☆三椏の花/今日の俳句☆
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2014年(平成26年)3月17日(月)
○ 漫画週刊誌の日
1959(昭和34)年のこの日、日本初の少年向け週刊誌『少年マガジン』『少年サンデー』が発刊された。
当時は読み物が中心で、漫画は少ししか載ってなかった。
【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】
■ 月斗忌
俳人・青木月斗の1949(昭和24)年の忌日。
※ 青木月斗 あおき-げっと
明治12年11月20日生まれ。正岡子規(しき)にみとめられ,大阪満月会を結成して明治32年「車百合」を創刊。
大正9年から「同人」を主宰し,関西俳壇の中心として活動。昭和24年3月17日死去。71歳。没後「月斗翁句抄」が刊行された。大阪出身。本名は新護(しんご)。別号に月兎。著作に「子規名句評釈」。
【格言など】天墨の如し大雪になるやらん(「月斗翁句抄」)
【「デジタル版 日本人名大辞典」より転載】
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■※今日の俳句※■
三椏の花三三が九三三が九
稲畑汀子
三椏や英国大使館鉄扉
佐藤鬼房
三椏のいろはにはじまる雑木山
伊藤三十四
■ 【季語・解説】
※ 三椏の花→黄瑞香。
ジンチョウゲ科の落葉低木で、中国原産。高さは2メートルぐらい。葉の出る前に黄色い花が三叉に分かてた枝の先にびっしりと咲く。樹皮は和紙の原料として重用される。
【「合本・俳句歳時記/第三版」(角川書店)より転載】
※ 【三椏の花三三が九三三が九 稲畑汀子】
はや三月。何かふさわしい句をと、手当たり次第に本をひっくり返しているうちに、この句に出会えた。
これだけたくさん「三」の出てくる句は、他にはないだろう。季語は「三椏(みつまた)の花」で春。
枝や幹が和紙の原料になる、あの三椏の黄色い花だ。和紙の需要が減り、近年では観賞用に植えられることが多くなったという。
佐藤鬼房に「三椏や英国大使館鉄扉」とあるところを見ると、ヨーロッパなどでは古くから観賞用だったのかもしれない。
掲句には、作者の弁がある。「三椏の花を見た時に私は思わず九九を口ずさんでいた。俳句の中に九九を使って数字を並べただけの奇を衒(てら)った表現と思う人があるかもしれないが、私は見たまま感じたままを俳句にしたにすぎないのである。枝が三つに分かれ、その先に花が三つ咲く。
九九を通して花の咲き具合を想像して頂ければこの句は成功といえよう。ともかく私はこの句が気に入っている」。
いやあ、私も大いに気に入りました。たしかに「三三が九」と咲くのです。九九を覚えたころの子供の心が、思いがけないきっかけから、ひょっこりと顔を出した……。
このこと自体が、楽しい春の気分によく通じている。『新日本大歳時記・春』(2000・講談社)所載。
(清水哲男)
【「『増殖する俳句歳時記』(検索エンジン」より転載】
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※わが友に贈る/今週のことば/名字の言※
【「聖教新聞」2014年(平成26年)3月17日(月)より転載】
■※わが友に贈る※■
社会で奮闘する
誉れの壮年部よ!
題目の師子吼で
全ての波浪を越えゆけ!
断じて勝利の実証を!
3月17日
■※今週のことば※■
進学・就職・転居など
新スタートを爽やかに!
人生を開く好機(チャンス)だ。
感謝の心を光らせ
勇気のチャレンジを!
3月17日
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■※名字の言※■
(3/17)
電車やバスを降りたとき、身なりとともに「表情」も整える人がいる。ぐっと目に力を入れる2人連れの男性は、これから商談らしい。不安をはらうように口角を上げるスーツ姿の女性は、就職活動のようだ
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信仰体験の取材で、「表情をつくった」話を伺うことがある。夫が脳梗塞で倒れた経験がある婦人。見舞いのときはいつも病室の前で、笑顔を作ってからドアを開けた。「絶対に回復するわよ」と。努めて明るく語り掛ける。泣きはらした目のくまが、化粧で隠されているのを、夫は見逃さなかった。“絶対に乗り越える!”。あらためて決意した
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心からの笑顔は、周囲を明るく元気にする。だが、努力して「つくった」笑顔が、人に大きな勇気を送ることも多い。そう考えれば、どんな時も笑顔でいようと努力できること自体が、すでに“心の勝利”なのだと思える
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御書にも「親に良い物を送ろうと思っても、何もできない時は、せめて日に二度、三度、笑顔を見せてあげなさい」(1527頁、通解)と。心は表情に出てくるもの。一方で、表情をつくることで、湧いてくる心もあるはずだ
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きょう、深い悩みを胸に、それでも笑顔で過ごそうと決める。その心が自分を励ます。励まされる誰かが、必ずいる。 (洋)
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