和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

人間の真価が問われる時!

2010年09月13日 06時39分46秒 | 今日の俳句
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 ※ 名字の言 ※

 10/9/12
 (日曜版) 

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 和歌山県串本町沖の海底で、120年前の1円銀貨が発見された。1890年9月に沈没したトルコ軍船エルトゥールル号の遺品。3年にわたる発掘調査で、約5800点の品が見つかり、一部はトルコでも展示される。



 暴風雨の中で救助にあたったのは近隣の村人たち。遭難者の世話をし、遺体を手厚く葬った。死者580人超、生存者69人という惨事だったが、日本人の献身は今なおトルコで語り継がれる。『何とか助けたい』という懸命な行動が信頼となり、交流は時代を超えて続いている。



 中国の言葉に「患難見真友(困難な時に真の友が分かる)」とある。1974年、池田名誉会長(当時、会長)は第1次訪中の折、中日友好協会の廖承志(りょうしょうし)会長に「大変な時は遠慮なく言ってください。千年先、万年先でも応援に来ます」と

 後年、国際社会で中国が孤立していた時、名誉会長は3/000人の学会代表と訪中。その決然とした行動に、中国は深い感謝を寄せた。そうした誠意で結んだ信頼のネットワークは、世界各地に広がる。



 苦しんでいる時に、手を差し伸べるーー口で言うほど簡単ではないが、いざという時に人間としての真価が問われる。友との日々の対話にもこの心でありたい。まず『勇気の一歩』を心したい。
          (立)       


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 【聖教新聞(9/12日曜版)より転載】

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 きょうは、新聞休肝日のために、昨日(12日)の「名字の言」を配信いたします。宜しくお願いします。            

(和井弘希)


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