和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

「褒める」/名字の言

2012年11月16日 06時53分29秒 | 今日の俳句
     名字の言

【聖教新聞・2012年 (平成24年)11月16日(金)より転載】


      

(11/16)
 人間は、褒められた方がより記憶でき、効果的に学習できることが科学的に証明された――との報道を読んだ。
携わった生理学研究所(愛知県岡崎市)の定藤規弘教授は、「教育やリハビリの現場でも、褒めることが効果的な習得につながるのでは」と話す



教師として「実践記録」を綴ってきた教育部員の話。
当初は、目につく子どもの欠点ばかりを書いたが、途中から「プラス志向の記録」を心掛けるように。
一人一人の「よさ」に目を向け、褒めることで、互いを認め、尊敬する“学級文化”が生まれたという



では、具体的に何を褒めるのがいいか。
米国の心理学者、C・ドゥエック博士の実証研究によれば、「能力」を褒めるか、「努力」を褒めるかで、結果は異なる。
何にでも挑戦し、失敗にもめげないのは、「努力」を褒められた子たちだという。
才能は努力次第で伸びるという“増大的知能観”を得るからだ(『「やればできる!」の研究』草思社)



御書には「あまりに人が自分を褒める時は、『どんなふうにでもなろう』という心が出てくるものである」(1359頁、通解)と仰せである。
「褒める」とは、人間の無限の可能性を信じること。
そこから、困難に立ち向かう勇気が生まれる。
         (明)


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