和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

勇将64/小説「新 ・人間革命」

2013年04月29日 06時46分54秒 | 今日の俳句
      小説「新・人間革命」

【「聖教新聞」 2013年 (平成25年)4月29日(月)より転載】

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勇将64(4/29)
 山本伸一は、参加者一人ひとりに視線を注ぎながら話を続けた。

 「各地域にあっても、異体同心の組織が築かれ、“信心の根”が深く張り巡らされていくならば、三障四魔という炎に焼かれることがあっても、また必ず、若草山のように、青々と蘇生していくことは間違いありません。

 人生には、さまざまな試練が待ち受けているものです。しかし、“根がある限り、たとえ、すべてを焼き尽くされても、必ず蘇生できるのだ!”と強く確信し、自信をもって、焦らずに、わが生命に信心の根を、地域に広宣流布の根を、張り巡らしていってください」

 次いで彼は、「未だ広宣流布せざる間は身命を捨て随力弘通を致す可き事」(御書一六一八頁)等の御文をあげ、折伏・弘教にこそ創価学会の使命と精神があることを訴えた。

 彼は、広布第二章の「支部制」にあたり、“折伏精神”を、学会の隅々にまで燃え上がらせなければならないと思っていた。

 “折伏精神”とは、友人、知人に、自分に連なるすべての人びとに、あらゆる苦悩に打ち勝つ道を、崩れざる幸福の道を教える慈悲の心である。

何ものをも恐れず、仏法の正義を貫く勇気である。
わが生命を磨き鍛え、一生成仏、人間革命をめざす求道、向上の情熱である。

 学会活動は、弘教をはじめ、座談会、教学の研鑽、機関紙誌の購読推進等々、多岐にわたる。
しかし、いずれの活動の目的も広宣流布にあり、その原動力は、どこまでも“折伏精神”である。
この精神を失えば、活動は惰性化し、空転を余儀なくされる。

 周囲の人びとに真実の仏法を教え、必ず幸せになってもらおうという一念を燃え上がらせてこそ、すべての活動に魂が込められ、歓喜が湧く。
そして、人との触れ合いは、そのまま、仏縁の拡大となるのである。

 一切の学会活動は、広宣流布、立正安国をめざすものであり、それは、仏の使いとしての菩薩の行である。
ゆえに、地涌の菩薩の魂である“折伏精神”を燃え上がらせるのだ。


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 「和井弘希の文芸政談」に掲載した俳句集
 http://u-736632kazui.hatenadiary.com/


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