≪2016年(平成28年)1月29日(金)≫師走(旧暦12/20)≫
白菜を割る激浪を前にして
大野林火
白菜を割って眩しき日の匂ひ
鬼頭文子
洗はれて白菜の尻陽に揃ふ
楠本憲吉
白菜の積み残されて家は留守
前田忠男
何のむなしさ白菜白く洗ひ上げ
渡邊千枝子
※ 白菜
アブラナ科の蔬菜。チョクレイハクサイが正しい名。中国の直隷省(河北省の古い名)が原産なのでこの名がある。チョクレイ白菜は結球しないが、キャベツのように結球するものに《チーフー白菜》《ホウトウレン白菜》がある。いずれも中国北部の地名である。
東北地方では、七月下旬、関東八月中、下旬、中部では八月下旬、九州では九月下旬以降に撒き、冬に取り入れる。
食用として品質が優れ、冬、特に正月のつけものに欠かせない。煮たり、サラダにしたり用途が広い。ほかに南中国から輸入された《縮緬白菜》、北中国山東省から明治初年に入った《山東菜》なども、多く栽培されている。
【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】
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※☆*わが友に贈る*※
今なすべきことに
全力を尽くそう!
中途半端は損だ。
真剣勝負の一念が
「知恵」と「力」になる。
1月29日
※☆*寸 鉄*☆※
恩師「学会の強みは、何といっても青年」。ほとばしる熱と力で新時代を開拓
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未来本部長。未来部長が尊き献身。広布万年の礎築く聖業だ。精魂込めて
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幹部は戦いの中で御書を拝せ。大聖人の正義の師子吼を生命に響かせ前進
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子どもの肥満、世界で増加ー報告(WHO)。健康は教養ある食生活から。親子共に
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「終末時計」残り3分のまま。核兵器削減が停滞と。民衆の平和の連帯強めよ
【聖教新聞:2016年(平成28年)1月29日(金)付】
※☆*名字の言*※
親なら誰しも、わが子に「こうなってほしい」と願望を抱くもの。だが理想と現実の違いに焦り、目に見える“変化”を求めてばかりいると、期待に応えようと“自分らしさ”をのみ込んでしまう子どもも少なくない
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民音主催「親子のための手作り楽器の体験学習・音楽会」の講師を務める池田邦太郎氏は「子どもたちの素直な心を尊敬し、大人が彼らより“下に(アンダー)立った(スタンド)”時、初めてその心が“under(アンダー) stnd(スタンド)”=理解できる」と語る
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英語で「education(エデュケーション)」は「教育」と訳されるが、福沢諭吉はこの訳に異を唱えた。『文明教育論』で「学校は(中略)天資の発達を妨げずしてよくこれを発育するための具」とあり、「教育」ではなく「発育」と訳すべきであるとしている
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価値観を上から押しつけるのではなく、相手に本来そなわっている可能性を見いだそう、引き出そうと真摯に努力するーーその姿勢を敏感に感じて子どもは伸びていく
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人を教育しようと思うなら、まず自分を教育する。相手に変わってほしいなら、まず自分が変わることだろう。福沢は「発育」と言ったが池田SGI会長は「教育は『共育』と論じた。「発育」と「共育」--親子に限らず、全ての人間関係に通じる重要な視点である。 (植)
【聖教新聞:2016年(平成28年)1月29日(金)付】
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