和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

「解散風」は「弱者の恫喝」であり「張り子の虎」にすぎない。(中川秀直)

2011年05月29日 12時37分54秒 | 今日の俳句
【中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」より転載】

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「解散風」は「弱者の恫喝」であり「張り子の虎」にすぎない。(中川秀直)


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菅首相の周辺の人たちが「解散風」を吹かせているようだ。
現下の情勢で解散とはどういうことか。いかに菅首相とその周辺の人たちが被災者のことが念頭になく、自分の権力延命しか考えていないかを示している。


これだけ党の同志を苦しめておきながら、さらに人気のない俺に解散されたら民主党は全滅だ、お前は落選だ、落選がいやならば俺を支持しろ、といっているようなものだ。


与党がこのような弱者の恫喝に金縛りになっていることが今の政治の停滞の根幹である。


「解散風」は、野党ではなく与党・民主党内に対する恫喝である。特に2009年選挙で初当選した新人議員への恫喝なのだろう。

菅首相は、一体国民に何を聞いてみたいのか全く分からない。

菅首相とその周辺の人たちが被災地の人々を無視した上、衆議院の現行の選挙区の区割りを違憲状態とした最高裁の判決も無視するのか。
被災者の苦しみと不安を放置し、衆議院選挙区の違憲状態を放置し、ひたすら権力延命にあえぐ菅首相は、解散権を行使することはできない。


「解散風」は「弱者の恫喝」であり「張り子の虎」にすぎない。
2009年選挙で当選した新人議員のみなさんは、ここで自分の次の選挙のことだけを考えて「張り子の虎」に怯え続けるのか、次世代のため、国民の生活が第一として国民代表の務めを行動で示すのか、よく考えて頂きたい。


自己保身のために「張り子の虎」に怯え続ける議員に明日はない。

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