和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

福光(十六)新・人間革命

2011年09月20日 06時45分55秒 | 今日の俳句
    新・人間革命

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    福  光(十六)

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 山本伸一は、情熱を込めて訴えていった。


 「ともかく中心者は、大きな心で、皆を包みながら、仏法のため、同志のために、陰で黙々と汗を流していくんです。


 しかし、学会を破壊し、攪乱する動きに対しては、毅然として、阿修羅のごとく戦うんです。そうでなければ、仏子を守ることはできない。みんなを不幸にしてしまいます。その炎のごとき闘争心、覇気、勇気がなければ、広宣流布の指導者ではありません」


 強いからこそ、優しくなれる。人を不幸にしてしまう“優しさ”は、偽善である。
 伸一は、言葉をついだ。


 「どんなに時代が変わっても、広宣流布の責任を担うという、幹部としての根本の使命は変わりません。しかし、時代とともに、幹部に求められるものは、変化してきています。たとえば、かつては“威厳がある”ということが、幹部の大事な要件の一つであったが、今は“気さくさ”や“親しみやすさ”の方が大切です。


 ところが、幹部自身に成長がなく、慢心があると、その変化に気がつかなくなってしまう。旧態依然とした自分のやり方でよいと思い、結局、時代に逆行し、広宣流布を遅らせてしまう結果になる。これが怖いんです」


 それから、皆に視線を巡らした。


 「ともかく団結だよ。学会に団結がなくなれば、仏法の流れは途絶えてしまう。堅固な、ビクともしない、団結の石垣をもつ、難攻不落の信心の民衆城を築くんだよ」


 そして、団結の要件について語り始めた。


 「団結するということは、自分の人間革命をしていくということでもある。自己中心性やエゴイズムを乗り越えなければ、団結はできないからです。


 学会の世界にあって、団結するための第一の要件は何か。それは、皆が、広宣流布の師弟という堅固な岩盤の上に、しっかり立つことです。それが創価の団結の礎です。まずは師匠と呼吸を合わせ、師弟の魂の結合を図ることこそが、異体同心の一切の根本です」



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(聖教新聞・2011/9/20)より転載」
http://m.seikyoonline.jp/top/top?t=805&sk=377037b65d04f4e970507bffe8ed9125


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