オストメイトで山賊と海賊・・・銀座のコテコテ周旋屋のよもやま話

去年は100の山を愛し、今年は108の山に恋をする。
夏は太平洋の大波で泳ぎ続け、日本の自然を愛して66年。

銀座の下町の、アベノミクス余波

2019-01-31 10:10:11 | オストメイト

 

 大企業や政府広報になるメディアには、法人税減税と株買いを約束するから賃上げしたことにしなさいと、口約束を交わして、本来は消費税増税反対の立場に居なければおかしい連合や労組には援護射撃をさせている。

 やってる方もやってる方で、どいつもこいつもその場しのぎの根性なし。

 

 ・・・なんでみんな景気が良いと言ってるのに、うちの父ちゃんは景気が悪いまんまなんだ?

 ・・・新聞やテレビでは景気の良いニュースばかり、あんた商売やめてコンビニででも働いたら?

 ・・・うちの子供らは孫がいるというのにぜんぜん儲からない商売をやってやがる!

 自営業者はみなずっとおかしいだろうと言っておったことが明るみに出ても、延々とデフレが続いているというのに、政府は統計のミスを認めても、自営業者の家庭内紛争は収まらない。

 家庭内でも孤立しておった自営の父ちゃん、家庭内からも攻撃に遭って、それでも頑張ってる。

 テレビドラマの苦労話に涙流してる女房や子供や爺婆を横目に、今日も黙って仕事に精を出してる。

 これ、あちこちで普通の、本当の話だ。

 

 ・・・きゅ~りひ~と袋、8じゅう5、円、だよ!!

 銀座の当社の並びにオープンして数年が経った八百屋は、ヤッチャバあがりの店主は日本人だが働いてる子たちは東南アジアやらアラブやらいろいろだ。

 大声で一日中叫んでるから、最初のうちは近所から激しい苦情が来たり、警察を呼ばれたりしていたが、その安さと明るさで庶民の顧客を掴むと、この頃は堂々とし始めておる。

 毎年店頭に貼ってあるカレンダーは当社のカレンダー、俺と仲良くしてるのを見せることで顧客の不信感を解いているとは言ってるが、逆に怪しまれるんじゃね? 

 さすがに俺んとこには誰も文句は言っては来ないし、意外に近所の有名レストランも買いに来たりしておる。

 俺は別に失うモノを持ってないし、借金・負債に貸し借りもなく生きておるから、こんな爺ィでも役に立つのならどんどん使ってくれれば良いと思ってる。

 そうやって街に活気が出ることは、良いことだ。

 もともと、銀座のはずれの居住区だった東銀座だから、偉そうにハリボテの恰好つけてる銀座じゃ~ない。

 イタリアンの巨匠、ラ・ベットラ・ダ・オチアイの落合シェフだって、おなじ感覚で大衆食堂風に近所に店を開いている訳で、この20年で、随分と良い感じの街になってきてる。

 その昔はね、右翼に左翼に菱の紋、怪しい連中が巣食ってた時代もあった。

 俺は子供らの声があちこちから聴こえてくる、それだけで充分だ。

 

 トランプがツイッターで叫んでおった。

 ・・・アメリカ中西部では気温がマイナス50度近くになってる! 温暖化って嘘話はどうなったんだ? はやく本当に温暖化してくれ!!

 氷点下30度くらいは、厳しい雪山で経験したことがあるが、氷点下50度と言えば北極よりも寒いとも言う。

 戦時中に満州に行っておって、毎朝兵隊さんが手綱を引く馬に乗って学校に通って居った俺の母親は、よく立ちションベンをする兵隊さんがトンカチでチンポコを叩いて居った光景を見たと言ってる。

 チンポコの先が凍結するわけだ。

 うっかり立ちションベンも出来ない。

 余談だが、その時代には金珠子(キンタマコ)さんという、同級生がおったと虚ろな記憶で大笑い。

 90近くに老いてくると我が母親といえども、辟易することは多い。

 

 渡哲也さんの最近のお話を伺ったが、車椅子で移動されておられてたり・・・それでも毅然として立ち上がって・・・というお話は、逆におなじオストメイトで公言して生きて居る身としては、なかなか反応に困るもんだった。

 永久オストメイト、死ぬまで身体障害とともに、それを乗り越えてなおかつ元気な姿を見せなければいけない仕事、大変だろうと想う。

 俺なんざ、もともとがこんな感じだから、ナニも変わらない日々。


キャリア・ウーマンの老いの道標

2019-01-30 11:00:36 | 地球と生きる

 

 丹沢の山々はその岩質がもろく、いつも崩れていってる・・・20年いじょうも前からそれを歩くたんびに実感してるけんども、その地盤の生い立ちを知れば、いずれ近いうちに必ず起きるだろう南海トラフの大地震によって、大きくその山容も変えるんだろうこともわかる。

 伊豆半島にある天城山もなんども登ってるが、長なんとか山とかいう山が主峰だけんども、あそこに生えてる植物は本土の山々に自生する植物とはその生い立ちが違っておって、フィリピン・プレートに載ってやって来てる。

 ごっつ~ん! と、日本にぶつかって、くっついてしまってる。

 伊豆半島の根っこには東名高速が走っておるが、あれはそのぶつかった部分に作った高速で、おっかないと言えばおっかない場所に作っている。

 ダムや道路の工事を考える時、その今の地形だけを見て費用と工事のし易さで選んでたりするけんども、だいたいそういう場所は断層であったり、訳アリの場所が多いのは、山を長く歩く者ならばみな知っている。

 

 ・・・ということで、アップル・パイは、俺の大好物ではある。

 昨日、1ホールのほとんどがリンゴで、パイの部分はごく薄い外面だけ、そういうドッシリと重いのを頂いた。

 4分の1を食べたけんども、腹いっぱい、普通のご飯の1食分はあった。

 地元のリンゴ園が作ってるという素朴なパイだった。

 銀座にいると加工した高級品は腐るほどあるから今さら興味もないが、これはありがたいことだ。

 凄いアップル・パイがあるもんだと、感心したよ。

 

 有賀さつきさんが亡くなって1年が経つ。

 まだ若い頃、大手芸能プロダクションの仕事もやってた頃、マンションを探すお手伝いをしたことがある。

 なるべく他の居住者と会うことのない、そういうマンションを探しておられた。

 華やかな表舞台から離れた私生活は、みなさん神経質なほどに隠されておった。

 自民党の派閥のトップ連中の秘書官やらからの依頼でこっそりと探すマンションも、そうだった。

 メディアで流される報道は作り物の世界の話であって、みな普通の人間だった。

 最近の芸能人や政治家は、その普通を知らないのが多い。

 その後に大きく道から外れるにしても、もともとは誰よりも普通だったからこそ人を惹き付ける魅力になる訳で、かくいう俺ですら、生まれは普通過ぎる家に育っている。

 こういう一匹で、メディアもいっさい利用せず、興味もなく関係なしに生きて来ると、いろんな世界で有名・著名になってる同世代の女性たちにはよく・・・あなたはむかしから同じ匂いがするのよね~、ぜんぜん変わらないし、これからはなんか子供たちのために何かしたいのよね~、一緒にやらない? ・・・とか、よく誘われてる。

 ・・・なんだよ、脂の乗ってる美女美女の時には見向きもしなかったくせに、その美味しい頃にチョイとご馳走になりたかったな・・・笑って答えてる。

 みなさん独身で、その道にすべてを賭けて生きて来た厳しいプロ・フェッショナルだけんども、60過ぎて親や身内の介護や面倒を見ることが多くなり、ハッと気が付いたように遊びに来られてる。

 なかには他では絶対に喋れないだろう詳しい話になって、涙ぐんだり、みな頑張ってんだなと、感心する。

 障害者になっても、ナニも変わらない元気な笑い、これが安心なんだそうな。

 ・・・ただの子供好きのエロジジイだよ?

 ・・・だから良いんじゃ~ないの?

 ・・・金も無いよ?

 ・・・資金はあたしが出すから!

 みなさんその世界では超がつく有名人だから、良い話なんだろうが、なかなかね。

 ・・・子供って、大人が構えてなんかしようとすると、みな逃げ出すもんなんだよね

 日本中で子供らのためにと色んな自由塾や民間の学校やを始めてるけんども、俺は一度に3人以上の子供とは遊べないし、それが俺の限界だとも知っている。

 子供を可愛がりたいのは解るけんども、ひとりひとりの子供の個性を理解してやって、それぞれにそのペースで遊んでやって、その個性を伸ばして引き出してやることは、そんな簡単ではないんだよ。

 確かに俺は自分の子供らだって一人や二人ではなく育てて来てる。

 ただ、一緒に山や海という大自然の中で、弾けて日常の殻をぶち破って遊んでやることくらいしか出来ない。

 そこから日常に戻って、彼や彼女らはどう生きるのか? そこまではタッチできないことだ。

 日本の未来を生きる子供たちに、ナニか手をかして教えてやりたいという女性ならではの欲求は解るけんども、余計なお世話、うるせ~連中、能書きばかりの押し売り・・・そんな大人が考えてるほど、子供は弱くはないし、逆に子供を出汁にして金儲けか? くらいに笑われることの方が多いだろう。

 俺の場合は遠慮なし、言いたい放題、隠すこともしない、それで大笑いして遊んでる。

 それが子供だった頃の俺には、一番に良いオジサンだったからなだけ。

 ナニかをやろうとしても規制や法律でガンジガラメ、だからこそ俺は手の届く範囲でしか動かない。

 このままではいけないという同世代の人たちがいるのは素晴らしいことだろうが、理想と夢と現実、このギャップを埋めるには、それをやる大人自身が甘ったるい安全の中に居てはナニも出来ない。

 一緒に死んでやれるのか? 親が子に対するのと同じ感情で接してやれるのか? この頃は親であってもそこまでの思いは持ってない大人も多いのが本当なんだな。

 山や海で遊んでやる、そこで一緒に死ぬことになるかも知れない・・・俺はいつもそんな想いは持ってるよ。

 

 いつ、どこで、どんな形で、野たれ死ぬかもわからない。

 それはいつも覚悟して生きてなければ、誰かの為にと生きることなんざ、出来るもんでもね~がな。


ぜ~ぜ~言い出してから始まる道

2019-01-28 10:41:15 | 地球と生きる

 

 ・・・ね~ね~、このお花はなんて言うの?

 ・・・あっ! お水が湧いてる! 触っていい?

 初めて山を歩く小さな子は、そうやってくたびれた身体を休ませたい会話を始める。

 ・・・いいよ、ゆっくりしようか、疲れただろう?

 そう答えてやると、首を横に振りはするが、嬉しそうに笑う。

 子供なりのプライドがある、そうしてそれは山歩きには必要なものだと言っても良い。

 煽ったり、急かしたり、答えを早く求めたりはしない、子育てそのものだと言っても良い。

 その子のペースに合わせてあげるのは、大人の務めでもある。

 そうやって小さな子たちと謎々の心の会話を楽しむのも、山歩きの愉しみではある。

 ・・・このオジサン、笑ってるけど解ってくれてる・・・そういうウインクひとつ、返してあげれば良い。

 だんだん汗だくになって、泥んこになって、ぜ~ぜ~言って、山の頂まで行くのさ。

 この頃は、俺の方が先にぜ~ぜ~言い始めてる。

 ・・・オジサン、だいじょうぶ?

 ・・・歳をとったベテランはな、ここからが平気なんだよ、ぜ~ぜ~から長く歩く、お前さんたちはぜ~ぜ~で止めてしまおうとする、その違いだな、生きて行くこともそういうことだ

 

 他人や社会の本当の意味での弱者・無視されてる人たちに手を貸すということは、自分のことだけで他は知らん顔で生きてる人たちよりも、理不尽で不条理なことにも遭うことは多くなる、これは覚悟してなければならない。

 世の中社会という、独り立ち出来ないあやふやな集団の都合とは相容れない行動と看做され、敵視されることも増えるというわけだ。

 ・・・そんな奴らは切り捨てておけ! 手を貸す以上はお前も切り捨てる! 

 これが善良なる庶民というものの実態で、国家の言うがまんまの奴隷社会の掟でもある。

 60年、そんなことで生きて居ると、随分と優等生・模範国民と言われてる連中との摩擦は大きかった。

 若い頃はカッカして感情的になることも多かったし、自惚れにも似た自負の空回りもあったが、30過ぎた頃からマイペース、そういうこともひっくるめて俺の出来ることを続けている。

 まわりには一緒になって戦う!! という優しい連中もいつも多いが・・・やめとけ、それじゃ~相手とおなじこと、善意や正義感だけで出来ることでもないんだぜ、俺ひとりで充分だ・・・と、笑っている。

 キレイゴトばかりの大人社会に背を向けた人たちや若者等は国家の統計にすら入らない異邦人扱いになってる。

 ただね、楽しい連中はそういう奴らの方が多いのも確かだ。

 

 まだ20も半ばのお兄ちゃんが、昨日の日曜日に突然にやって来てた。

 近所のマンションをご紹介してあげて以来、なんだかんだ順調で、このたび結婚することになり、引っ越すというご報告だったが、手土産まで持って丁寧に感謝してますとの挨拶には、嬉しかったな。

 退去後の掃除から戻って、福岡から家を見に来られるお客さんを待っている間、ぼ~っとしてた時だったから、余計に驚きもあった。

 むかしは家族付き合いになってたり、家を借りてもやってきては、人生相談も多かった。

 若いのに珍しい子だったな。

 こういう子には、幸せになってもらいたいと願う気持ちも湧いてくる。

 そうやって世の中社会は生きて行くもんだ。


タワーマンションの修繕は登山?

2019-01-27 14:36:57 | 地球と生きる

 

 奥秩父の2000mの山々は素敵な冬景色になっている。

 人もいないし、静かな静かな冬景色、そう今年は雪もそんなにまだ積もってはいない。

 これからだろう。

 

 国家が権力を乱用するようになり、国民はビクビク怯えて黙りこんで従順な奴隷を装い、そんな報道ばかりがメディアを占領するようになってる。

 国家の権力乱用は酷い!! という報道が、逆に国民を委縮させる報道に仕組まれている

 被害者も加害者も実はメディアの創作、国家のしたい放題、阿呆かいな。

 俺は60歳を過ぎても自営の周旋屋。

 いいかげんに世の中社会から完全にオサラバしてしまいたい欲求は強くなってる。

 山小屋に棲みついて、そこで厳しい四季と向かい合って、生きる、そんな苦労なら厭わない。

 エエ加減、ド阿呆な日本人、人間社会には、な~んにも興味は無くなってしまってる。

 

 この春に銀座の企業や人気の飲食店に新規採用される若者たちが、すでに地方から上京を始めておって、その賃貸住居の斡旋が忙しくなってる。

 相続で揉めてる不動産の売却や、成年後見人の申請やら、色々と売買でややこしい時でも、地方から来られる方々はドキドキ心配いっぱいで、母親なんかは涙目になってたりする。

 田舎の価値観は、古風な日本の原風景、新聞・テレビにネットが情報源、そりゃ~良いように心や感情を弄ばれる。

 電話1本で、直接当社にやってきたり、とにかく細々とした仕事が忙しくなってる。

 オーナーシェフから・・・頼むよ!・・・料理長から・・・行かせるから!・・・ソムリエから・・・今年は3人頼みます!・・・零細企業の社長から・・・山に登ってる場合じゃ~ね~よ、しっかり世話してやってよ!!

 今年に入って、俺は一日も仕事を休んでない。

 仕事の合間に山や海に出掛けてる。

 すげ~60歳だな、自分でもそう想う。

 3月まではこんな感じだろうか?

 新卒の人たちの給料は少し上がってる。

 ただ物価はそれ以上に上がってる。

 賃貸の家賃も高くなってる。

 善良なる庶民の皆さまは、またまた国家に騙されておる。

 

 この10年いじょう、中国人やアジアの金持ち成金に高級マンションを販売して来てるが、景気が良い時は良かったけんども、そろそろ陰りが見え始めてる今、毎月に管理組合が徴収するマンションの管理費や修繕積立金が滞りはじめてる。

 俺なんかは最初から外国人に共同住宅を販売することの難しさを言って来てる。

 管理費や修繕積立金が集まらなくなったら、どんな高級タワーマンションもスラム化するだろう。

 そこに居住している人たちの負担は倍増する。

 見ててごらんよ。

 高層タワーマンションの修繕をどうやってやるのかという問題よりも先に、その原資が集まらないという事態が起こり始めるさ。

 誰の責任でもない、みな逃げるだろう。

 国家も民間の事業だと逃げるだろう。

 そういう国になってることを、理解してないとエライ目に遭うぜ。


銀座~~奥秩父の素敵な冬の眺め

2019-01-23 11:10:31 | 地球と生きる

 

 サラ金・暴力金融への過払い金請求で、その借りた理由や借りなきゃいけなくなった原因については棚に上げておいて、早く返せ! 不当な支払いを請求された! と被害者面してやってる連中は、その後にまた結局は多重債務者になっているのが多い。

 ご丁寧なことよ。

 DV被害者だと言ってる女性が、次に選んでる男もまた、暴力的な男。

 ヒモになってた男と別れた女性が、次に付き合ってるのもヒモな男。

 ・・・あの野郎、淫乱女だった! と叫んでる男が次に付き合ってる女性もまた淫乱浮気体質。

 外観だけが変わっても、中身はおなじ、これが現代の大人社会。

 後悔する大人は・・・次に生かそう!・・・と、永遠に後悔を繰り返す、これ太古から続く人類の性。

 ゴーンひとりを悪者にしてる日産は、過払い金返還請求をやってる連中とおなじことで、検察はその弁護に夢中、国家あげての大騒動は太平洋戦争突入とおなじ構図、この国の大人はそんなレベルのまんまだ。

 自営の俺から見れば、リストラしなければ会社ごとパ~だったくせに、どいつもこいつもよく言うぜよ。

 

 ・・・駅から10分!! 素敵な住まい!!  は、車で10分の山ン中。

 ・・・閑静な日当たりの良いマンション!!  は、南面が広い墓地に面してる田んぼの中。

 30年以上も前の不動産業界は、いまのネットのフェイクなんか足元にも及ばないくらいの楽しい広告合戦を繰り広げておったが、それらはわれわれ営業が独自に考えて作っておったもんさ。

 広告代理店やデザイナーに任せるようなことはしなかった。

 ・・・大人の秘密基地!!  は、台風が来ると波に洗われる岩礁に建つ、おっかない別荘だった。

 すべてが万事、お子ちゃまな幼稚な社会になっておる。

 消費者や被害者を気取ってる連中こそ、ただの間抜けな猿ばかり。

 ひっかかる者がいるかぎりは、それはなくならない。

 国家の徴税すら、そんなことだろうよ。

 

 世界で初めて! とか、1等賞! 金メダル! とか、メディアとスポンサーだけが真面目に熱心で、それを利用して金儲けを考えてる連中だけが真摯で、俺なんかは笑わせる野郎たちだ!! と、嘲笑ってる。

 オリンピックを楽しみにしてるのは、メディアが一番、商売で関わってる連中が二番、選手は三番、あとはテレビおたくなオバちゃんたちと、田舎の情報貧民ばかり、俺のまわりでは止めれば? というのばかりだ。

 競技で一番になるために親や爺婆まで熱心に応援する・・・ひと時代前の良き奴隷の話だろう。

 良い大学に入る為に、良い高校に入り、良い高校に入る為に、良い中学に入り・・・良い塾に入る・・・マルチ商法となにが違うの?

 楽しんで、遊びながら、怠けながらではなくって、ムキになって生きてる努力・苦労話は、すべて嘘臭いゼニカネ絡みの奴隷の善意だし・・・ユニセフへ月々3000円の寄付を!・・・は、むかしの訪問販売の手口だった。

 そんな時代は終わってる! と言うと・・・意味が解らない・・・んだそうな。

 生きてる意味は? と聞くと・・・もっと意味が解らない・・・んだそうな。

 良い先生だ! 良い監督だ! 良いコーチだ! って、理論と技術指導の話ばかり詳細でも、ナニが愉しいの? という問いには・・・意味が解らない・・・んだそうな。

 ゼニカネが欲しいだけ、名誉と肩書のためだけ、それで頑張ってるんだから、別に苦労や努力は感動する話でもないだろうし、戦争やテロで命がけ! 人殺しを一生懸命やってる!! というのとナニも変わらんだろう。

 おかしな大人社会は、笑えもしない域に入ってる。

 楽しく生きるということは、すべて遊びの中からしか生まれない。

 ゼニカネを使わない遊びの中だけ。

 年老いて気が付いても、もう手遅れなんだぜ。

 人生60年、じゅぶんに遊び呆けて生きて来た俺が教えておいてあげる。