※ 名字の言 ※
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四字熟語の「抜山蓋世」は、「力は山を抜き、気は世をおおうほどに、勇壮な気性」(『広辞苑』)を表す。出典は司馬遷の『史記』。楚の項羽が、漢の劉邦の軍に囲まれ、四方から故国の歌を聞いたときに、“心は負けていない”と詠んだ詩の一節
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1952年(昭和27/年)4月に「御書」が発刊されたとき、戸田第2代会長は完成したばかりの一冊を池田名誉会長に贈り、その扉に和歌を認めた。「山を抜く 力はみちたり 若き身に 励み闘へ 妙法の途(みち)に」
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御書発刊は、将来の広宣流布を考えると、是が非でも成し遂げなければならない悲願だった。しかし、当時の学会は、いまだ弱小だった。理解者は少なく、まさに、「四面楚歌」といえよう。そのような状況のなか、身に影の添うごとく、戸田会長のもとで発刊に力を尽くしたのが、若き名誉会長だった。
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贈られた和歌からは、“君よ、妙法の旅路に青年らしく励み、戦いたまえ!”との戸田会長の声が聞こえてくるようだ。
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「教学部任用試験」が11月に行われる。多くの受験者にとって、日蓮大聖人の御精神を心に刻む、最初の機会であもある。御書を開けば、山をも抜く力がわく。御書発刊の師弟の労苦に思いをはせ、新しい広布を開く決意で、研さんに励みたい。
(糀)
【聖教新聞より転載】
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2010年(平成22年)
9月21日(火曜日)
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【和井弘希の部屋(ブログ)】
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【和井弘希の文芸政談(日刊)】
http://mobile.mag2.com/mm/M0095690.html
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四字熟語の「抜山蓋世」は、「力は山を抜き、気は世をおおうほどに、勇壮な気性」(『広辞苑』)を表す。出典は司馬遷の『史記』。楚の項羽が、漢の劉邦の軍に囲まれ、四方から故国の歌を聞いたときに、“心は負けていない”と詠んだ詩の一節
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1952年(昭和27/年)4月に「御書」が発刊されたとき、戸田第2代会長は完成したばかりの一冊を池田名誉会長に贈り、その扉に和歌を認めた。「山を抜く 力はみちたり 若き身に 励み闘へ 妙法の途(みち)に」
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御書発刊は、将来の広宣流布を考えると、是が非でも成し遂げなければならない悲願だった。しかし、当時の学会は、いまだ弱小だった。理解者は少なく、まさに、「四面楚歌」といえよう。そのような状況のなか、身に影の添うごとく、戸田会長のもとで発刊に力を尽くしたのが、若き名誉会長だった。
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贈られた和歌からは、“君よ、妙法の旅路に青年らしく励み、戦いたまえ!”との戸田会長の声が聞こえてくるようだ。
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「教学部任用試験」が11月に行われる。多くの受験者にとって、日蓮大聖人の御精神を心に刻む、最初の機会であもある。御書を開けば、山をも抜く力がわく。御書発刊の師弟の労苦に思いをはせ、新しい広布を開く決意で、研さんに励みたい。
(糀)
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