和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

「核兵器廃絶への挑戦」展/名字の言

2012年09月29日 06時52分21秒 | 今日の俳句
     名字の言

【聖教新聞・2012年 (平成24年)9月29日(土)より転載】


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(9/29)
 池田SGI会長に名誉博士号を授与したドン・ボスコ大学(ブラジル)のアウメイダ理事長は、授与式を前に、広島の平和記念資料館を訪れた



原爆の爪痕が剥き出しになった写真や資料の数々。
帰りの車中、いつも陽気な理事長の表情は曇っていたという。
大学で学んだ人間が核兵器製造に関わった事実に、教育者として胸を痛めたのであろう



理事長は確信する。
“教育による革命は、世界を確実に良い方向へ向かわせる”。
そして“大学教育を通して、武器のない世界をつくる。
私の永遠のチャレンジです”と



核兵器廃絶をいかに実現するか。
SGI会長は、教育の重要性を繰り返し訴える。
教育によって人々の平和への意思を育むことこそ、確かな核廃絶への道――と。
平和教育を実践した先駆者の一人に、パグウォッシュ会議会長を務めたロートブラット博士がいる。
それは移動する展示だった。
“原子列車”と呼ばれた車両で、原爆が爆発する仕組みを学ぶ実験もできた。
市民に核の正確な情報を伝え、啓発する先駆的な試みだった。
展示列車は欧州大陸を回り、中東まで達した



SGI制作の「核兵器廃絶への挑戦」展も今、各国で反響を広げる。
平和への願いを一つに――今こそ、民衆の団結の底力を示す時だ。            (馨)

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