和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

“育児は育自”/名字の言

2012年11月21日 06時45分51秒 | 今日の俳句
     名字の言

【聖教新聞・2012年 (平成24年)11月21日(水)より転載】


・'☆。.:*:...:*★:・'゜:*:゜★゜
      

(11/21)
 環境省が推進するウォームビズの取り組みの一つに「ウォームシェア」がある。
一人一人が暖房を使わずに、家族や近所が一つの部屋に集まることを呼び掛けるもの。
暖かさだけではなく、皆で語り合う楽しさもシェア(共有)できそうだ



離島部の友が活躍する三重県の答志島では、昔から他人同士が親子のように団らんを楽しむ光景が見られる。
同島には「寝屋子制度」と言って、中学校を卒業した男子が週末になると、世話役である「寝屋親」の家で生活するという、ユニークな習慣がある



相互扶助の文化を支えるこの制度のもと、子どもは、寝屋親から島の歴史や礼儀作法等を教わる。
一方で大人は、他人の子どもを預かり、教育する。
まず自身が〝親よりも親らしく〟という自覚と姿勢を求められる



“育児は育自”という言葉があるが、それは幼児教育に限るまい。
大人は子どもを育てる中で、先輩は後輩を励ます中で、互いにさまざまなことを考え、経験し、成長できる



御書に「未来の果を知らんと欲せば其の現在の因を見よ」(231頁)と。
私たちが友に尽くし、励ました分だけ、希望の未来が開かれる。自身も磨かれる。
どんなに多忙な中にあっても、この創価家族の温かな交流を大切にしたい。
        (弘)


・'☆。.:*:...:*★:・'゜:*:゜★゜          




最新の画像もっと見る

コメントを投稿