和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

『新・人間革命』/名字の言

2012年12月01日 14時36分51秒 | 今日の俳句
『新・人間革命』/名字の言

     名字の言

【聖教新聞・2012年 (平成24年)12月1日(土)より転載】        


◇◆◇◆◇◆

(12/1)
 作家の向田邦子さんは、とにかく筆の走りが速かったという。
「四」の文字を書く時間さえ惜しいのか、棒線を横に4本引いたという話も。
ただ、書き出すまでが長かった



中でも“冒頭のセリフが浮かばない”と筆を執るまで深く思い悩んだ一作が、後に、その執筆をライフワークにしたい、と言った名作『だいこんの花』だった。
思いを込めた作品ほど、筆者は最初の1行に全魂を傾けるのだろう



「戦争ほど、残酷なものはない」――池田名誉会長の小説『人間革命』の最初の1行である。
1964年(昭和39年)12月2日、名誉会長は最も戦火に苦しんだ沖縄の地を選び、あえて当地で筆を起こした



魂が凝縮された書き出しを起点に、同小説は続編の『新・人間革命』へと受け継がれ、今や新聞小説の連載回数で日本最多の大叙事詩となった。
そして、きょうから第26巻「法旗」の章が本紙で連載開始となる



名誉会長は「『新・人間革命』の執筆をわが生涯の仕事と定め、後世のために、金剛なる師弟の道の『真実』を、そして、日蓮大聖人の仰せのままに『世界広宣流布』の理想に突き進む尊き仏子が織りなす栄光の大絵巻を、力の限り書きつづってゆく決意である」と。
再び、日々の師弟の勝利劇を。
              (城)


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