和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

“香峯子蘭”/名字の言

2012年11月27日 09時30分04秒 | 今日の俳句
     名字の言

【聖教新聞・2012年 (平成24年)11月27日(火)より転載】


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(11/27)
 11・18「創価学会創立記念日」に、沖縄研修道場内に開園した「香峯子蘭園」



蘭は昨秋、シンガポール創価学会から、海を越えて届けられたもの。
栽培を担当した壮年部員に話を聞いた。
この1年、仕事の傍ら丹精を込めて育ててきた。途中、害虫に襲われ、植え直したことも。
苦労が実り、多くの株が花をつけるまでに成長し、開園への道が開けてきた



ところが今度は、台風の襲来で、栽培用のハウスの屋根が壊される被害にあった。
だが、不思議にも蘭は、暴風の影響を受けず無事だったという。
壮年も、蘭も、共に試練を乗り越え、迎えた晴れの開園式だった。
だからだろうか、見る人の目を離さないほど、一段と鮮やかに咲き誇っていた



御書に「松が栄えれば柏は悦ぶ。
芝が枯れれば蘭は泣くといわれる。
非情の草木すら友の喜び、友の嘆きは一体である」(934頁、通解)と。
友の喜びをわが喜びとし、苦難の時は一緒に悩み、励ましを送る。
その中に、温かい心の結びつきが生まれてくる



草木も、真心を込めて育てれば、心に応えて成長を遂げていく。
この尊い作業は、私たちの人材育成にも通じよう。
“香峯子蘭”が属する蘭の属名「デンドロビューム」。
その花言葉は「真心」「思いやり」である。
        (碧)


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