和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

責任逃れの仙石発言!

2010年11月15日 06時23分27秒 | 今日の俳句
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※ チェック! 菅政権 ※ 

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 「政治主導」とは裏腹に、現場の公務員に押し付け   


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 中国漁船衝突事件をめぐるビデオ映像を海上保安官が流出させたと供述している問題で、仙石由人官房長官が10日、馬淵澄夫国土交通相らの責任について、「政治職のトップの責任のあり方は違う」と発言したことに、批判のこえが上がっている。  


 仙石氏の発言は、国土交通相(政治職)と、海上保安庁長官(執行職)とを比較し、「責任の重さが違うと強調することで、馬淵氏の辞任要求をはね返すのが狙い」(12日付「読売」)だったようだが、現場に責任を押し付けるようなやり方は、あまりにも姑息だ。   


 そもそも海上保安庁では、事件や事故などの際、公開を前提にビデオ撮影し、その映像を幹部の間で共有する慣行があるという。   


 だが、海保への指揮権を持つ国交相がビデオ映像の管理の厳格化を指示したのは、衝突事件発生から40日余り経過した10月18日。この時点でビデオ映像が海保内に広まっていた可能性があり、国交相の指示は遅きに失し、的確さも欠いていたと言わざるを得ない。    


 民主党は昨年度の衆院選で「政治主導」を掲げ政権を獲得。2009年10月28日の衆院本会議でも、鳩山由紀夫首相(当時)が「政治主導とは政治家がしっかりと最終的な責任をとること」と明言していたはず。   


 仙石氏の発言は、掛け声倒れも甚だしく、「問題が起きると現場の『公務員の問題だ』と強調」(11日付「朝日」)する責任回避と見られても仕方がない。   


 民主党は、今回の漁船衝突事件で中国人船長を「検察の判断」で釈放したとして、その“責任逃れ”の体質が批判されたばかり。菅政権は、現場に責任を押し付けず、政治家の責任の所在を明確にすべきだ。                     


【公明新聞(2010/11/14)より転載】     

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  2010年(平成22年) 
  11月115日(月曜日) 

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【桜梅桃李の詩(週刊)】

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【和井弘希の文芸政談(日刊)】 

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