和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

『今』/名字の言

2012年11月26日 06時56分16秒 | 今日の俳句
     名字の言

【聖教新聞・2012年 (平成24年)11月26日(月)より転載】


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(11/26)
 「負けてはいけないよ。
強い人になりなさい」。
筋ジストロフィーと闘う大阪の学生部員に、池田名誉会長から伝言が届いたのは、6年前のこと。
車いす生活。
学校でも独りぼっち。
孤独が心を覆っていた中学生の時だった



大学生となった彼は、「強い自分になりたい」と弘教に挑戦。
自由に動けないため、自宅に友人を招き、ベッドから信心の確信を語る。
“体が治ったら聞くよ”と言われ、悔し泣きした日も。
それでも、翌日も仏法対話。
40人以上に対話し、2人に弘教を実らせた



進行性の難病との闘いは続いている。
「“いつか”ではなく、“今”と決めているんです」。
そう語る目に涙がにじんだ。
体は自由に動かなくても、自分に今、何ができるかを考え、行動する彼には、広布の責任感がみなぎっている



名誉会長は綴った。
「どれだけ大きく深き責任を感じて生きているか。
それこそ、その人が内面において、どれだけの自由を獲得しているかの尺度といえまいか」。
置かれた環境を嘆くうちは、体は自由でも、心は牢獄に囚われたようなもの。
反対に、使命を自覚した人は、心の翼を無限に広げることができる



地涌の同志こそ、真の意味で自由を獲得した人だ。
彼の姿に、そう確信することができた。
        (将)


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