で異常と言えるほど急激に大きくなった人の脳の血管はそのスピードに追いつけず、体の他の部分の血管に比べて著しく薄い。
魚類、爬虫類、人以外の哺乳類には、脳卒中がない。
またアフリカ カメルーンのピグミー族には脳卒中に罹った人がいない。最近その原因は血圧にあることがベルギーの医師らの研究で解明された。ピグミーの人たちは年を取っても最高血圧が115以下である。
現代人に脳卒中が多い原因は、血圧の上昇、そしてその元凶は塩分の過剰摂取にある。人にとって塩に含まれるナトリウムは必要元素であり、人には塩を欲求する本能がある。だが塩分にはアルコールや麻薬と同じく脳内に快楽物質を発生させる作用がある。塩分を自由に摂取できるようになった現代人は塩分を欲求する本能を抑えることができなくなっている。 <本能の暴走>
・ ・ ・ ・ ・ ・

脳卒中と塩分、今では世間に知れ渡っている常識のような話ですが、数百万年単位での動物の進化の過程など興味深く説明してあり、、なるほど そういうことであったのかと改めて考えさせられました。

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2017-03-03 | Weblog
1672

わかめ

 わかめを採りに行ってきました。今年になって2回目です。
干潮が夜明けになりますので、朝暗いうちから出発、すでに大勢の人が来ています。中にはライトをつけて取っている人もいます。
わかめは冬の気温が低いときによく伸びます。今年は平年並みのようです。
水の中にゆらりゆらりとゆれているわかめを見つけて、刈り取るのがおもしろく、つい時間がたつのも忘れて夢中になります。
取ればいくらでも取ることができるのですが、取ったわかめを担いで40メートルほどの崖を登らねばなりません。
自家消費とご近所へのおすそ分けだけです。無理をしない程度で切り上げました。




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2017-03-01 | Weblog
1671

夏みかん

 庭の隅に夏みかんの木があります。
毎年、たくさんの実はつけるのですが、すっぱくてそのままではとても食べられたものではありません。
夏みかんにはビタミンCが豊富に含まれていると云われますので、実が黄色くなる12月頃より一つずつとり、果汁をしぼり、砂糖を入れてお湯で薄めて飲んだり、また皮の内側の柔らかいところを砂糖で煮込んで茶菓子にしたりしていました。
 春になると酸味はややなくなりますが、実がぽろぽろになります。
先日、テレビで夏みかんは冬の間に取り入れ、初夏まで保管しておけば、クエン酸がなくなり甘くなると放送していましたので、今年はすべて一度に取り入れてみました。
期待通り、甘くなるでしょうか。


餌台の上に置いておくと、小鳥が来てついばんでいます。