■<2015年(平成27年)3月24日(火)>■
◆沖縄戦から70年 不戦の誓い永遠に 世界青年平和大会を開催◆
沖縄青年部の「沖縄戦70年 世界青年平和大会 OKINAWAピースウエーブフェスタ2015」が22日の昼と夜、約8000人が参加して宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開催。
池田大作名誉会長が祝福のメッセージを寄せた。これは、創価学会青年部の「SOKAグローバルアクション」の一環で行われたもの。沖縄青年部で進めてきた平和意識調査が3万人を超えたことが発表された。
自らの使命を果たし抜け
3万人に意識調査を実施
「うりずん」――沖縄で春分から梅雨入りにかけ、大地が潤い、緑が深まり、鮮やかに花咲く頃を表す言葉である。あちこちで緑の中にピンクや黄の花々がこぼれ、風に揺れる。
だが70年前、美しいうりずんの島から笑顔が消えた。凄惨な地上戦。20万を超える命が奪われ、県民の4人に1人が犠牲となった。涙が染み込んだ大地で戦後も苦難が続く。
「戦争ほど、残酷なものはない。戦争ほど、悲惨なものはない」
名誉会長はこの一節から、小説『人間革命』の執筆を沖縄で開始(1964年12月2日)。「最も苦しんだ沖縄こそ、最も幸福になり、最も平和になる権利がある」との信念で、友を励ましてきた。
2000年の世界青年平和大文化総会で、名誉会長は青年とカチャーシーを舞った。その同じ会場で、今回の大会は開かれた。
「平和とは何か?」との問いで始まった舞台。男子部、学生部、男子高等部はエイサーに「平和とは勇気」との思いを込めた。
――太鼓を打ち鳴らす名嘉眞朝也さん(沖縄世界県、学生部部長)は祖父母から沖縄戦の話を聞いて育った。あちこちで横たわる亡くなった人々、食糧難でカエルを食べたこと等、生々しい証言が胸に残る。風化させまいと平和意識調査に取り組んだ。「平和への第一歩との思いで友人と語り合いました」
【聖教新聞:2015年3月23日(月)付】
http://www.seikyoonline.jp/news/headline/2015/03/1217260_5057.html
※今日の俳句※
花冷に瓢亭藁の円座出す
橋下美代子
掃きよせて花冷えと言ふ塵少し
安養白翠
湖(うみ)ありて若狭の国のさくら冷え
遠藤若狭男
※ 花冷え
桜の咲くころ、急に冷え込むことがあるが、そのころの季感をいう。京都の花冷えは特に有名だが、全国どこでも見られる現象である。春寒の感じとは違う。
【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】
※わが友に贈る※
人材山脈・信越の友よ
敢然と立ち上がれ!
「勇気」の旗高く
栄光の決勝点へ
異体同心の大前進を!
2015年3月24日
【聖教新聞:2015年3月24日(火)付】
※名字の言※
「あなたの長所と短所は?」。面接等で聞かれがちな質問だが、準備なしで即答できるだろうか
▼
上越教育大学の森島慧(あきら)名誉教授は、学生が「短所を挙げるのは得意でも長所をあげられない」点を心配し、「大学は自分の長所を伸ばすためにある。なのに長所を知らずに何を学ぶのか」と問いかける
▼
短所ばかりという人はいない。どんな人にも長所はある。限りある人生、短所ばかりに目を向けるより、長所を生かす挑戦を心掛けるほうが価値的だろう。また、短所と長所は往々にして裏表。短所は、長所と捉え直すこともできる。「引っ込み思案」は「思慮深い」というように
▼
ただ、長所は自分で気付きにくいのも確か。周囲の指摘が、長所に気付くきっかけになる場合も多い。本紙連載中の教育評論家・親野智可等(おやのちから)さんの指摘が面白い。健康な人でも「顔色が悪いね」と別々の場面で違う人から言われると、本当に「自分は気分が悪い」と思い込み、病院に駆け込む。同様に、良い点も、一人だけでなく複数の人から、同じことを重ねて指摘されると、長所と自覚し、伸びていくという
▼
卒業シーズンが終わり、新入学、新社会人の季節へと移っていく。長所を見付けて、積極的に伝えよう。それが「育てる」ことだと心に留めて。 (集)
【聖教新聞:2015年(平成27年)3月24日(火)付】
彡……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*☆彡……☆☆彡
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◆沖縄戦から70年 不戦の誓い永遠に 世界青年平和大会を開催◆
沖縄青年部の「沖縄戦70年 世界青年平和大会 OKINAWAピースウエーブフェスタ2015」が22日の昼と夜、約8000人が参加して宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開催。
池田大作名誉会長が祝福のメッセージを寄せた。これは、創価学会青年部の「SOKAグローバルアクション」の一環で行われたもの。沖縄青年部で進めてきた平和意識調査が3万人を超えたことが発表された。
自らの使命を果たし抜け
3万人に意識調査を実施
「うりずん」――沖縄で春分から梅雨入りにかけ、大地が潤い、緑が深まり、鮮やかに花咲く頃を表す言葉である。あちこちで緑の中にピンクや黄の花々がこぼれ、風に揺れる。
だが70年前、美しいうりずんの島から笑顔が消えた。凄惨な地上戦。20万を超える命が奪われ、県民の4人に1人が犠牲となった。涙が染み込んだ大地で戦後も苦難が続く。
「戦争ほど、残酷なものはない。戦争ほど、悲惨なものはない」
名誉会長はこの一節から、小説『人間革命』の執筆を沖縄で開始(1964年12月2日)。「最も苦しんだ沖縄こそ、最も幸福になり、最も平和になる権利がある」との信念で、友を励ましてきた。
2000年の世界青年平和大文化総会で、名誉会長は青年とカチャーシーを舞った。その同じ会場で、今回の大会は開かれた。
「平和とは何か?」との問いで始まった舞台。男子部、学生部、男子高等部はエイサーに「平和とは勇気」との思いを込めた。
――太鼓を打ち鳴らす名嘉眞朝也さん(沖縄世界県、学生部部長)は祖父母から沖縄戦の話を聞いて育った。あちこちで横たわる亡くなった人々、食糧難でカエルを食べたこと等、生々しい証言が胸に残る。風化させまいと平和意識調査に取り組んだ。「平和への第一歩との思いで友人と語り合いました」
【聖教新聞:2015年3月23日(月)付】
http://www.seikyoonline.jp/news/headline/2015/03/1217260_5057.html
※今日の俳句※
花冷に瓢亭藁の円座出す
橋下美代子
掃きよせて花冷えと言ふ塵少し
安養白翠
湖(うみ)ありて若狭の国のさくら冷え
遠藤若狭男
※ 花冷え
桜の咲くころ、急に冷え込むことがあるが、そのころの季感をいう。京都の花冷えは特に有名だが、全国どこでも見られる現象である。春寒の感じとは違う。
【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】
※わが友に贈る※
人材山脈・信越の友よ
敢然と立ち上がれ!
「勇気」の旗高く
栄光の決勝点へ
異体同心の大前進を!
2015年3月24日
【聖教新聞:2015年3月24日(火)付】
※名字の言※
「あなたの長所と短所は?」。面接等で聞かれがちな質問だが、準備なしで即答できるだろうか
▼
上越教育大学の森島慧(あきら)名誉教授は、学生が「短所を挙げるのは得意でも長所をあげられない」点を心配し、「大学は自分の長所を伸ばすためにある。なのに長所を知らずに何を学ぶのか」と問いかける
▼
短所ばかりという人はいない。どんな人にも長所はある。限りある人生、短所ばかりに目を向けるより、長所を生かす挑戦を心掛けるほうが価値的だろう。また、短所と長所は往々にして裏表。短所は、長所と捉え直すこともできる。「引っ込み思案」は「思慮深い」というように
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ただ、長所は自分で気付きにくいのも確か。周囲の指摘が、長所に気付くきっかけになる場合も多い。本紙連載中の教育評論家・親野智可等(おやのちから)さんの指摘が面白い。健康な人でも「顔色が悪いね」と別々の場面で違う人から言われると、本当に「自分は気分が悪い」と思い込み、病院に駆け込む。同様に、良い点も、一人だけでなく複数の人から、同じことを重ねて指摘されると、長所と自覚し、伸びていくという
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卒業シーズンが終わり、新入学、新社会人の季節へと移っていく。長所を見付けて、積極的に伝えよう。それが「育てる」ことだと心に留めて。 (集)
【聖教新聞:2015年(平成27年)3月24日(火)付】
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