オストメイトで山賊と海賊・・・銀座のコテコテ周旋屋のよもやま話

去年は100の山を愛し、今年は108の山に恋をする。
夏は太平洋の大波で泳ぎ続け、日本の自然を愛して66年。

日本人の劣化、野山は素晴らしい

2019-02-27 08:27:05 | よもやま話

 

 花粉症とは、内弁慶・弱腰の外交しか出来ない我が国の政治が産んだアレルギー。

 偏西風に乗ってやってくる中国の公害物質いがいに直接原因などないのに、杉や檜のせいにしている。

 あとは地磁気の弱って来た地表に届き始めた放射線の影響だろう。

 この時期には花粉はどこにでも飛んでいるがな。

 人類の歴史よりも古いだろう。

 そ~んな杉や檜を悪者にするなんて、幼稚な人間どもの狂ったオツム。

 地球の温暖化ゴッコもそうだけんども、たいがいにせいよ。

 

 日常のストレスを解消するためにペットを飼う。

 癒される? 奴隷として日々を送っていると、奴隷のペットを見て癒される。

 ・・・あんたもわたしも、おんなじよ

 人類が家畜を飼うようになったのは紀元前の話だが、定住させて稲作をさせることで徴税管理がし易くなった。

 奴隷だとは思わせないように管理するには、いろんな日常の楽しみが必要だった。

 競い合わせ、祭りだとか、風習だとか、いろんな儀礼・・・家畜を飼うのもその一環だった。

 俺はガキの頃、すでにそれに気が付いてしまってた。

 だからこんな破天荒な60年を平気で生きて来た。

 人間の世界に怖れるに足るものは、無し。

 

 ・・・自分に合った仕事をしたい!!

 阿呆の極み、自分が解ってないからこそ、仕事を探してる。

 ならば思い切り自分が嫌だと思う仕事を始めるべきだろう。

 そうやって自分を解体することから、自分を知る旅は始まる。

 貴方任せで育った環境で出来上がっただけの自分に合うとは、嫌なことから逃げ、楽をするということではない。

 成人しておっても、そんな間抜けなセリフを吐いてるのを聞くと、なんだかな~、山でも歩いて来れば?

 

 水を高い金出して買う、健康に良いと聞けば原始のシャーマニズム顔負けの験担ぎに怪しい信仰、この世に神がいる? 仏がいる? 幽霊や先祖を怖がって生きて居るのは、あんたが隠し事や秘密をたくさん持ってるからなだけ。

 誰も見てなくとも、堂々と自信満々に他人や社会のためにと生きて居れば、それこそ俺みたいな神にもなれる。

 やましいことがないから、神、そういうことだ。

 独りでも、神、山を歩いておれば、そんな神々にも出会えるだろうよ。

 

 ネットでポン!! の時代、なんでも対面せずに消費者は購入する癖がついてしまってるが、すべて国家の管理のためにと、社会そのものが毒されてしまってる。

 偏差値至上、暗記力至上、学歴社会のお受験戦争が延々と続くうちに、日本人の愚民化は進んだ。

 即断即決、臨機応変、七変化・・・そんな自由自在な人間が随分と減ってしまってる。

 高学歴と言えども暗記力と公式の詰め込みだけで、応用やアクシデントにはまったく無力な間抜けな大人社会を眺めていると、苦笑いしか出てはこないね。

 日本人の結婚や恋愛を見て居ればその幼稚さはここ数百年で一番みっともない状況だろう。

 その教育や子育ては愚の骨頂。

 

 投資詐欺、これなんかはそのみっともない最たるもんで、そんなに簡単に儲かる話があるのならば他人には言わないのが人間という生き物で、いちいち周囲の人間に言うのは勧誘と、自分の不安心理を誤魔化すだけの行動。

 マルチ商法や新興宗教の手口とナニも変わらないし、大昔からその手口は一貫してはいる。

 騙される人間が、阿呆で間抜け、この頃は笑えるような新種の手口も横行し始めている。

 手口を考える方がまだ利口、引っ掛かるトンマは陰口叩かれてることすら気が付かない。

 後悔ばかりしてる大人は死ぬまで後悔を続け、詐欺にひっかかる阿呆は死ぬまで引っ掛かってる。

 そもそもだ、金を稼いでナニをするのか? その価値観がまるでない。

 その生き様価値観を変えない限りは、おんなじことよ。

 人の世に偶然なんてものはなく、すべてが必然だということすら解ってない。

 お話にならんね。

 

 宗教とは、国家や権力による統治を、命がけで正当化させるための人心掌握術であって、それ以外に意味などない。

 死後の世界があったり、正義があったり、それらは詭弁の連鎖でしかなく、そこにたいした意味などないのが本当だが、世界中の皆さんは夢中になってしまってる。

 相対する人間の価値観は常に相対してる、その立場で価値観はどうにでも変わる。

 悪が善になり、善が悪になる、これ当たり前のことさ。

 自分自身が神になり、信者は持たず、独りで自由自在に生きる。

 俺には扶養家族は多いけんども、どれもこれも信者どころか、後方から攻撃してくるようなのばかりだが、だからこそ人間の生とはとかく愉しいことばかり、さ。

 わかってね~奴らばかり、雪山でも歩いてくれば?

 あんまりアホ臭い大人社会なんで、俺は昨日はプールで泳いできたがな・・・。


雪山の帰りに温泉うなぎを喰らう

2019-02-25 09:04:52 | 登山と遠泳

 

 風は、地球の、地磁気の届く範囲で、大気のある地表で吹き続ける。

 太陽の影響? 地表の温度差? 公転と自転? いやいや、大気がある、生物がいる、そこから考える。

 つまり、原初に地表で命のある生物が誕生し、その吐く息が風の起源になっていると考える。

 80億人の人類の吐く優しい吐息は、ひとつになればとんでもない巨大台風にもなる。

 だれがこの大気に最初に刺激を加えたものなのかは、知れない。

 ひとたび吹き始めた風は、地球が滅びるまで吹き続けるだろうし、人類が滅びても地球が存在する限りは吹いているだろう。

 風が途絶える時、地球は終わりを迎える。

 人は風の無い場所では、生きてはいけない。

 

 ・・・ということで、久しぶりの雪山を歩いて、梅を愛でて、古い真田の差配した城跡を巡り、勝頼の生き延びた本当の足跡を考えているうちに、甲陽軍鑑の嘘臭いドラマ仕立ては雲隠れを隠す為のモノだとつくづく知れ、石和のはずれの初花で、美味いうな重を喰らってきた。

 ここのうな重は並ではなく上を喰らう。

 通称温泉うなぎ、銀座で喰う冷凍モノの糞不味い高級うなぎなど足元にも及ばない。

 肝吸いもほんのり生臭くってコリコリしてて、締めたばかりという味わい。

 美味かった。

 食い物を喰らって美味いと思うことが少なくなってる昨今、地産地消で山や海の帰りに喰らう地元の料理くらいしか美味いと思わなくなってるが、ここのうなぎは昔から美味い。

 うなぎの養殖をやってるうちに評判の味となり、調べたところどうも養殖に使ってる井戸水に温泉が混じっていると知り、掘ったところが温泉に当たり、いらい隣接する温泉も営業を始めてるが、湯じたいはそれほどでもない。

 ただ、うなぎは美味い。

 帰路の軽い渋滞など、鼻歌まじりになるほど、美味かった。

 

 ひさしぶりのちゃんとした山々を堪能し、新府城の直登階段も一気に駆け上がり、武田の総本山の近くで富士を眺めて赤い梅の香りに包まれ、うまいうなぎを喰らって、満足マンゾクの一日だった。

 下界に降りてのちは、みなコートを羽織ってる中でも、俺は下着と薄いシャツの2枚で寒さすら感じなくなってた。

 言葉など、要らんがな。


オストメイトを愉しむ生き方ゆえ

2019-02-21 12:03:24 | 身体障害者

 

 

 8時間を超える手術の最中に全身麻酔を追加して、翌日、まだ激痛と後遺症で吐き気と眩暈、幻覚を見るような酷い状態だったが、それでも10歩くらいは歩いた。

 車椅子を看護師に押して付いてきてもらって、ベッドから立ち上がるだけでも大変だったが、それでも歩いた。

 それから最短で退院を目指して、毎日一日中、夜中に目が醒めてもトボトボと歩いた。

 ボ~っとしてる時間はない、その分だけ身体は駄目になる、そう想っておった。

 チューブを突っ込んである腹部からダラダラと血液が流れ出てきておったが、関係なしに歩いた。

 動かさなければ駄目になる、動かして治す、これはガキの頃から身に付いてる処方だったろう。

 毎日いろんな面会人が来ても、病室ではなく面会室まで歩いた。

 凄まじく目だけギラギラした夜叉のような顔をして面会しておった。

 手術1週間後の深夜、歩いて横になると、男根が勃起した。

 腹膜炎も起こし、ボロボロになった腸があちこちの臓器に癒着して、不能になると言われておったものが、カチカチになった。

 痛みを堪えて射精してみると、鮮血が飛び散った。

 ・・・こりゃ~まだあかんわ・・・

 苦笑いで報告した主治医や看護師は、笑うしかなかった。

 ・・・じきに正常になりますよ・・・

 2週間で銀座の店に出たが・・・あれは癌でもうダメだろう・・・同業の若い衆は陰口を叩いておったことも、キチンと俺の耳に入っておった。

 体重は15キロくらい減っておった。

 そこから5カ月間、傷の後遺症と合併症に苛まれたもんだが、シャワーの湯さえ飛びあがるような激痛で、右向きでしか眠れない日が続いておっても、仕事は普通にこなし、3カ月目くらいから里山歩きを始めた。

 ・・・もうええか・・・諦めかけた命だったが、死ぬまで生きようとすることが俺の生だと考え、とことん戦うつもりになった。

 車を運転しておっても、揺れの振動で激痛が走ってる頃だ。

 治療中の毎日交換の簡易パウチのまんま、幼稚園児の団体に追い越されながらも、重いザックを背負って、ポールをついてトボトボ、ぜーぜー歩いて山頂まで辿り着いておった。

 5m進んでは休憩、10m進んでは座り込み、亀にも抜かれる・・・そんなスピードだった。

 傷口は痛かった。

 眺めは良かったが、痛みの方が勝っておった。

 大量に出されておった薬は、ぜんぶゴミ箱に捨てた。

 次はもうエエわ、これで駄目なら終わって良い、腹の底からそう想った。

 温泉にも浸かり、温水プールで歩き泳ぎも始めた。

 退院半年目に、2000mの山に戻った。

 同行者には 先に頂上で待っててくれ! そう伝えた。 

 みっともない姿は見せたくなかった。

 頂上直下の急登では、一度に3mくらいしか登れなかった。

 肺が破裂しそうだった。

 良いだとか悪いだとかではなく、意地になってた。

 ・・・赤鬼みたいな顔してたよ・・・

 なんども重いザックごと滑って転んで、なんども繁みに仰向けに倒れ、休憩をとりながらの山頂だった。

 これは今でもはっきり覚えている、目頭が熱くなった。

 景色に感動したのではなかった。

 そんなことは初めてだった。

 転び過ぎて、全身、傷だらけだった。

 それが自信になって、1か月後、外房の海に泳ぎ出た。

 沖で波にプカプカ浮いて流され、心地いい、生きてるという実感がはっきりとあった。

 この想いを忘れずに、残った時間を過ごしていたいと、それだけを想った。

 体重は退院した頃と較べると、3年後のいまは20キロは増えている。

 なにを喰っても美味いから、しかたない。

 カチカチの筋肉も戻り、いぜんよりも気合が入ってる分、ガタイは良くなった。

 176cmで75キロ、2Lが3Lになっているから、下着からすべて買い替えている。

 そのまんま、山を歩き続けている。

 海でも泳ぎ続けている。

 仕事も続けている。

 身体にフィットしないパウチを使ってる頃は、大量の汗を全身にかき、激しい岩場を登り切って、腹のパウチが剥がれてしまったり、漏れや剥がれは日常だった。

 タオルで剥がれた箇所を押さえながら下山したことも、一度や二度ではない。

 すぐに小蠅や蜂やアブやらが寄ってきて、人間ウンコみたいになっておった。

 綺麗な沖縄の海や外房の海で泳ぎ潜った時も、剥がれてしまって、小魚が寄ってきて、人間漁礁みたいになっておった。

 ・・・もう、おとなしく生きて居れば??

 よく周囲からは言われたもんだが、退院後の5か月間の苦しみは何の為?? 冗談じゃ~ね~よ。

 ただ、人生60年、男の色気だけで生きて来たエロ親父には辛いことだった。

 その後にいまのパウチと出会い、すべてが解決した。

 今じゃ~、どこに出掛けてもだ~れも障害者と見てくれなくなった。

 いろんなことがあった60年だけんども、この3年間も、いろんなことがあったよ。

 もう3年になる。

 これがオストメイトの本当の姿だ。

 辛気臭いオストメイトの苦労話など嘘ばかり、その辺の健常者には負けやせん。


ラインやSNSなんざ、変態の証

2019-02-20 10:54:37 | 地球と生きる

 

 

 人類の創造したものが、地球や宇宙に悪影響を及ぼしている・・・これは人類の自惚れだ。

 そもそも宇宙や地球にあったものしか利用できない人類が創造してるモノと言えば、形状が変わるだけの幼稚な遊戯でしかなくって、それを超えるものを創造することは出来る筈もない。

 核だの、放射能だのと大騒ぎしてるのは滑稽な人類だが、もともと地球にあるものにチョッカイを出して痛い目に遭ってるだけのことで、それ自体は普通に自然界にはあるものだ。

 ・・・地球や宇宙を我が物顔で語っておっても、地震ひとつでお陀仏サイナラ・・・

 哀れ提灯とは、オツムばかりデカクなった現代人のことを言う。

 

 先日逮捕された変態野郎、まだ拘留されて立派な刑事事件として罪状が重くなっている。

 もっとプラスアルファを付けてやれと、今日も想い出した新しい犯罪行為を警察と打ち合わせに行かせてる。

 と同時に、共犯者がいると想定して、こちらも慎重に動いている。

 忙しい仕事の合間に、だが・・・。

 

 銀座で自営の商売をやってる連中は、癌や身体障害になったくらいでは、まずへこたれない。

 そんな程度のモノに負けてるような柔な連中では、何十年も自営などはやっておれんだろう。

 その日常では、そんなことは微塵も見せず、ごくごく普通に忙しく過ごしてるうちに、本人はそのことすら忘れてしまってる。

 ・・・え~? 障害者だったの?

 ・・・え~~? 癌だったの? 

 逝ってから、あ~だこ~だ言われてるが、それもすぐに喧騒の中でかき消されてしまってる。

 

 地方から東京の銀座で働くために続々と新卒の若者たちがやってきてる。

 当社にも、古い付き合いの銀座の飲食店や企業さんへと就職の決まった若者たちがやってきている。

 一人でやってくる者もいれば、両親揃って連れてやってくる者もいる。

 いろいろだし、その親子関係もいろいろだ。

 片親だったり、親にいまだに反対されているというのも、いる。

 俺は別になんでもすべて本人しだいという考え方だから、本人への応援はしてあげる。

 なんか困ったら相談にくれば良いし、いつも1階の薄汚い事務所にいる。

 両親といっても、そのほとんどが今や俺から見ると一回りも下になっている。

 ・・・涙の別れなんて、三文芝居でもいまどき流行らないぜ!!

 親も甘っちょろいし、子も甘ちゃん・・・そんな酷いことをズバズバ言ってやることもある。

 ・・・尻を蹴飛ばして、しっかりやれい!! で充分だよ

 観光旅行に行って写真ばかり腐るほど撮ってきたって、後で見ることもないのと同じで、3カ月もすれば別れて暮らす感傷が、生活費が足りなくなってのスネカジリに変わると、怒りに変わって行く。

 そ~んなもんさ。

 

 ・・・ね~ね~、ネズミの糞がね、タンスの着物の中にあったのよ~、いるのよ! なんとかならない!?

 ・・・築地の市場の解体で、行き場所のなくなったネズミが何千匹もいるらしいから、仕方ないだろうよ?

 ・・・え~~、じゃ~我慢しろっての??

 ・・・文句言うのなら、小池の妖怪婆ァに言いなよ!

 長く銀座でクラブをやってるチョイ年上の姐さんから電話があって、泣き出しそうだった。

 同世代の小料理屋をやってる姐さんとも対策を練ったらしいが、解決つかずに結局は俺んとこ。

 ・・・近いうちにさ、猫の抜け毛をたくさんボールにして持って行ってあげるからさ、待っててよ

 ネズミには、猫、これしかないだろう。

 

 ・・・シャワーが出なくなったのよ~

 夜の姥姥蝶々からも電話があって、お店に出る前にシャワー浴びれないじゃないのよ~って言われてもね~。

 いつも頼んでる業者を行かせたらなんのことはない、蛇口とシャワーの切り替え栓が中途半端なとこで止まってただけだとさ・・・修理しなかったから費用は良いですよ!・・・悪いな~、糞婆ァ~のせいでな~

 

 ・・・SNSで拡散する!! って幼児性の抜けない連中はどうしても笑ってしまうけんども、長く1階の路面で周旋屋をやってる者ならば、おなじ1階で顔を晒して生きてる者同士で直接怒鳴って拡散する。

 お利口さんなら、どっちがダメージ大きいか? よ~く考えてみようか?? 

 ネットの不特定多数なんて、そんな程度のもんだ。

 わかんね~のかね~。

 旧帝国大学を来春卒業する息子なんざ、去年からラインやらSNSからは撤退しておるがな。

 俺だって、ずっとブログは暇つぶしの露出趣味だ。

 携帯はガラケー、話の最中に携帯弄る奴は、その場でサヨウナラ。

 大事なことは面と向かって目を見て話す。

 これ、当たり前。

 


里山の梅の花が、人心を和ませる

2019-02-18 09:19:12 | 地球と生きる

 

 体調は悪いまんまだ。

 ゆっくり休めない以上は、ゆっくり一つ一つをこなしてゆくしかない。

 今年に入って、まだ完全休養日がとれない。

 熱っぽいまんま、休み休み仕事をし、治して行くのが代わりの居ない自営。

 腰と背中にはロキソニン・テープを上から下まで貼っている。

 冷えきった身体にはホカロンすら効かない。

 梅の花が、咲いている。

 俺は桜はどうでも良い、梅が好きだ。

 だから梅干しも好きだ。

 

 差し入れにもらった生ガキを喰い、フグを喰い、その素材そのものの味を愉しむ。

 いらん能書き付きの調理など、興味も無い。

 

 思ったように時間が自由にならない。

 これは不健康そのもの。

 そういう時もたまにあるが、そろそろ限界を感じる。

 

 一人の人間が両手を広げた距離しか、他人とは関わり合えない。

 いつもそう想って生きて居るけんども、それを何十年も続けていると相当に両の手が伸びてしまう。

 ときどき伸びすぎた自分の手を、自分で短く切りそろえる時期がある。

 ・・・そろそろ一回すべてご破算にして、リセットするか? 

 目が届かなくなるのではなくって、手に感覚がなくなってしまうのだ。

 

 温かい温泉に、ゆっくり浸かりたいな~。

 いつもなら簡単なことなのに、それすら出来ない今がある。