◆創価学会中国訪問団 楊潔チ国務委員と会見
【北京27日】池田副理事長を団長とする創価学会中国訪問団は、27日午後5時(現地時間)から45分間にわたり、北京市の中南海で楊潔チ国務委員(副首相級)と会見した。
楊国務委員は65歳。駐アメリカ大使等を歴任した後、2007年から13年まで外交部長を務めた。現在は国務委員として外交の最高責任者の任にある。
2008年5月、東京都内で胡錦濤国家主席(当時)と池田名誉会長が会見した際にも、外交部長として同席している。
今回、会見の場所となったのは、中国政府および中国共産党の本部や政府要人の公邸などがある中南海。
訪問団一行を歓迎した楊国務委員は、冒頭、1968年に名誉会長が「日中国交正常化提言」を発表した史実に触れ、「池田名誉会長は、文化・教育・青年の交流を通し、中日の友好関係の発展に尽力してこられた」と強調。
そして、2008年の胡主席と名誉会長の会見に同席した折の思い出を述懐した。
続いて池田副理事長が、名誉会長からの真心の伝言を伝えると、楊国務委員は「心からの感謝と敬意を表します。名誉会長は今なお、中日友好に心を砕いておられる。日本に戻られましたら、くれぐれもよろしくお伝えください」と応じた。
さらに「長年にわたり、創価学会の皆さまが両国の友好のために重ねてこられた努力は、決して忘れることができません。それは、中日友好の歴史における不滅の功績なのです」と強く語った。
また楊国務委員は、今や中国と日本は、アジア太平洋地域において、共に重要な国になったと指摘。2000年に及ぶ交流の歴史に鑑みても、両国関係の発展には、大きな潜在力があるとの認識を示した。
ここで池田副理事長が、名誉会長の10度にわたる訪中を踏まえた上で、世代から世代へ、新たな友好関係を築くことの必要性を述べると、楊国務委員は「長江の流れは、後ろの波が前の波を押し進める」との中国の箴言を紹介。
「それぞれの世代に、大切な使命と責任があります。何よりも人間同士の交流が不可欠です」と力説し、青年の交流をはじめとする両国の友好促進を約し合った。
会見には、中国人民対外友好協会の李小林会長、戸思社副会長、外交部アジア局の孔鉉佑局長、学会本部国際室の吉郷室長らが同席した。
またこの日、一行は北京市人民対外友好協会を表敬訪問した。
【SEIKYO online:2015年 5月30日付】
http://www.seikyoonline.jp/index.html
※今日の俳句※
いくすぢも雨が降りをり蜥蜴の尾
橋本鶏二
蜥蜴見し目もてをろがむ磨崖仏
菖蒲あや
深吉野の行者貌して青とかげ
佐川広治
※ 体は細長く、円筒状のトカゲ科の爬虫類で、全長二〇センチに達し、尾が長い。成体は一様に茶褐色であるが、幼体は背が黒色で縦筋が走り、尾は鮮やかな青色をしている。
夏、草むらや石垣の隙間などにいて小虫を捕食する。敏捷で腹を地につけるようにして走る。切れやすい尾は切れても再生するが短い。日本各地に分布する。
【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】
※わが友に贈る※
広布に走る同志を
全力で応援しよう!
「君ならできる!」
「一緒に頑張ろう」
共に祈り 共々に前進!
2015年5月31日
※☆*寸 鉄*※
創価の対話運動には人類史を変える創造的使命がー指揮者(インド)。開拓者の誇り高く
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恩師「唱題は勇気を命に点す戦いだ」。誓願の祈りで人間革命のドラマを
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広布の人材は見つけて育てるもの。訪問激励が要諦。励ましの波を各部協力し
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自転車の危険運転撲滅へあす道交法改正。携帯(スマホ)等の「ながら運転」は厳禁に
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カードの不正利用が再び増加と。明細書の確認、暗証番号の変更など忘れず
※名字の言※
人に何かを教える時、言葉の選び方で、相手の理解は全く違ってくる
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元陸上選手の為末大さんは、子どもたちにハードルの跳び方を教える時、「ハードルの上にふすまがあるから破ってごらん」と言う。坂東玉三郎さんは舞を教える時、腕をどの角度でどうすると言うより、「空から舞ってくる雪を両手ですくうように」とか「扇子で受けるように」と教える。すると、すぐに分かってもらえるという(『伊東豊雄著 子ども建築塾』LIXIL出版)
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何かを人に伝えたい時、自分の頭の仲だけで、どんなに隙のない、正確な言葉を考え、話しても、理解されなければ意味がない。大事なのは、相手の立場に立ち、相手がごう感じているかにアンテナを張る思いやりだろう
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御書には「人のものををしふると申すは車のおもけれども油をぬりてまわり・ふねを水にうかべてゆきやすきやうにをしへ候なり」(1574ページ)と。油も差さずに重い車輪を無理に回せば壊れてしまい、重い船を無理に引きずれば傷ついてしまう。人にものを教える時も、同じように気を配らねばならない
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「慈愛から智慧は生まれる」と池田名誉会長は語る。相手のことを思った分だけ、言葉は研ぎ澄まされる。言葉を磨くには、まず心を磨くことである。 (申)
【聖教新聞:2015年(平成27年)5月31日(日)付】
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