≪2015年(平成27年)10月7日(水)長月≫(旧暦8/25)
芦の花幾たりに逢ひ別れけむ
永田 耕衣
伝説の河童の沼や蘆の花
清水 恵山
芦の花穂風の行手に海荒るる
石原 八束
つまづきて泥あたたかし芦の花
山田みづえ
舟ゆけばしたがふ筑波蘆の花
富安 風生
※ 蘆の花・蘆の穂
アシは秋の九月に、茎の先に大型の円錐花序を出す。花序は多くの小穂から成り、初めは紫色をしているが、のちに紫褐色に変わる。小穂は五個の花から成り、細長くとがっている。
包頴二枚には、大小あるが、どちらも護頴よりは短い。花をつける小軸には、絹のような花よりも長い毛がある。これがのちに種子の撒布をたすける。アシの花穂は、ススキのように美しいものではないが、ふさふさと豊かな感じがある。
【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】
※☆*わが友に贈る*※
信心根本の努力に
一切の無駄はない!
その闘争の中に
力強さも風格も
信用も磨かれ 輝く!
2015年10月7日
※☆*寸 鉄*※
本当に偉い人は「皆を敬い、偉くする人」-恩師。幹部は徹して友に尽くせ
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離島部の日。わが島を福徳薫る勝利島に。振舞で輝く依枯依託の存在たれ
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関西の要・滋賀の友の奮闘光る!麗しき湖国に黄金の連帯(スクラム)を。今日、県の日
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御書「如来とは一切衆生」万人の生命に偉大なる力が。大確信で祈り開け!
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車上荒らし・窃盗に注意。短時間でも施錠忘れず。貴重品や鞄は常に携帯を
※☆*名字の言*☆※
秋の運動会シーズン。近年、企業でも「社内運動会」を催すところが増えているそうだ
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運動会の運営を請け負う、企業やNPO法人の活動もメディアで取り上げられている。社内運動会と聞くと、昭和の香りが漂うが、競技や応援などに共に汗を流した体験を共有することが、一体感を高める機会になるとして再評価されている。裏を返せば、メールでの連絡が主流となり、顔を合わせた対話が不足して、人のつながりが希薄になった表れともとれる
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IT化がもたらす人間関係の変化は、家庭にも及ぶ。関西福祉科学大学の川上範夫教授は本紙(5月17日付)で、スマートホンの利便性を認めつつ、子どもに何らかの問題が生じた時、すぐ「検索」するなどして安易に答えを探してばかりいると、子どもが“いのちを持った人間”ではなく“対処すべき対象”になってしまいかねないと警鐘を鳴らす
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大切なのは共感であり、心を傾けること。その人間力を磨くために「自分の体験」を「語り合える」場が必要と指摘し、その一つに学会の座談会を挙げていた
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じっくりと語り合うことは、その行動自体に大きな価値がある。“人に言える体験ではないから”“話すのが苦手”と尻込みせず、心軽く、あの人この人と座談会の輪を広げよう。(江)
【聖教新聞:2015年10月7日(水)付】
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