般若心経

写経
四国八十八ヶ所

般若心経

2022-06-29 | Weblog

 インナー Tシャツ

 恥ずかしながら吸湿・速乾なる下着を初めて着用したのは、5年前のことです。それまで下着は長い間、季節を問わずクレープ地のステテコと半袖シャツで通していました。
吸湿・速乾という話は聞いてはいました。それでも人は人、自分が満足していれば、あえて変化は求めなくともよい、また新しいものがよいとは限らないという気もあり、買ってみようとはしませんでした。新しいものを受け入れたがらないという老化現象の始まり、思考能力の低下があったのかもしれまん。
 5年前、人から勧められて試しに買った吸湿・速乾シャツは世間の噂どおりのすばらしい着心地、以来、夏場はずっと愛用することになりました。
 そのとき買った3枚のシャツにほころびができ、先日買いに行ってきました。
店に行くと前と同じ銘柄のシャツが吊り下げられていました。
よく見ると、パッケージの大きさが違うだけで同じようなシャツ二種類がラックに吊り下げられています。値段、サイズ、品名や印刷された仕様は全く同じです。どう見ても違いがわかりません。
店員さんに聞いてみると「品は全く同じものです。しかし作られた年が違います。こちらが去年のもの、こちらが今年のものです」とすぐに教えてくれました。
 おどろきました。店内におそらく何千と並んでいるだろう商品の中のひとつについてその違いを即、答えられたことです。プロとはこのような人のことをいうのであろうと思いました。
さて、製造年の違うこのシャツ、どちらを選ぶべきか。コンビニのおにぎりであればともかくも、一年の違いで自然劣化もなし、店員さんの前で商品を手にして考え込むのもみっともないし、とちょっとあせりもあり、パッケージの小さいものにしました。
 すこしでもSDGsに貢献できるかと殊勝なことを思ったのですが、よく考えればパッケージの大きなものもいずれ誰かの手に入るのですから、結局どちらでもよかったのです。
どちらでもよいことにちょっと頭を悩ませた一瞬でした。
暑さだけのせいではなく、思考能力に低下があるのかもしれません。



(コンビニのおにぎりは手前のものを取っています。念のため)

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2022-06-27 | Weblog

 掛け時計

  43年前、家を増築した時にお祝いにもらった掛け時計です。


 先週、この時計が止まってしまいました。電池を取り換えたところ数時間は動くのですが、また止まります。
43年間、ずいぶん長い間使ったものです。もう寿命かな? 
念のため使っていた電池の電圧を測ると1.3V です。いつもは0.8Vくらいで止まっていました。機械部分の動作不良が原因? つぎに電池ホルダーの端子部分で測ると0.8V。電池ホルダーの端子の接触不良が原因でした。
マイナス側端子を見ると薄く白く粉をふいたようになっています。目の細かいサンドペーパーで磨くと回復しました。


 今、時刻はスマホ、テレビ、パソコン、ノベルティでもらった時計や懐中時計など、どこにいてもすぐに確認することができ、この掛け時計は部屋のアクセサリ的な存在で、なくても不自由するものではありません。
実際、寿命かなと思ったとき、一瞬、もうなくてもよいと思いました。
しかし、いつものものがいつもの場所にないということは、やはり寂しい気がします。
 それから4日になります。
今朝も時計はコチコチと動いています。



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2022-06-25 | Weblog

 ろうそく

 仏壇のろうそくを買ってきました。以前は仏具屋さんで買っていたのですが、今回はスーパーで買いました。なぜかレジのそばにろうそくが並んでいます。
今回は1ランク長いろうそくにしてみました。


 ところで、ろうそくの数え方は小さいものは「本」、大きいものは「丁(挺)」と数えるそうです。(数え方単位事典)
お遍路のときのろうそくは皆さん「本」と言っていました。長さ10㎝のものは箱に「丁」と書いていましたので、そのあたりが境目かなと思いましたが、どうでしょうか。
ネットで見るとメーカーにより異なり、商品としてはすべて「本」としているものもあります。特にこだわる必要はないのかもしれません。

 昨日、お寺よりお盆法会のお知らせがきました。






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2022-06-23 | Weblog

 笠岡諸島 北木島

 おかやま旅応援割キャンペーン、コロナ禍で落ち込んだ経済活性化のため、県民が県内旅行をする際に旅行代金から5,000円が割り引かれ、さらに1,000円のクーポンがもらえるというものです。
キャンペーンを利用して、昨日バスツァー「笠岡諸島 北木島」に行ってきました。
 北木島は古くからの花崗岩産出の島です。
島へは現役の頃、仕事で幾度となく訪れたことがあります。しかし、すぐ近くにあつた石の切り出し場は一度も覗いたことはありませんでした。いずれ私的にゆっくりと訪れてみたいと思っていたのですが、やっとその念願がかないました。

フェリー金風呂丸


昔乗ったことがあります。その時は新造船でした。30年経ったそうです。

かっての映画館(日本遺産)、島の歴史の説明ビデオを見せてくれました。
コーヒーのお接待


北木島の石は、古くは大阪城、日本銀行本店本館、三越本店、京都五条大橋、靖国神社大鳥居など日本の石造り建造物に使われており、最盛期には百を超える石切り場があったそうです。

 現在も石を切り出しているところの深い穴は海面より30メートルも下になります。



切り出しをやめたあとは深い池になっています。



 天気予報では午後より雨でしたが、晴れて、楽しいバスツァーとなりました。



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2022-06-21 | Weblog

 「ブッダ 100の言葉」
   仕事で家庭で、毎日をおだやかに過ごす心得
   (佐々木 閑 訳・監修 宝島社 2015/11/20 p.223)



 円覚寺横田南嶺管長のお話にありましたので、図書館で借りました。

はじめに より
※※※※※
 ブッダという人は、世にも変わった宗教家である。・・祈祷や呪文‥そういう超常現象的活動を、愚かなまやかしとして嫌ったのである。
ブッダが創設した仏教という宗教の基本は何か。それは、自分の努力によって自己を改造することで、さまざまな苦しみにも動じない絶対の安穏状態を実現せよという主張、もっと端的に言えば「自分を変えることによって苦しみを消す」という教えである。
・・
人は誰でも自分を真ん中に置いて世界を見ている。それを否定して「自己中心ではない世界観」を作れとブッタは言う。
・・
※※※※※

 本書はブッダの教えにもっとも近いといわれる「ダンマパダ」や「スッタニパータ」から100の言葉を選出しブッダの教えをわかりやすく解説しています。

目次
第1章 自己を鍛える
第2章 心への配慮
第3章 執着と煩悩
第4章 生死を見つめる
第5章 幸福とは何か
第6章 真理の道へ

最後の教え
  諸々のことがらは過ぎ去っていく。
  怠ることなく修行を完成せよ。



 見開きで1項目、右側にブッダの言葉、左側に解説とともにインドやスリランカ、タイなどの仏像、仏画の写真が掲載されています。


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2022-06-19 | Weblog

 体 重 が

 二年ほど前から体重が増え続けています。


現在+3kg。標準体重BMI=22をじわりじわりとオーバーしています。
筋肉量が増えていればいいのですが、腹囲も同様に増えていますので、どうも脂肪の増加が原因のようです。
毎日のウォーキングはほぼ変わりなく、食事の量が増えた訳ではありません。
 コロナによる外出規制のころからです。コロナストレスというものかもしれません。

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2022-06-17 | Weblog

 切り干しだいこん

 3月の末に「時なし大根」の種を蒔きました。特に予定はなかったのですが、玉ねぎの後、夏のオクラ植付までの間にちょうどいいと思ったのです。
5月末頃から収穫を始めました。とこが、半分くらいは曲がり、細く、種の袋の写真とはずいぶん異なります。耕し方がまずく、肥料も適当でなかったのでしょう。プロの農家であれば屑物として廃棄される出来です。
恥ずかしくてご近所に差し上げることもできません。



 切り干し大根にしました。
脱衣場に並べて扇風機と除湿機をかけておくと、一晩できあがります。


ただ、脱衣場には2~3日大根のにおいが残ります。



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2022-06-15 | Weblog

 「新日本風土記」
   空海の旅

 昨日は一日中雨模様、畑仕事もままならず、少し長めの昼休み、テレビをつけると「新日本風土記」空海の旅 を放送していました。
 全国の空海ゆかりの地を巡ります。
・神奈川県 とうとうと流れ出る清水の由来
・東京 西新井大師の賑わい
・高野山 町の人たちの生活 奥の院
・そして、四国八十八ヶ所
 ・第一番札所霊山寺、 54回目というお遍路さん
 ・犬を連れたお遍路さん なぜと問われて「一方通行だけど しゃべる相手がいる」
 ・愛媛県久万高原町から峠を下りたところのお接待所
地域のお年寄りの方々「木曜日がきたら皆さんに会える」 松山寿司のお接待
退職してから周っているとやってきたお遍路さん「宗教的なものにはあまり興味はなかったけれど、いろんなところでお接待受けてきたりしてね、なんかだんだんと気持ちが変わってきた。人間として人にやさしくするということが大事だとわかってきた」
  松 たか子さんのナレーション
   『この世界の果てしなさを
    てくてく
    こつこつ
    ちっちゃい自分で
    測って行く
    なんだか とても自由だ』
・京都 東寺 立体曼荼羅
・広島 宮島 千二百年間消えずに残っている空海の火
・四国八十八ヶ所雲辺寺手前にある遍路宿 あるじの岡田さん88才
朝の出発 見えなくなるまでお見送り
・結願の寺 大窪寺 お遍路さん一人一人の思いがあります。
お寺の裏にある数百年前のお遍路さんのお墓 今でも地域の人がお世話しています。

エンディング
 「空海は 人々に寄り添いすぐそこに」

 今日、6月15日は空海が生まれた日です。
 来年は誕生千二百五十年になります。

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2022-06-13 | Weblog

 

 昨日の朝日新聞天声人語は、雨が多いというロンドンの傘事情でした。
18世紀半ばのロンドンでは傘を差す人はいなく、傘はもっぱら日よけとして、それも女性の装飾品として使われていた。現在でもロンドンっ子は驚くほど傘を差さないのこと。
 私が小学生の頃には、まだ竹でできた唐傘が使われており、蛇の目とか番傘と呼ばれていました。そのころのコウモリ傘は結構値が張り、大事に使っていたものです。街には傘の修繕を生業とする人が「こ~~もりがさの しゅ~ぜん」と言って回っており、荒物屋には傘の骨を修繕する小さな金具が売られていました。
 もう数十年前のことになりますが、ホームセンターで傘の安売りをしていました。店頭に山積みされた傘は確か198円、当時としても信じられない破格の値段でした。たとえ欠陥品であったとしても使い捨てにしてもよいだろうと10本を買いました。子どももよく傘を壊していた頃でしたので、大変な買い得をしたものだと思っていました。
 ところが、子は子なりに流行なるものがあるようで手にしようとはせず、一方、私は防水スプレーを吹きかけ、傘の骨が曲がれば修理し、布が擦り切れて破れるまで使うため、昨日物置の棚を見るとそのとき買った新品の傘が6本、そして下駄箱の中には今使っている傘が2本ありました。
現在トレンドの傘は、その傘より一回り大きく、見れば昔の傘と一目で判り、誰かに差し上げるには躊躇します。
このままではあと数十年は傘を買う必要はないようです。

 11日は暦の上では梅雨入り、九州では梅雨に入りました。


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2022-06-11 | Weblog

 「漢字ふむふむ」

 一昨日、「暗算」をアップしました。
 なぜ唐突に たわいない話をしたか といいますと。
NHKテレビで「漢字ふむふむ」という番組があります。この番組は 同じ漢字でも日本と中国では意味や使い方がまったく異なる漢字を取りあげています。その意味がなぜ違ってしまったのか。背景を古く中国から日本に伝わった経緯と共に変化をさぐる番組です。

例えば
風流」中国では好色とかエッチの意味
俳句を風流というと、中国の人には理解されません。
」 日本では「人と人との結びつき」を意味しますが、中国では「転ばせたり、罠にはめる」というという意味になります。
最近お墓に「絆」という文字を希望される方があり、お寺では困惑しているという話を聞いたことがあります。
老婆」 中国では自分の妻のことをいいます。
日本で自分の妻のことを「老婆」などと言うと、とんでもないことになります。
6月7日の放送は「暗算」でした。
日本では計算機や筆算によらず頭の中で計算することですが、中国では「人を殺したり、陥れようとしてひそかにたくらむこと。陰謀を企てること」だそうです。
中国の人と食事をして割勘を「暗算しよう」というと顔色が変わるかもしれません。
 一昨日アップしてのは この回を思い出したからです。
ナンバープレートをじっと見て、「暗算している」と中国の人にいうと気味悪がられると思います。

 放送時刻は不定期のようです。ビデオのおまかせで「漢字ふむふむ」として録画していました。5分間の短い番組で繰り返し放送されています。
話の種によろしいかと。