オストメイトで山賊と海賊・・・銀座のコテコテ周旋屋のよもやま話

去年は100の山を愛し、今年は108の山に恋をする。
夏は太平洋の大波で泳ぎ続け、日本の自然を愛して66年。

老いたオツムは霞み、景色も霞む

2022-03-14 11:01:11 | オストメイトで登山と遠泳

 

 2年前の、コロナ騒動勃発時、山に向かう高速道路は毎週毎週、嘘のようにガラガラで、昼過ぎにはとっとと楽に帰ってこれたもんだったが、今度は円安の長引くインフレで、ガソリン代が高過ぎて車に乗れない人たちが出て来れば、悠々と行動が出来るようになるのかしら・・・と、ほくそ笑んでいる。

 自分の経験と対面による独自の情報網と想像力で先を見越して生きてる者と、最初からフィルターの付いてるネットやメディを介した自慰ばかりで、未来や将来を貴方任せで探して検索して、又聞き情報から選択肢を得ようと動く猿との違いは、そういったところにも明瞭に出て来る。

 地球や宇宙の価値観で飛び回ってる者と、オロオロしながら画面や紙面ばかりに食い入って、閉じ籠って自粛を続けてる島国の猿との違い。

 地球や宇宙と違って、人間の社会ではそんな幼稚なことでも上手く行く。

 

 ゴールドの短期売買は、先日の高値で深夜に売り抜けて、まわりの人間もみなお小遣いができたということで、そのまんま次の買い場を待っているが、円安ならもうちょい下がって欲しいから、じゃ~山にさ行くべ、ということになった。

 アメリカのFOMCも始まるし、これだけ騒いどいて、ロシアのせいにして利上げは延期になるかも知れんし、金融緩和から引き締めに移れば、景気後退に利上げという最悪の恐慌まっしぐら、笑って見て居ればよろしい。

 焦らんでも、高速AIロボットが向こうからボロを出す、周旋屋の手口ではある。

 

 昨年の10月下旬に傷めた膝の状態が悪く、山を歩くにもサポーターを巻き、登山靴を履きだしたのが今年に入って、やっと昨日は20キロくらいのザックを担いで、まだ雪の残る山梨の山に登って来た。

 片目は歪んで霞んだりしてるが、春霞か黄砂か、遠くもあんまり綺麗に見えなかった。

 腹のパウチの貼付部の肉がえぐれて、強力なパウチを貼り付ける個所だから痛みもあったが、ガタガタ抜かしておってもナニも変わらないなら、まずは登って泳ぐ、いつもの行動に出た訳だ。

 山道の北斜面や谷は雪道・凍り道、車を停める場所は残雪が凍りついてツルツル滑っておって寒かったが、アウター含めて3枚で登り始め、山頂ではアウターも脱いで汗だくになった。

 肺活量も落ちているから、ゆっくりゆっくり、それでも息を切らして霞んだ富士山を眺めながら、登った。

 膝は痛みもなく、降りもま~ま~違和感なく、見えずらくなってる片目も遠望は効く、腹のパウチの傷だけ、ときどき痛かったくらいだった。

 ポールは両手に持つようになったが、これは膝の為に仕方ない。

 こんなもんだろうと、想う。

 

 気分は良かったが、大変に、疲れた。

 片目の状態がよくないから、帰路の夕暮れから夜にかけての運転が、とくに疲れる。

 案の定、中央も東名も渋滞が酷かったから、山間部を抜け、湘南の海まで出て、大きく迂回して愉しく戻った。

 丹沢の山の桜と、曽我の梅林を見たかったのもあるが、よく咲いておったな。

 オミクロンゴッコなんざ、屁みたいなお遊戯だぜ。

 上手い飯も喰い、新しい発見もあり、話題には事欠かない日常でも、またまた地球の話の種も増えた。

 

 まだ山は冬だけんども、春の兆しはあちこちにあった。

 今週は、長野の奥山に行きたいが、暗いうちから登って、明るいうちに戻ってくる強行軍だろう。

 大勢の、キ~キ~喧しい猿の渋滞には、近寄りたくもない。

 

 さ、仕事をするっぺよ。

 



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