昔、満州事変を起こした国は、ウクライナの騒動には首を突っ込まない方が利口だろう。
相手国にドシドシ出掛けて行って直接交渉できる器の政治家がいない国家は、貝になるしかない。
最重要国の大国、中国が黙ったまんま、ナニも動かないでいると思ってる方が、おかしい。
いま、一番に拍子抜けしているのは、プーチンだろう。
出される経済制裁がすべて、今後の新しい中ロを中心にした世界覇権に繋がっている。
ドルを使わない貿易経済圏に向かって、CIPS(人民元を使った国際決済システム)というものを10年近く前から進めている中ロには、SWIFT除外はモッケの幸い、すでに世界の加盟国は100を超え、資源国・原産地の中ロと貿易をするにはドルではなく、ナニを使うのか? そういう猿芝居になっている。
ちなみに既に日本はその利用額では世界一になってるが・・・報道の表の顔と、報道されない裏の顔、たいして差も無い間抜け顔のくせに、なんだか陰気だが、日米安保の陰で蠢いてはいる。
原油や天然ガスを大量に消費してロシアからの輸入に頼ってる西側諸国も、これにこぞって参加するしかない。
世界から衰退するのはドルだけでなく、NATO・国連・WHO諸々も、すべてご破算にするしかないだろう。
力も無いくせにアメリカの架空の傘に入って暴力的にほざくだけの、卑怯な国家が、徐々に炙り出されて行ってる。
ほとんどの日本人もそこに入っているが、群れて嬉しい?
若い成功経営者たちや人気のユーチューバーも、こぞってウクライナを支援してるのを、しっかり覚えておくことだ、ただの操り人形さ。
英米と、西側諸国、みな恐怖に慄いているようで、揃いも揃って神経過敏に喧しい。
ウクライナでは紛争は起きているし、ロシア系ウクライナ人は今まで大量虐殺や酷いことを散々にされてきても欧米は見て見ぬふりを決めていた。
いまはウクライナ右翼煽動テロリストたちはウクライナの国民を人間の盾にして市街地に展開し、ロシア平和維持軍は無茶をしないように外部からの支援武器が届かないように包囲したまま、丁寧に睨み合ってはいても、別段、戦争にはなってないだろう。
そのとばっちりを受ける民は、どこでも必ずやいる。
これは包囲網を乱暴に狭めて行けば自爆テロでもやるだろうし、民衆が巻き添えになることが多くなるし、その間に話し合いをしようとするプーチンの最初からの作戦だろう。
人間と人間の争いには、近所の夫婦喧嘩でもとばっちりを受けることはある、普通のことだ。
メールで文句を言う、SNSで自作自演に脚色し、メディアを使って喧嘩を仕掛け、煽って盛り上げてという時代なんだろうが、生身の人間が血を流してる紛争でも、過激な言論だけ飛び交って、それをネタに市場で利益を貪ろうとする陰気な守銭奴はたくさんいるが、現場に行ってすら、傍観者の姿勢は崩さない。
阿呆どもだろう。
囃したてるだけで、誰も火の中に飛び込んで行って、仲介するものがいない。
男を売る機会がやってきているというのに、世界国家のオスは男根も切り落としてイジイジ経済制裁だと。
目先の女子供のご機嫌取り、国内での人気取りに忙しい芸能人ばかり。
本当に女子供を心底から笑わせてやることとは、正反対の行動だ。
クズ男と、ゲス男と、プーチンだってそんなに好きでも無いが、俺は米英西側諸国の対応には、愛想が尽きた。
これがコロナ教にもコロッとやられている現代人の正体だ。
周旋屋の仕事は、人間の醜い欲と、凄まじい欲の間にいつも入り込んで、互いに合意するまで話し合い、法律によって取り決め事を定める仲介だから、こんな状況を見れば、電話やメールやネット等は使わずに、すぐに現場に身体ひとつで飛び込んで行き、顔を見せ、そこで皆の意見を聞いて会話と交渉を始めるのが常だ。
これは人類の世界では、大昔からの当たり前のことだ。
そういうコミュニケーションをとれる大人がネット社会になって激減してる。
カシャカシャとキーボードや携帯を弄ってる最中に、大声で笑いながら目の前に姿を現すと、驚いて意気消沈する者がほとんどだ。
これはいつもそんな動きばかりやってるから、嫌と言うほど見て来てる。
常識や日常の習慣や価値観が全く違う相手が、いきなり目の前に登場すると、どう対応して良いのか混乱する。
そこは仮想空間ではなく、現実の世界だ。
いつもそう生きて居れば、別に変なことでもないんだがね。
米英の覇権の衰退が痛いほど見える。
哀れなほど、仕切ることが出来る大人のいない世界の国家像、これが人類の前に在る。
よ~く目に焼き付けておくことだろう。
価値観の大転換と、世界覇権の大転換、目の前で進んで行ってる。
去年から銀座の近くに呼び寄せて、住まわせて毎日のように話をしに出掛けている93歳の爺様が、この頃はどんどん素直になって、笑いながら本音を言うようになっている。
・・・あんたが顔を出してくれないと心配で元気がなくなるんじゃ、甘えてるのもわかってるが、あんたが話に来てくれるのをいつも楽しみに待っているよ
1年前は、引き籠りのように実家の広い仏間の大きな仏壇の前に独りで座り、先祖と会話をしていたり、夕暮れになると急に婆さんに怒鳴り出したり、深夜に徘徊したり、もう限界だろうと思って一気に行動に出た。
いまでは嘘のように、良い子になっている。
家の片付けも済んだ、金の心配もない、先祖の供養も心配ない、直腸の癌との付き合い方も一緒に教えてやってる、医者や薬にしてもいつも同行して、おかしいことにははっきりとモノを言い、止めさせたり変えさせたり、堂々と守ってやってると見せてやる生活を半年も続ければ安心したのだろう。
・・・もう、ナニも心配がなくなって、本当にありがとう・・・いつも俺に手を合わせてる。
・・・あんたには小さい頃から苦労ばかりさせての~、悪いと思っておるよ、それなのにこんなに世話になって、本当に感謝しとるよ
幼稚園で3回、小学校で6回、転園・転校をしたことを、いまだに申し訳なく思ってるようで、そのたんびに同じことを言ってやってる。
・・・俺は一度も親を恨んだことはないぞ、そのおかげでこうやって銀座で周旋屋が出来るようになった、人付き合いの極意を、ガキの頃に学んで身に着けてるからな~
実際に、別れる時は涙して、すぐに切り替えて手練手管で新しい場所で馴染み込み、楽しんでいたようなとこがある。
このまんま、老いた二人は逝けば良いと思ってる。
俺は養う者や関わってる人たちが半端なく多いから、そんなに贅沢な暮らしはさせてはやれないが、どんなに忙しくとも、他人任せで施設に入れたりはするつもりもない。
子供らもこの手ですべて遊んで育て、親もこの手で送ってやる。
結局、生きている間は楽な休息なんて無くて良い。
休むのは死んでからで良いと想っている。
心臓は、眠っている時でもせっせと動いている、その持ち主が知らん顔して呑気に眠れるかいな。