月の直径
『月の直径って、案外短いものなんだね』
高橋書店の名言カレンダーを壁に掛けています。
偉人の金言や格言といったものではなく、一般の人の会話の中で「うまいこというなぁ」と感心したことばを集めたものです。
先日の27日は『月の直径って、案外短いものなんだね』でした。
同じ職場で知り合った彼とそれぞれ北海道と沖縄に転勤することになり、距離を調べてみると月の直径ほどでした。そのときに彼が言った言葉です。
昨日29日は満月でした。夜空に輝く月を見て「あの端と端の距離にいるんだ」と思えば北海道と沖縄も近く感じたことでしょう。
今朝方の月です
話は変わりますが、月で思い出しました、ちょっと見方を変えると感じ方が違ってきます。6年ほど前にライフパーク倉敷科学センターに「もしも地球を100cmの球に縮めると」いう展示がありました。(今でもあるかもしれません)メモをしていました。メモのまま眠らせるのももったいないので紹介します。
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・100cmの地球では太陽がちょうど東京ドームの大きさです。
・お月様はビーチボールくらいの大きさで、30mほど先を回っています。
・飛行機は地表から1mmのところを飛んでいます。
・スペースシャトルは2~3cmの高さを回っています。
・富士山は0.3mm、エベレストは0.7mm
・空気はわずか1mmの厚さしかありません。
・地球の表面は全部で2畳ほどの広さです。
・海水は全部で660cc、ビール大瓶1本分ほどです。
・飲める淡水は17ccしかないのです。
・でもそのほとんどの12ccが氷河などの氷です。
・飲み水などに私たちが利用できる水は、スプーン1杯にも満たない5ccほどしかないのです。
・100cmの地球では森は30×45cmです。A3用紙より少し大きいくらいです。
・そして3×3cmほどの緑が毎年消えているのです。
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名言カレンダーの高橋書店は来年度の『名言』を募集しています。
締め切りは明日3月31日です。