和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

福光(五)新・人間革命

2011年09月06日 11時10分22秒 | 今日の俳句
    新・人間革命

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     福  光(五)

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 山本伸一は、福島文化会館の庭にある池の前に立ち、語らいを続けた。


 「過去の歴史が、いかにすばらしくとも、皆が、草創期の闘志を失い、実践がなくなれば、やがて、広宣流布の衰退が始まってしまう。そうなれば、個人の宿命転換もできなければ、立正安国の実現もない。


 いよいよ、これからだよ。私は、今回、草創の同志の皆さんには、生涯、広宣流布の戦いから退いたり、怠惰になったりしては、絶対にならないと、訴えようと思っている。


 戦いをやめてしまえば、元の木阿弥だ。大聖人が、『火をきるに・やす(休)みぬれば火をえず』(御書一一一八㌻)と仰せのように、一生成仏の大願を果たすことはできない。これまでの血のにじむような努力が水の泡になる。それほど残念で、かわいそうなことはないもの。だから、未来のために、言っておこうと思っているんです。


 『命限り有り惜む可からず遂に願う可きは仏国也』(同九五五㌻)というのが、大聖人の御指導ではないですか。誉れある創価の師弟であるならば、命の燃え尽きる瞬間まで、戦って、戦って、戦い抜くんです。牧口先生も、戸田先生も、そうだったじゃないか。


 私も、そうします。戦い続ける人が幸福なんです。その人が、人生の勝利者です。その人が、地涌の菩薩であり、仏なんです。


 したがって、今回は、草創期を切り開いてくださった指導部の方々との、新出発の意義もとどめておきたいんです」


 指導部は、学会の草創期から設けられていたが、一九七四年(昭和四十九年)八月、各県・本部に指導長、指導委員が置かれ、新しいスタートを切った。その後、総ブロック(現在の支部)、大ブロック(現在の地区)、ブロックにも指導部制が敷かれた。


 指導部のメンバーは、信仰体験も豊富な、歴戦の闘士である。その人たちが、信心の模範となり、多宝の生命を輝かせながら、後輩の育成、個人指導に、いかんなく力を発揮していくならば、広宣流布の大推進力となろう。



(聖教新聞・2011/9/6)より転載」
http://m.seikyoonline.jp/top/top?t=805&sk=377037b65d04f4e970507bffe8ed9125


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