般若心経

写経
四国八十八ヶ所

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2020-11-30 | Weblog

 はやぶさ・はやぶさ2 映像祭 2020

 いよいよ来週12月6日未明、小惑星「リュウグウ」のサンプルを携えて「はやぶさ2」が帰還します。2010年、小惑星「イトカワ」から「はやぶさ」がオーストラリアの上空をまばゆい尾を引きながら帰還したときの感動はいまだに脳裏に残っています。
 一昨日、倉敷科学センターに於いて「はやぶさ・はやぶさ2映像祭 2020」が開催されました。
 ・HAYABUSA - BACK TO THE EARTH 帰還バージョン 2009年 
 ・HAYABUSA2 - RETURN TO THE UNIVERSE 2014年 
 ・HAYABUSA2 - REBORN 2020年 
3部作2時間半一挙上映です。
 最初はこれは実写なのかCGなのだろうかなどと、ちょっとさめた目で見ていました。地球の引力を利用し軌道を変えるスイングバイ、小惑星を何度も周回し、綿密に調査し、着陸を試みる姿、見ているうちに探査衛星のその姿にけなげさを感じ、一億キロ以上離れている衛星に思わずがんばれと願っていました。実際には地上の管制室でJAXAの大勢の研究者、技術者の人たちがコンピューターを駆使して操作していたのでしょうが、ふしぎなものです。
 上映に先立ち映画を作られた上坂浩光監督・プロデューサーの講演がありました。監督は「はやぶさ」の帰還のときにはオーストラリアに行かれたそうです。JAXAの人たち、撮影秘話、苦労話、映像作成のやりがいなど楽しい話 1時間半があっという間に過ぎました。
 はやぶさ2はカプセルを届けたあとまた地球を後にして べつの小惑星に向かい11年後に到達する予定だそうです。
まずは6日のカプセル帰還、そして11年後の小惑星へのタッチダウン、そしてその帰還を楽しみにしています。





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2020-11-28 | Weblog
 これはなにでしょうか?





 
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 すみません、見ただけでは分からないと思います。マルチ押さえです。
マルチは畑の作物の根元を覆う黒いフィルムシートです。黒いシートに作物の大きさに合わせて穴を開けて使います。また穴の開いたシートも売られています。このシートで畑を覆っておくと、雑草を抑制し、土の温度が上がり、また水分の蒸発を押さえるため作物がよく育つといわれています。今の時期は玉ねぎに使っています。
 昨年の12月のことですが、強風のため玉ねぎを植えていたひと畝分のシートが吹き飛ばされてしまいました。そのとき、苗は30センチくらいに育っていまして、200本くらいある苗に上からシートをかぶせ直すことは至難の業、シートはあきらめました。シートの周りにか土をぶせていたのですが、かぶせ方が足らなかったようです。
 今年は土を多めにかぶせて植え付けは終わっていたのですが、先週資源ごみに出されそうになっていた針金ハンガーがたくさんありましたので、マルチ押さえを作ってみました。
自画自賛になりますが、このピンの特長は挿入部分がスパイラルになっているところで、シートの上からねじ込むと土に食い込んでいき、抜けません。スパイラルの数、径、ピッチを色々変えて、ねじ込みやすさと抜けにくさを試してみました。スパイラルの数を多く、径を大きく、ピッチを小さくすれば、抜けにくくなりますが、ねじ込みにくくなります。逆にすればねじ込みやすいが、また抜けやすくなります。ねじ込みやすく、抜けにくいスパイラルの数、径、ピッチを求めました。土の固さにもよりますが、写真のくらいのスパイラルがちょうどいいようです。
 ホームセンタでマルチを押さえるプラスチック製のT字型のピンが1本10円くらいで売られています。作るより買った方が安いと言われるかもしれませんが、材料費は0円です。加工費は時給がずいぶん安いため、これもほぼ0円。
今回16個作りました。またハンガーがあれば作りたいと思います。



実際に差し込んだところです。












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2020-11-26 | Weblog
 竹ほうき

 落ち葉の季節です。
桜と柿の葉はほとんど落ちましたが、これから12月末までどんぐりの木の葉が落ちてきます。道路の落ち葉を掃くには竹ほうきに限ります。砂を除けて葉だけを手っ取り早く集めることができます。棕櫚でできた庭ほうきにはまねができません。
 この前、竹ほうきが古くなったので交換しました。ディスカウントショップで298円、中国製です。ずいぶん安いでしょう。5段縛りと言って先の竹の枝の部分が5重になっています。8段縛り898円のものもありますが、ずっしりとして重さを感じますので私はいつも298円のものを使っています。




 昔、近所のおじいさんは竹ほうきを手作りしていました。古くなると山から竹の枝を取ってきて乾かして先の部分だけを取り換えていました。束ねている針金も何度も使用していました。
今でも竹の枝が手に入れば取り換えはできそうですが、1本298円であればそれこそ買った方が安いかもしれません。
 アメリカやヨーロッパには竹がないそうです。ですから映画やテレビで竹ほうきを使って掃除をしている様子を見たことがありません。中国で作られ、輸送してこの値段であれば、そのうち中国製の竹ほうきがアメリカやヨーロッパで使われるようになるかもしれません。









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2020-11-24 | Weblog
 水泳教室へ

 先週21日土曜日の深夜、水泳教室に行ってみようと突然思い立ちました。
仕事についていたころ、いつか暇になればプールに行ってみたいと思っていました。しかし、退職後自由な時間がたっぷりとできると、かえってそんなことはすっかり忘れてしまっていました。
プールのホームページを見ると都合の良い時に自由に泳ぐこともできますし、水泳教室もあります。教室は初心者から、競泳、シンクロ、飛込みまでいろいろなコースが用意されているようです。
小学生の頃は近くの幅10メートルくらいの河口で真っ黒になってよく泳いでいました。しかし、中学校に入ってからは体育の授業として泳ぐだけ、その後は考えてみれば数度しか海に入った覚えがありません。
 どうせ泳ぐのならば、正式に初歩から教わろうと申し込み案内を見ると、なんと翌日の22日が申し込みの締め切りになっています。すぐ申し込みに行ってきました。12月から7回のコースです。
 水着を用意しようと近くのスポーツ用品店 2店に電話して聞いてみると水泳用品は置いていないとのこと。プールの事務室に聞くと近くには扱っている店はないという話です。バスや電車に乗って買いに行くのも面倒だしと思い、アマゾンに注文しました。
 さて数十年ぶりの水泳、年寄りの冷や水などと揶揄されるかも。
だいじょうぶ、温水プールですので。

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2020-11-22 | Weblog

マスクと

 一向に収まる気配のないコロナウィルスの感染拡大を受けて、昨日菅総理大臣は改めてマスクの着用を要請しました。今や外出するとスーパーやコンビニ、バスの中、どこに行っても全員マスクを着用しています。
交差点で信号待ちをしているとき、前を通る車を見ていると約2/3の車を運転している人がマスクをつけています。同乗者のいない車の中はつけなくともよいと思われるのですが、もう習慣になっているのでしょう。通勤時間帯にはさらに多くの運転手がマスクをつけています。仕事をしている人は会社からも要請され、感染を恐れているのだと思います。よいことだと思います。
 話は変わりますが、交差点の自動車を見ていて思い出しました。昨年四国八十八ヶ所をバスで巡拝したときのことです。バスが交差点で停止したとき、バスが高いため窓から横に停まった車の中がよく見えます。のぞき見のようでちょっと後ろめたい気がしましたが、見ているとスマホを操作している人のなんと多いこと。信じられないかもしれませんが、運送業者、タクシーを除くと約半分の車の運転手は交差点で停止するとスマホに手が行っています。中にはハンドルにスマホを取り付けている人もいます。
何を見ているのかまでは分かりませんでしたが、すごい魅力があるのでしょう。
 交差点で見る運転手のマスクとスマホは今後続くのではないかと思います。マスクはよいのですが、スマホはちょっと危険ですよね。

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2020-11-20 | Weblog

 登り口

 ときどき行くウォーキングコースの途中、道の傍に高さ60メートルほどの山があります。山の上には送電線の鉄塔が立っており、道路側は絶壁で、南側から尾根筋を登ることができ、鉄塔の点検のためかいつも草は刈られています。鉄塔の少し先の頂上まで道は延びその先は藪で行き止まりになっています。
 ひと月ほど前、頂上で一息入れていると、その行き止まりはずの藪の中から中年の男性が出てきました。聞いてみると北側からも登ることができるそうです。ずいぶん前から登っている山ですがはじめて知りました。ところがその男性が出てきたところへ行ってみるとやはり藪になっており、気楽に歩けるような道ではありません。出てきた男性は登山のプロで藪などものともせずに登る人だろうと思い引き返しました。
 その後、何度か山の裾を通る都度、それにしてもどこかに北側からの登り口があるのだろうと探しながら歩いていました。
先日やっと見つけました。
尾根が道路と交わるところの小さなのり面に少し草が開けたところがあり、そこが登り口だったのです。



 さっそく登ってみました。藪の中の道を想像していたのですが、踏み固められた道が続いています。結構人が通っているようです。



道は尾根つたいを逸れて西側の山腹を通り山頂付近で尾根につながっていました。
頂上側から見ればまっすぐ北に尾根伝いに進むのではなく、西に曲がる道があったのでした。以前に探した時には、尾根方向に進むものとばかり考えていたので気づきません。
人知られたウォーキングコースだったのかもしませんが、私にとってはちょっとした発見でした。あたらしいコースができました。







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2020-11-18 | Weblog

 「世界で一番美しいマンダラ図鑑」
     (正木 晃/著 エクスナレッジ 168p)




 図書館の新刊書棚に並んでいましたので、借りてみました。

目次より
・ 日本のマンダラ
・ チベットとブータンのマンダラ
・ 立体マンダラ 都市マンダラ
・ 世界のマンダラ 新しいマンダラ


 マンダラとは
「密蔵は深玄にして翰墨に載せ難し。更に図像を仮りて悟らざるに開示す」
(密教の教えは深く神秘的であって、文字だけでは伝え難いのです。
ですから視覚的表現を用いて、理解できない人の眼を開きます)
『御請来目録』(空海)

この本では日本や世界中のいろいろなマンダラを見ることができ、解説もついています。

 数十年前のことになりますが、仏具屋さんから曼荼羅を勧められたことがあります。祭壇の左右にかけると祭壇が一段と豪華になり際立つといわれ、1メートル四方ほどの掛け軸で、50万円ほどでした。そのときはマンダラのなにたるものかは知る由もなく、単なる飾り物にしか思えず購入はしませんでした。
退職後、四国のお寺参りで曼荼羅を目にするにつけ、よくぞこれだけのものを画いたものだとその意味するものを考えるよりも制作過程に思いがいってしまいます。
 10数年前高野山霊宝館で曼荼羅を見たことがあります。それはそれまでに見たものとは比べ物にならないほど大きなもので、その大きさとち密さに驚いたものです。
そのときなぜだか、あの仏具屋さんの曼荼羅を買わなくてよかったと思ったことを憶えています。仏具屋さんの曼荼羅が小さかったということではなく、曼荼羅というものはそれなりの場所、それなりの人の傍にあってはじめてその価値が表れるのだと思ったような気がします。

・ 著者正木 晃氏は2018年4月から9月にかけてNHKテレビこころの時代で6回にわたり「マンダラと生きる」と題されてお話しされました。




・ 四国八十八ヶ所第二十二番札所平等寺ではコロナ平癒と亡くなられた方々の供養のために今月21日竹曼荼羅作製を計画されているそうです。
竹に字を書き、中に照明を入れ組み合わせて曼荼羅にするもので5メートル四方のもの2面の大きなものです。





梵字のマンダラです



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2020-11-16 | Weblog

 粉にしてみた

 がんの抑制、食中毒の予防、動脈硬化や脳卒中の予防など緑茶には体によい様々の効果があるというテレビを見て、この夏は緑茶にはまっていました。といっても味わうとか嗜むとかではなく、単に喉の渇きを潤す水分の補給が目的。最初の頃はお湯を沸かして茶葉を入れ、冷蔵庫で冷やしていました。そのうちわざわざお湯を用意しなくとも、粉末にして水に入れても同じではないかと、緑茶をミルで挽き、水を入れたペットボトルに入れてみました。お茶の出る効率が良いのか少量でしかも短時間に見た感じ、味共に市販のペットボトルに遜色ないものが出来上がります。(個人の感想ですが)
 お茶の中に含まれている成分を余すことなく摂取しているのですから、その効用も高まることまちがいない、それならば、だしを取るいりこも粉末にすれば、だしの出方もよくなるのではないかと、先日いりこの粉末を作ってみました。ついでにわかめとこんぶの粉末も試してみました。



 その出来栄えは
・ わかめはもともとその味よりか見た目と食感がメインの食材、粉末にすると磯の香りがありますが、粉末のメリットはあまりないようです。あつあつのごはんに混ぜるとか彩りを添えるのにはいいのではないかと思います。
・ いりこはみそ汁、うどんの汁などに少量入れると味がワンランクアップ、かおりもいい。いりこに含まれるカルシュウムなどミネラルをすべて摂取することになりますので、栄養的にもよいのではないかと思います。
頭の部分は魚特有の香りが残ると云われますので別にしましたが、気にはなりません。
おにぎり、ふりかけなどにもよいのではないかと思います。
・ こんぶ、これは大成功です。味がグーンとアップします。うどんのつけ汁、かけ汁ともに市販のめんつゆに少し加えるだけで讃岐のうどん屋さんに匹敵する味になります。こんなにも変わるものかと、これは久々の大ヒット作品です。

と満足度100パーセントとよろこんだのですが、そんなにこんぶを食べていいのだろうか。
ネットで検索するとこんぶにはヨウ素が他の食品に比べて極めて多く含まれているそうです。ヨウ素の過剰摂取は甲状腺機能低下を引き起こし、ひどいときには甲状腺腫を発症させるとか。

  乾燥昆布100g当たりのヨウ素含有量約250mg
  ヨウ素の1日推奨摂取量0.13mg 摂取上限値 2.2mg/日(厚生労働省)
摂取上限値2.2mgはこんぶにすれば0.9gになります。

このことを知る前までにうまい、うまいとみそ汁やうどんにどんどんかけて残った量から推測すると1日あたり2gほどをとっていました。
これは推奨摂取量の38倍、上限値の2.2倍になります。

こんぶの粉末をみんなにすすめようかと思ったのですが、やめました。いりこはおすすめです。







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2020-11-14 | Weblog

 11年ぶりの観音様

 近くに龍王山という標高200メートルほどの山があります。この山の中腹から山頂にかかる周回路に西国三十三所の写し霊場があります。写し霊場といいますのは四国八十八ヶ所や西国三十三所の巡拝路を身近な場所に模して造られた巡拝路です。小豆島八十八ヶ所など全国各地に見られますが、ここ龍王山の西国三十三所はそのミニ版で一周一時間半ほどで巡拝することができます。
 今週の日曜日8日のことです。中腹にある観音堂の横で高齢の男性から「この山にはよく登られるのですか」と聞かれました。「はい」と答えたところ「三十三の8番の場所はどこだろうか、一周してきたのだが、8番だけが分からなかった」と問われました。三十三所は周回コースになっているのですが、6番から9番までは枝道になっており、山頂へのコースからは外れています。実は私はその枝道には以前に一度しか行ったことがありません。しかし三十三所は全部確認した覚えがありますので「枝道にあると思います」と答えました。その男性は枝道の突き当りまで行って、見当たらなかったのでさらにその先の杣道まで分け入って探したが見つからなかったそうです。そして「また今度来てみます」といって山を下りて行かれました。



 その日山頂からの帰り、枝道に入ってみました。するとなぜか8番だけは見当たりません。その場所は見覚えがあるのですが、観音様を見つけられませんでした。家に帰ってから確認すると2009年の写真がありました。場所は間違いないようです。


2009/06/25

 翌日、観音堂のお守をされているおじいさんに聞いてみると、足がご不自由で最近は行かれたことはないそうですが「そんなはずはない、絶対にあるはずだ、この前も登って来た人がそんな話をしていたがなくなっていれば大騒ぎになっている」と申されます。
 その次の日、また山頂からの帰りに寄ってみました。
ありました。 木の枝に囲まれて分からなかったのです。
一見樹の繁みかと思われるその中に観音様はおられました。周りの木が伸びていたのです。






新しい台座が作られ、その上に11年ぶりの観音様は鎮座されていました。
元からあった観音様を見つけたというだけの話ですが、なにかパズルが解けたような気になりました。
先日の高齢の男性はかなり使い古された頭侘袋をかけておられました。以前に行かれた西国三十三所を思い出しながら回られていたのかもしれません。








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2020-11-12 | Weblog

 未練がましいようですが

 今日は徳島県阿波池田町箸蔵寺の秋季大祭です。例年ならば長い石段を僧侶の方々が列をなして登るお練り、景品が当たる福餅投げがあり、大勢の人が参拝に訪れます。 毎年春、夏のお祭りとともに参拝していました。
参拝は香川県側の讃岐財田の駅からその昔、阿波池田と讃岐を結ぶ主要道路だったといわれる箸蔵街道を進みます。結構急な登り坂もあり、汗をかいた肌に少し冷たくなった秋風がここちよく、途中の宿場跡で昼食を取り、約5時間の行程です。
 今年はコロナウィルスのため春、夏が中止になりました。
秋のお祭りはどうなるのだろうかと電話してみると、本堂で法会だけが行われ、お練りと福餅投げは中止だそうです。
 平日であれば山道で出会う人はほとんどいなく、お練りや餅投げがなければ参拝者も少ないでしょうし、コロナの感染はまず心配ないと思われます。
しかし、参拝は中止しました。行き帰りの電車は通勤、通学時間帯にあたり、またこちらは大丈夫だと思っても毎日のように全国のコロナ感染拡大のニュースが伝えられる中で、地元の人にとっては白衣を着たよそ者にうろうろされることは気にかかることかもしれません。
 コロナが終息すれば、いつでも行くことができます。そのときまで楽しみを取っておきます。


昨日、近くの山の箸蔵様へお参りしてきました