般若心経

写経
四国八十八ヶ所

般若心経

2024-07-31 | Weblog

 御 葩



 先日出釈迦寺でいただきました。
御葩、おはなと読みます。散華《さんげ》ともいわれ法要などでまかれるはすの花びらを形どった紙です。葩は花びらのことです。




 香川県仏教会では「ありがとう・すみません・おかげさま・もったいない」等々の言葉に添えて手を合わせる合掌運動を提唱しています。
世界中、手を合わせるところに争いはないといわれます。

 包み紙の裏です。



 昔、近所のお年寄りが毎朝東に向かって手を合わせていたことを思い出しました。
太陽は 宇宙に無数とある恒星のひとつ、それに手を合わせて意味があるのかなどという人がいます。しかし、太陽に限らず何かに救いを求め、頼るものがあるということは、心の支え、よりどころになります。十字架、仏像、道端のお地蔵さんから遠方に見える高い山まで、同じことです。

 
【余談】
 「四葩」をご存じでしょうか。「よひら」と読みます。
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 あじさいのことです。
花びらが4枚あることから「四葩」と呼ばれています。「よひら」、平安の世のようなちょっと優雅な響きを感じませんか。

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2024-07-29 | Weblog

 鬼ヤンマ

 蚊などの虫よけブローチ「鬼ヤンマ」を買ってきました。



昨年ヒットしました。そのとき私も買って見ようかと思いましたが、効果のほどが判らず、見合わせました。その代わりネットでオニヤンマの写真をダウンロードしプリントアウトした羽根の部分にレジンを塗り透明にして、両面から透明シートを貼りつけ自作しました。目玉の部分はレジンを丸く盛り上げ、ちょっと見た目にはネットで販売されているものと遜色ありません。
その効果は?比較が難しいところですが、・・一応、あったようです。
 先日ディスカウントショップで698円で売られていました。さっそくテストしてみます。

 実物のオニヤンマの捕まえ方をご存じでしょうか?
オニヤンマはスピードが速く虫取り網で狙ってもなかなか捕まりません。テクニックがあります。まずシオカラトンボなどの小さなトンボを捕まえ、胸のところの肉を取り出します。その肉を小さなボタンなどの錘とともに1メートルほどの糸の先に結び、その糸を1メートルほどの棒の先に取り付け、頭の上で大きくゆっくり振り回します。するとオニヤンマが肉をめがけて飛びついてきます。オニヤンマが脚で抱え込むと糸の回転を止めて地面に落とし、網で捕まえます。糸の先に付ける肉はオニヤンマの大きな肉の方が効果があります。
 大変むごいことをしていたと思いますが、捕まえたオニヤンマは夜寝る前には逃がしていました。

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2024-07-27 | Weblog

 カッターシャツ

 私はバスや電車に乗って出かけるようなとき以外はあまり服装には気を使いません。もともと草取りや畑仕事など身なりに気を使う必要がない場合が多いのでズボン、上着などほつれるまで着ています。
 先日カッターシャツの襟が擦り切れていましたので、取り換えようと衣装ケースを見ますと、現役の頃のシャツがありました。20年以上前に買った新品です。



 襟元、なにか気づきませんか。
シャツの形を整えるためピンを使っています。



 私が住んでいる町は昔から繊維、被服産業の盛んな町です。子供の頃、友達の家で工場から請け負った山のように積まれたシャツの折りたたみをしている様子を思い出しました。台紙にシャツが瞬く間に折りたたまれピンで留められていました。
今ではピンはあぶないので全く使うことはなく、出荷の前には検針といって機械でチェックしています。
ピンは8本あり、一部は錆が出て生地や台紙にひっつき、生地が変色していました。



物を大切にすることもほどほどにと感じた次第です。

 話は変わりますが、2週間ほど前、ネットのクイズで「ワイシャツ」と「カッターシャツ」の問題がありました。
「ワイシャツ」と「カッターシャツ」はどちらも和製英語ってごぞんじでしたか?
https://www.ordersuit.info/info/article/shirt/difference-between-shirts-and-cutter-shirts/
クイズ番組とは異なりますが、もしお時間があればご覧ください。










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2024-07-25 | Weblog

 五岳山
 7月24日 JRみの~五岳山~善通寺~JR善通寺
    (筆の山、香色山パス)

 五岳山へ行ってきました。
朝方の予報では香川県は一日中曇り。ところが予報は外れ、とても良い天気。よろこぶべきですが、この季節の山登りでは大変なことに。
7月24日は土用の丑の日、お寺ではきゅうり加持が行われます。きゅうりに願い事を書いた紙を巻き付け祈祷してもらいます。
出釈迦寺奥の院には大勢の人が参拝に訪れていました。


出釈迦寺 
 お接待をいただきました。

 火上山の急坂、暑さで汗がまるでサウナのようです。持って行ったペットボトル4本は奥の院ではカラになっていました。
日曜日の新聞記事「高齢者 屋外作業中の熱中症による死亡事故が多発」が頭をよぎり、作業中であればまだしも、山登りでなどと言ったら笑い話になるかもと思い我拝師山でリタイヤ。
 出釈迦寺と善通寺で若い歩き遍路の方に会いました。二人とも真っ黒に日焼けして、いきいきとしていました。すこしうらやましい気がしました。




みの町




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2024-07-23 | Weblog

 AIで感想文 

 学校が夏休みに入りました。
先日、高等学校の終業式で校長先生が読書感想文にはAIを使用しないようにと話している様子がニュースで流れていました。
今ではAIは学生にとって必須のアイテムなのでしょう。
 私もときどきAIを使っています。この前のブログでも志賀直哉の「剃刀」を簡単にまとめようとAIに「志賀直哉の『剃刀』のあらすじを400字程度で」と入れてみました。
するとすぐに
※※※※※
志賀直哉の「剃刀」は、美容師である男の一日を描いた短編小説です。美容師は顧客の髭を剃ることに誇りを持っており、その技術に絶対の自信を持っています。ある日、彼は常連客の髭剃りを終えた後、新しい客がやってきます。この新しい客は無愛想で、会話も少なく、美容師の態度に苛立ちを覚えます。しかし、美容師は仕事に集中し、いつも通りに丁寧に髭を剃ります。ところが、剃り終わった後、その客が突然不満を口にし、美容師に対して文句を言います。この態度に激怒した美容師は、一瞬のうちに理性を失い、手に持っていた剃刀で客を刺してしまいます。結果として、美容師は自身の職業に対する誇りと信念を裏切り、取り返しのつかない行動を取ってしまうという結末に至ります。この作品は、人間のプライドや怒りの衝動がどのように暴走するかを描いています。
※※※※※
          と回答がありました。
 本当に瞬く間です。
人工知能のその名の通り、小説「剃刀」がAIの頭脳の中にあり、すぐに要求に応じた編集がなされて出力されるのでしょう。加えて字数制限も考慮されるとは、全く私の想像できるレベルをはるかに越えています。すばらしいことです。
 ただし、小説「剃刀」の中には美容師という言葉は出てきません。AIが「剃刀」を取り込む際に人間が小説を読むと同じようにイメージとして記憶しているのでしょう。その際に美容師という言葉が発生したのかもしれません。
美容師は「剃刀」の書かれた時代にはなく、「もしあっても美容師は法律上顔そりはできなく剃刀は使うことはできないよ、剃刀を使うのは理容師だよ」とちょっと突っ込みを入れたくなります。
 やはりAI出力をそのまま宿題として提出することはやめておいた方がよいと思いますよ。

















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2024-07-21 | Weblog

 散 髪

 久しぶりに散髪に行ってきました。
令和2年のコロナ禍のときから、顔そりなしでやってもらっています。
シャンプー、顔そりなしでしたら、タイミングよければ10分もかからずに終わります。せっかちには持ってこいです。
 顔そりをなぜやめたか。
コロナにより店側が顔そりを中止したこともありますが、中止を解除した後も、毎朝起き掛けに剃っていますし、数時間で伸びた髭をきれいにしてもらってもメリットがないと考えました。(料金は変わりません)
それから髭を剃ってもらっているとき、緊張するのです。それは必ず志賀直哉の『剃刀』を思い起こすためです。
『剃刀』は体の不調を押して店に立った床屋の主人が剃刀で客の若者を殺害してしまうという短編小説です。若者と己に苛立つ主人、さすがに小説の神様と言われる直哉のすばらしい心理描写、喉元に当てられた剃刀の薄い刃が目の前に見えるようです。
私が髭を剃ってもらうとき、いつもこの場面が思い起こされます。もちろん心配のしすぎですが、気がつくと腕に力が入り、両手を固く握っています。それならば、顔そりをやめようということにしました。

 それはそれとしてこの散髪屋さんがDX化していました。
入口には番号発券機があり、レジがキャッシュレス対応になっていました。現金は客が機械に投入します。スーパーやコンビニではすでに当たり前の光景ですが、散髪屋さんまでもかという思いです。
散髪屋さんにとってみれば、現金に触らなくてもよいし、売上金の精算から釣銭の準備まで一切が不要になります。
屋台でもキャッシュレスの時代ですので今さらおどろくようなことではないのかもしれませんが。






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2024-07-19 | Weblog

 袋入りゆでうどん

 ひと月ほど前、袋入りゆでうどんを電子レンジの中で温めるとおいしくなるという話をしました。



電子レンジの中で袋がタコのように膨らみます。
この袋はとても熱く、袋の隅を持っても熱く、取り出すのに苦労していました。
 一週間ほど前、便利な方法を見つけました。
ときどきレンジから取り出すタイミングが遅れ、中で破裂します。このとき割れた部分がちょうど持ち手になり簡単に外に取り出すことができます。偶然ではなく、何回やっても同じ格好に割れます。



 新発見です。
おそらくこのようなことをやっている人は他にはいないのではないでしょうか。
日本中で、いや世界中で。






まっ白いきのこです
あたり一面 よい香りがただよっていました

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2024-07-17 | Weblog

 低価格・高リスク

 先日のニュースによりますと充電式電池による火災が昨年は167件、今年は6月時点で107件発生しているそうです。
充電式電池はスマホをはじめ、カメラ、電動アシスト自転車、掃除機から草刈り機など 今 家庭内のあらゆるところで使用されています。この充電式リチウムイオン電池が充電中、あるいは使用中に発火し、火災に至っています。発火を引き起こす充電式電池は非純正品の電池です。
 もともとリチウムイオン電池は可燃性の電解液が使われているため、安全対策が十分にとられているはずです。それにもかからわず、なぜ発火事故になるかといいますと、純正品はそれを使用している自転車等の機器メーカーが安全性を確認しているのに対し、非純正品は単品で販売されているため、機器メーカーが関与せず、電池の安全装置設計に問題があっても確認できないためです。
安全装置は、充電式電池のケース内部にあり、充電状況を監視しています。ケース内部には複数の電池が収容されており、純正品ではその個々の電池に安全装置が取り付けられているのに対し、一部の非純正品の場合は全体に対して一つあるいは数を減らした安全装置しか取り付けられていません。非純正品は個々の電池に対する充電状況が管理できていないため内部の個々の電池の一部に対し過充電となる可能性があり、電池の劣化を招いているのです。(NHK「みみより!解説」)
 なぜこのニュースが目に止まったかと言いますと、昨年私も非純正品を購入したからです。電動ドリルのバッテリーの容量が低くなり、交換をしようとネットで見るとずいぶん安いものがあり、これは掘り出しものだとすぐに注文しました。確か純正品の1/3程度の値段だったと思います。
この電池が発火の可能性があるものかどうかは分かりません。PSEマークもついています。また価格が安いからといってすべての非純正品の安全装置設計に問題があるという訳ではないでしょう。
しかし、万一の発火事故を考えると使用しないことにこしたことはありません。
 ずいぶん得をしたと思ったこの非純正電池は放電させて廃棄することにしました。

https://www.nhk.jp/p/ts/X67KZLM3P6/episode/te/8812JJQ673/




ハブランサス・ロブスタス
道端に咲いていました

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2024-07-15 | Weblog

 子供の時間・大人の時間



 『もっと地球が ゆっくり回ればいいのに』
14日の日めくりカレンダー、小学1年・男子の言葉です。
『よほど楽しい一日だったのでしょうか。一日があっという間に過ぎて、寝る前、名残惜しそうにこういっていました』とコメントが付いています。
 「ジャーネの法則」によりますと
【生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢に反比例し、主観的に感じる年月の長さは若いほど長くなる。例えば、同じ1年であってもその感じる長さは6歳の人間にとっては人生の6分の1であり、60歳の人間にとっては60分の1である。(60歳の人の感じる1年は6歳の人の1/10、即ち1年が早く過ぎる)】
といわれています。
 1日を長く感じる子供でもさらに時間が欲しい。毎日が楽しくてたまらないのでしょう。
 少し前のNHK「チコちゃんに叱られる」に同じく「大人になるとあっという間に1年が過ぎるのはなぜ?」という質問がありました。答えは「人生にトキメキがなくなったから」でした。
幼い子供はあるゆることに興味とおどろきを持ってものを見ます。ひとつひとつを新たなトキメキとして心に刻み込んでいきます。
ところが大人になるとそれらほとんどのことは経験済み知識としてすでに持っていますので、トキメキがありません。
 幼い子供は朝起きると「さあ!今日はなにをしようか、あれをしようか」と目を輝かせています。齢をとっても新しくやることはたくさんあります。どうせやるなら幼い子供のように楽しんでやりたいものです。
 子供達と同じ一日ですから。

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2024-07-13 | Weblog

 メガネクリーナー

 百円ショップでメガネクリーナーを買いました。



速乾性・ウエットタイプという使い捨てタイプのものです。
 私はメガネは毎朝洗浄機で洗っています。しかし、夏のこの時季、眼鏡についた汗が乾き汚れたり、草刈り機を使って埃がレンズに付いたり、他人が見たらなんと思うだろうかと気にするようになりました。眼鏡のレンズがキラリと光っている人と、曇っている人では印象が違います。
身だしなみにそれだけ気を使っているのかと問われると疑問のあるところですが。
ハンカチやティッシュで拭けばよいのですが、汚れは簡単にはとれませんし、レンズについた細かい砂粒などでレンズを傷つけてしまう恐れがあります。またクロスタイプのクリーナでは長く使っていると繊維についた砂粒などでやはりレンズを傷つけてしまいます。
使い捨てタイプであればこのような心配はありません。使い勝手はいいようです。
 ただし、アルコールを使用しているためコーティングを剥がしてしまったり、白化の原因になる恐れがあると注意書きにあります。
常用はやめていた方がよいかもしれません。

 机の中に昔のメガネクロス(左側 黄色、橙色のもの)がありました。お年を召された方には懐かしいのではないでしょうか。右側は最近のものです。