和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

聖教新聞/名字の言

2012年08月28日 11時57分01秒 | 今日の俳句
     名字の言

【「聖教新聞」平成24年8月28日(火)より転載


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(8/28)
 医学の博士課程1年の時、発心して学会活動を始めた大阪の男子部員。
研究室内の人間関係で苦しみ、研究自体も行き詰まっていた



だが祈る中で、“やるからには全てやり抜く”と決めた。
学会活動に励んだ後、研究室へと通う日々が続いた。
■広宣流布の 旗高く 尊き使命を 胸に秘め……。
彼は、くじけそうな時、深夜の研究室で、一人、「創価班歌」を歌い、自らを鼓舞した



昨年、男子部の部長の任に就き、弘教も実らせる。
苦戦していた研究でも、ついに成果を出した。
論文がアメリカの学術雑誌に掲載になった。
先月、念願の医学博士号を取得。
世界トップレベルの研究室で研究を続けることも決まった



日蓮大聖人は、門下の四条金吾を「極めて負けじ魂の人」(御書986ページ、通解)と讃えた。
先の男子部員も、研究のつらさから逃げなかった。
自ら決めた学会活動との両立をやり抜いた。
その「負けじ魂」の連続闘争があったからこそ、勝利の道が開けた



仏の異名に「能忍(能く忍ぶ)」とある。
苦しさを何かでごまかしても、何も進まない。
思うようにいかない時にこそ、歯を食いしばって、一歩また一歩、前へ踏み出すしかない。
その時に培われた「負けじ魂」は、生涯の宝と輝いていく。               (芯)


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