オストメイトで山賊と海賊・・・銀座のコテコテ周旋屋のよもやま話

去年は100の山を愛し、今年は108の山に恋をする。
夏は太平洋の大波で泳ぎ続け、日本の自然を愛して66年。

年末も年始もない、自営の周旋屋

2021-12-31 10:46:32 | 銀座の周旋屋

 

 クイズ番組や知識を競う番組、これでテレビの役割は終わっていることが解るだろう。

 知ってることがさも偉いこと、さも素晴らしい優秀なことというような間抜けな番組など、終わってるだろう。

 小型のパソコン1台あれば、そんな知識の暗記よりもはるかに豊富な情報は手に入る時代、優秀な人間とはナニか? 考え直す時期が来ている。

 偏差値暗記教育の最終章は、そんな滑稽な猿芝居。

 頭が良い? 小型のパソコンに取って代わられるような奴らが?? 大笑いだろう。

 毎日毎日あちらこちらで、多くの対人コミュニケーションを続けている周旋屋の方が、生きてる意味を知っている。

 AIロボットに管理されて生きるのか? AIロボットを使って上手に生きるのか? 

 ただね~、AIロボットを使いこなすには、人類の割り切れない性癖や身体のことも、よくよく経験として身に着けておかなければ、ナニも出来んだろう。

 

 山を舐めてはいかんとはよく言うが、雪山はもっと舐めてはいかん、そうして登山口に辿り着くまでは油断は禁物で、降りて来るまで停めておくにしても用心は完璧にしておかなければ無事には戻れない。

 これ、当たり前のことで、ネットの情報だけで騙されて、安易に雪山に向かうとエライ目に遭うんだぜ。

 公開されてる遭難・事故の情報なんて氷山の一角でしかなくって、毎年あちこちでエライ目に遭ってる現場に遭遇しているが、自業自得には違いない。

 別に人間はいつかは死ぬのだから、その死に方や大怪我の仕方はどうでもよくって、後悔だけはしないことだろう。

 

 財産と言うモノは、モノではなく、人だろうと言う人はいるが、その人が単なる飲み仲間や遊び仲間の程度であるなら、それも要らないものだと言い切れる。

 稼いだゼニカネで家や車や衣服や趣味をゴージャスにしてるだけならば、いずれそれは負債でしかなくなるのは別段珍しくもない当たり前の話だが、では人にゼニカネを使うと言っても、チンケな仲間内や不特定多数にばら撒いて自己満足してる卑しい間抜けならば、おなじことだ。

 メンドクサイ負債になるだけだ。

 

 金(ゴールド)でも、安い時に仕入れて、高い時に売れば、売り買いのレートが手数料分違っていても、簡単に利益は増えて行くし、それを繰り返していれば馬鹿にならないギャンブルではある。

 本当に稼ぐのは本業だから、そんなに慌てて神経質になることもなく、買ったら高値になるまで待てば良いだけだから、下がっても別段なんの感情も湧かない。

 これだけ頭デッカチな些少でチンケで惨めったらしい成金守銭奴が溢れ返ってくると、そういう笑えるギャンブルでも、儲かってしまう訳だ。

 これは俺がどうこうではなくって、皆さんがそういう場を作ってくれている、そんな笑い話だ。

 群れて動かず、群れて動く人間を見て、動く。

 自営の商売なんてそんな程度で、あとは習慣や風習には靡かず、常にモノゴトの根っこだけ押さえておけばたいして難しいものでもない。

 儲かっていたって、税金対策なんてたいして考えず、余計なモノは増やさない。

 笑いの絶えない日常の為に、生きてるようなもんだ。

 俺の関わってる高齢者たちは、みな同じことを言う・・・あんたのおかげでよく笑うようになったよ・・・

 病はそれだけでも、治ってしまうもんだ。

 

 儲けているから、俺のような動きができるのであって、普通は見て見ないフリしか出来ない、そんなことをよく言われるが、あんたらが呑気に与えられた仕事をこなして終わって酒浸りになってる時でも、延々と仕事を続けているからこそ、いまでも儲かっている、そういうことだ。

 金があればできる? そんな容易い猿の行動ではないぜよ。

 何十年もコツコツと続けていて、初めて出来ることだ。

 1時間や2時間で終わってしまう、20回くらいの連続で終わってしまう、ドラマや映画のような、そんな柔な話とはその土壌が別世界。

 すぐに答えを求める、すぐに答えを出そうとする、そんな安っぽい人間には、しょせんは無理なだけだ。

 

 今年はずっと考えていた田舎の両親の引っ越しと、無駄に大きな2世帯が同居していた家の売却、山の上にある先祖10何代の墓の始末と今後の取り決め、これらを完遂するために、春から動き回っていた。

 このコロナ禍で、田舎から東京のド真ん中へ、もの凄い逆風の中で、非難轟々の中で、キッチリと受入れ態勢を整えて、二人の生命の為に、コロナ自粛中に冷酷無比な極悪人と思われようとも、俺の信念を貫いてやった。

 邪魔をする者は容赦なく叩き切る、キレイごとをほざく奴は一族郎党地獄へ連れて行く、そんな夜叉になっていた。

 なんども1000キロの距離を日帰りしたり強行軍の繰り返しで、認知が酷くなって来た92歳の爺様のことを考えながら、87歳の婆様ともども、念入りに準備をしておいて、一気に連れて来た。

 納得する訳も無い話を、ボケた頭に丁寧になんども話し、新型コロナ下だということを逆手にとって、仕方無いな~という風に思わせて、事を運んだもんだった。

 直腸がんで認知の酷い爺様がいるから、二人の傍にはいつも俺独りでいるようにして、あとは仲の良いヨロズ事のプロ連中に東京から出向いてもらって動き回ってもらった。

 羽田空港に到着したら他の乗客とは別のルートまで用意しておき、誰もいない最短ルートで移動させ、引っ越し荷物が届くまでの3日間はホテルを予約してあった。

 広い2世帯が暮らしていた実家に置いて来た断捨離の出来なかった大量の家財類は、後日手をつける予定にして、二人の生活を優先した。

 段通りの通り、天候ですら読んで、梅雨時に上京させたときには、2度ほど疲労から死にかけたが、そこからまた持ち直して、いまでは毎週の体操にも出掛け、近所の商店や医者にはペンギン歩きで歩いて行っている。

 認知もコロリと消え失せて、笑顔の増えた日常に、二人は感謝の言葉を言うようにもなった。

 自分たちではナニも出来なかったことを痛感している。

 自意識の空回り、見栄とプライドとナニも出来ない虚無感の中で、狂うしか他になかったとも言える。

 説明など出来ない孤立無援のモノ凄い動きを、集中して、この1年でやったが、良かったという安堵だけが今はある。

 毎日、忙しい中でも暇さえあれば何度も楽しい会話をしに出掛けてやれるのも、銀座の店から歩いて10分もかからない住まいを用意してやったからだが、古くとも2DKの全室に一日中陽が当たるマンションは、暖かいし、掃除も楽だし、歩いて買い物に行ける生活は、笑いを取り戻すことに最適だった。

 俺を信用し、俺の傍にいるものはナニがあっても守り抜く、それであちこちに家族がいるようになっているが、賑やかに、笑って生きて居れば普通でなく変な形であろうとも、別になんの支障もない。

 身体障害者となっても、おなじ感覚で生きている。

 田舎の実家を相場よりも高く売却してやり、その金はリスクの少ない投資不動産で運用して住まいの費用に回すことまでやってやれたのは、儲けよりも食べて行く糧の一部として考えているからで、その道のプロだから出来た。

 生活設計まで先に言ってあった通りに現実のものとしてやると、なんの不安も無くなり、後は余生をゆっくり楽しむだけになり、これが認知の解消に役立ったとも言える。

 あとは、生きて笑っていてくれれば、それ以上はナニもいらない。

 余生の短い高齢者には、それでも冒険だったろうが、よく頑張ってくれたよ。

 正月4日には、その爺様が93歳になる。

 ・・・もう人生で最低の頭になっとるわい、思うように頭が動かんよ・・・笑って言うが、それだけ自分のペンギン具合が解っておれば、大丈夫。

 

 仕事も去年に続いて今年もバブルになっておって、すでに来季の為に動き始めている。

 本業で地べたを這い回って稼ぐ、そうして多くの人たちと関わり合って、笑顔を増やして行く。

 大きなことや見栄や虚飾などは興味なく、自分に出来ることだけを脇目もふらずにこなして行く。

 これで今年も1年が終わった。

 現代社会が抱えている難題とも言える身内の高齢者の問題と、断捨離や家の処分に墓仕舞い、そのすべてを独断独行で解決してやったとも言える。

 今日も身内だけに関わらず、あちこちの高齢者のところを走り回ってるが、自営には年末も正月も関係なく、普通に店を開けながら次の日になるだけだか、とりあえずは、締めておこうと思う。

 こうやって、人間は死んで逝ければ、ナニも後悔はなく、満足まんぞくということになる。

 


世界人類はアホかいな阿呆かいな

2021-12-27 11:41:01 | 地球と生きる

 

 歩く時、左右に30センチ以上はみ出して歩く人たちを、みな逮捕して収監してしまう。

 これではあっという間に拘置所や刑務所はいっぱいになって溢れ返ってしまい、にっちもさっちもいかなくなる。

 新型コロナの馬鹿騒ぎでは、そんな間抜けな光景が世界中で拡がっている。

 あんたら人類は、そこまでオツムが硬直し果ててしまったか??

 

 テレビや新聞にコロナ専門家の顔して登場してる医者や院長やらのいる病院の医師や看護婦は、医療従事者とは呼べない財テクに守銭奴の集まりで、俺の見ている中では、ほとんどがコロナ太りで合コン飲み会酒池肉林、そんな奴らの為にことあるごとに・・・医療従事者の方々のおかげで!!・・・という台詞を言わされてる国民の馬鹿さ加減は、沸騰してるだろうよ。

 

 視野を思い切り狭くする斜眼帯をつけた縦割り社会では、生きてる世界を限定して、わざわざ塀の中に閉じ籠って、ようやくに呼吸をしている大人たちが澄まして生きている。

 そんな社会で、縦横無尽に、自由自在に動き回って生きてる人間は、ほとんどいなくなってしまってる。

 俺は、そうだ。

 

 セックス産業や風俗で、良いように玩具にされてる大人たちは、だいたいが昭和の古臭い陰湿な秘密主義で生きてる連中だと言う話は、昔から普通の笑い話になっている。

 どうでも良いようなことを、必死に隠して生きてるからこそ、その卑屈な自意識が罠にひっかかっている。

 自業自得の、笑い話。

 

 どこぞの宗教の様に、集団で男女をくっつけて結婚式をあげたりしてるのと同じように、見合い結婚という、その後の人生まで縛り上げて拘束する婚姻が昔は普通だった。

 いまの70代から上の世代は、そうやって国家に命を拘束されて生きて来た。

 復興の名の元に、人口を増やす必要があった。

 その後はロボットのように働かせ、大量生産に大量消費、そのまんま老いていった世代が高齢化している。

 病院や医者のとこに身内の高齢者が出掛けるときには、俺はなるべく付き添って行くが、それは高齢者たちが医者の言うがまんまに従ってしまう性癖を知っているからだ。

 文句も言うし、交渉もするし、指示だって俺が出している。

 なんなら専門用語で喧嘩も出来る。

 医者を神様のように信仰している間抜けな患者ばかりだから、調子こいてる阿呆が増えている。

 まわりを見まわしてみれば解るだろう?

 自分の尻も拭けない、自分のことすら自分で決断できない、哀れな高齢者ばかりが徘徊している。

 

 管理社会の試み、街には防犯カメラと称する監視カメラが張り巡らされ、家に籠っておればテレビと新聞とネットだけが情報源、そこを狙って洗脳と煽動を続けておれば、AIロボットに管理しやすい単細胞人間社会の出来上がりだ。

 俺のように10代ですでにそれに気が付いて、家を出て、親が居ても子は育つとほざきながら、親とは距離を置き、生計も早くから独立させて生きて来ると、親から離れたのが早かったのに、親の借金を肩代わりしてやり、最後は親の命の終わりまで面倒を見てやれるようになる。

 ベタベタいつまでもくっ付いて、親孝行がどうたらこうたら抜かしてる間抜けに限って、後悔ばかりのどっちつかず、せっかく生まれてきたのに、お可哀相なことよ。

 そんな俺のことを、身勝手な乱暴冷酷変人扱いしておったキツネやタヌキどもは、いまやグ〜の音も出なくなっているがよ、大笑いだ。

 

 ということで、先週も車椅子を押したり世話に走り回って、昨日はまだまだ膝の調子がイマイチだったから、登り下りを斜めに右左、そんな山に出掛けていた。

 氷点下の山は、歩きだしは凍えるようだったが、じきに汗をかいて来た。

 斜めに登り、斜めに降りる、これを右と左、たくさん歩いてきたわいな。

 登山靴も履き、ザックは無しの空身、丁寧に仕上げていってる。

 今朝は別段、違和感も無い。

 低い山で楽しくはないが、歩けるようになった実感は、ある。

 


孤独死の凄惨な遺体と、あと始末

2021-12-21 09:05:05 | 銀座の周旋屋

 

 孤独死と言う言葉は、皆さんも大好きなテレビや新聞で目にすることは多いだろう。

 そんな現場の第一発見者になることが多い俺みたいなオヤジには、ただのキレイごとにしか思えない。

 他人事で、気持ち悪い、傍観者として、見て見ぬふりをしながら、興味は深々。

 昨日も、そんな現場に居た。

 あちこちに身寄りの無い秘密主義な高齢者たちが巣食う古いアパートやらを管理していると、一年中・・・死んだ死にそうな死にたい・・・独りぼっちの高齢者に関わっている。

 そもそも、俺は自営だからナニからナニまで自分で責任を負って稼いで居らなければいけない身だが、その忙しい合間にもこうやって色んなことをやっている。

 公共の機関等にはいつも連絡をしてはあるが、限界というものが、ある。 

 見捨てられた多くの高齢者たちが、老いて自分から選んだ孤独の中で、死んで逝く、これは仕方の無いことではある。

 仕事を終えて、酒を呑む、勉強を終えて、欲に浸る、そんな社会の縮図である以上、仕方の無いことだ。

 それは現代社会に生きる人間の、自らの身にも戻って来ることだ。

 俺が動く高齢者にも優先順位があり、身動きできなくなってる高齢者や、重病を抱えている高齢者が先になる。

 2ヶ月前に1回、元気だった年金受給者の爺様のところに顔を出し、家賃を回収しておったが、その時にやっと携帯電話を持ってくれて、訪問しても居ないという徒労から解放されたと喜んでいたんだが、ナニかあったら電話しなよ! と言ったのに、ナニかがいきなり訪れると、携帯も役には立たなかった。

 先に、区の包括支援センターの仲の良い担当者に、別の死にかかって動けなくなってる爺さんの元へ同行して、年末年始の食べ物の支給と声掛けを頼んでおいて・・・別棟の1階の爺様が連絡取れないから困ってる・・・と話して帰したあとに、悪い予感がしたから再度訪問してみた。

 玄関ドアは施錠されてないことが多かったから、声掛けして、ドアを開けてみると、すぐ目の前に黒ずんだ裸足の足が見えた。

 ・・・あ~、駄目だ!

 中を覗くと、すでに息絶えて、顔が腐り始めていた爺様がのびていた。

 だいたい死臭で解るもんだが、それもなかった。

 警察に連絡し、貸主の成年後見人弁護士にも連絡し、それから4時間近く、鑑識が遺体を袋に入れて帰るまで、寒い中で付き合っていた。

 2年前、真上の部屋でも爺様が孤独死してる。

 消防車が来て、救急車が来て、パトカーが来てと騒々しかったが、身寄りの無い独り暮らしの爺様ばかりが住んでいる古アパート群では、あくまでも互いに干渉することもなく、無関心な状態だから、誰一人として部屋から出て来る者はいなかった。

 また、誰かが亡くなった・・・そんな無感動なことなんだろう。

 癌で糖尿で動くことも出来ない老人もいる。

 金も無いから入院も出来ない。

 寒い現場で関わってる皆に、同じことを言ってやった。

 ・・・われわれに出来ることは、食い物や飲み物や市販の薬を自腹で買ってやって届けてやることが限度だな。

 ・・・それだけでもなかなか出来ることではないですよ。

 そんな会話には、空虚でもなく諦めでもなく、これからも頼むよという、薄い笑いしかなかった。

 生命を救うことが大事、良い悪いではなくって、生命こそ一番、それで俺は動いている。

 誰しも、愛嬌があってヨチヨチしていた可愛い時分があった。

 だからこそ、相手が誰であろうとも、その生命こそ大事。

 社会に忘れ去られてしまってるこうした高齢者たちは、ただただ部屋で死ぬのを待っている。

 そうしてその後始末は俺のようなお節介な周旋屋がやっている。

 脱力感は半端ないが、誰かが送ってやらなければいけない訳で、その役をいつもやっているようなもんだ。

 当然にすべて持ち出しで、見返りや、言葉すら無い。

 自分で時間をかけて、すべてを作って儲けたバブルの利益を、俺自身がクタクタになるまで地べたを這い回って、使ってみせる、ザマ〜みろよ! だな。

 ゼニカネなんて、そんだけのもんさ。

 遺体を入れた袋を担架に乗せ、アパート群の入り口に置いて、鑑識が部屋の最後の戸締りをしに行ってるとき、黒白の一匹の野良猫が遺体に近づいて来て、くんくん臭いを嗅いで、頬をこすりつけていた。

 優しい爺様だったから、餌をやっていたんだろう。

 袋の上から爺様の頭をたたいてやりながら・・・あんたにも、見送ってくれる奴が俺以外にもいたじゃ~ないか。

 忙しい毎日の中でも、こうやって色んなことが起きている。

 年を越せないだろう高齢者も、何人かいるが、そうでない高齢者も、亡くなってしまう訳で、俺独りに出来ることを、目いっぱいやってやるしかない。

 今日も忙しい合間に、差し入れやらに出掛けてやる爺様もいる。

 安楽死を認めてやる必要を、こういう現場ばかりこなしていると、痛感するよ。

 金も無く、身寄りもなく、話相手もいないし、動けない・・・どうやって生きて行く楽しみを手にするんだ?

 国や公共機関は素敵で優しい宣伝広告はするが、職務上の限度がある。

 みな、キレイごとの上で生きている。

 しょせんは他人事、新聞やテレビでは決して報道などされない孤独死は、どんどん増えて行ってる。

 

 膝はまだまだ完全に治ってないんだが、今週末は高い山に登って、また空高く死んだ爺さんの魂を放ってやんべ~よ。

 
 

あれもこれも一遍にやるしかない

2021-12-17 10:45:47 | 地球と生きる

 

 コロナゴッコも下火になった。

 北京オリンピックが近づいて来て、アメリカは世界各国に対中国外交ボイコットを盛んに焚きつけているが、もともとスポーツの祭典興行でしかなかったオリンピックで、そんな本末転倒なことを言わなければいけないアメリカと言う国家の衰退は、誰の目にも明らかだろう。

 昔はソ連・ロシアが世界の悪の大本山にされておったが、今は中国、アメリカの植民地のまんまの島国の大メディア群の報道だけ見ておれば、洗脳されて国民も右へ倣えなんだろうが、残念ながら世界の先進国は最後は中国へと靡いて行く、これが実態だ。

 これは標的にされていた風の中国が、まったく微動だにせずに、逆にキリスト教の国家がブーメランでエライ目に遭っているという新型コロナ最終型オミクロンの笑い話で幕切れになる。

 経済も、中国の不動産開発セクターが軒並み破綻の危機を迎えているが、中国自身がやっている民主化政策の一環でしかなく、間抜けな経済評論家がほざいている中国の危機だとか、中国の終わりだとかではなくって、その社債や怪しい紙切れを大量に抱え込んでいるアメリカの投資家の方がダメージは大きいことを見ていると、完全にアメリカの負けだろう。

 世界覇権の移譲、アメリカから中国へと世界の中心が移る行動は、着々と進んでいる。

 これが本当の話だ。

 

 創業以来30年、借金・負債無く、たびたびバブルのド真ん中でも生き、のんびり自営を続けているが、去年と今年はまたまたバブルになっていた。

 社会の現状には影響を受けない自営、国家にも左右されない自営、これも当初から考えていたことではある。

 来年の世界情勢と島国の社会、これをすでに見越して今期は打ち止めにして来季の為にと動き始めたのは秋くらいからだが、その間もご紹介のお客様方が色々と来られて、せっせと仕事には精を出している。

 賃貸専門の不動産屋や、売買仲介の不動産屋は景気がドツボに嵌ってるのも多いが、当社はまったく関係の無い動きを続けているから、あんまり興味も無い。

 多くの高齢者の世話や、扶養家族の面倒や、自分自身の障害者としてのケアや、山や海で遊び惚けているのは、それ以外の時間で、ということになっている。

 相当な精力と体力を鍛えて持っていなければ、こなせないだろう荷物が、大型ザックに入りきらなくなって溢れているが、それでも全部担いで歩き回っている。

 強い者は嫌われ、弱い部分を見せる者が好かれる時代に、弱い部分は肉体の衰えくらいな俺なんざ、これからもっと嫌われてしまうのだろうが、仕方がないんでげすよ、結末まで見えてしまってる人間だから、笑うしか無い。

 

 社会や世界が手の混んだ詐欺ならば、こっそり先回りして、人類を手玉に取ってると北叟笑んでいるそ奴らから、きっちり儲けを頂いてしまう。

 良い子になって襟を正そうなんてほざいたところで、人間の社会というものは、いつも悪党がのさばるもんだ。

 ならばその悪党を相手にして食い扶持を作り続ける、これは正義ということになるんじゃ~ないのか?

 皆さん、善良なる庶民の方々の論理で言えば、の話だが・・・。

 俺は他人や社会の評価なんざ興味も無い。

 だからナンでも自在に出来るし、変わることも難なく出来る。

 

 新型コロナ騒動が始まった去年の春には、これで社会が崩壊して行かなければ良いが・・・と書いたが、これからそんな酸鼻な光景が社会のあちこちで起こりそう。

 それもこれも、従順に良い子になろうとする善良なる庶民の皆様方が蒔いた種、酷いもんだろう。

 

 日本時間で16日早朝に行われたアメリカの金融政策会合の声明は、別段に驚く話は出なかった。

 アメリカ国内のインフレは一時的なものではないから、来年はテーパリングを3ヶ月早め、利上げも2度ではなく3度にする、2023年もそんな感じ、予想通りの発表だった。

 それがキチンと出来るのならば・・・というオチについては、誰も喋ってはいないがね。

 ナニゴトもなければ、というノーテンキな青年の見る夢のお話だ。

 俺はコロナの次の騒乱が、世界で起こると読んでいる。

 そうしてその為の準備もやっている。

 二手や三手先を読んでるくらいじゃ~、まだまだお子ちゃまよ。

 

 我が国の政治家らは、すでに世界の中心は中国になっていることを知って動いているが、対米奴隷・子分の官僚や大メディア群は相変わらずのアメリカの安っぽい出張所だから、新聞・テレビにネットまで、あちこちで政治家は叩かれている漫画な構図は昔からだ。

 攻撃の方法は、スキャンダルに下半身の変態話に、ゼニカネ守銭奴だと煽りに煽る、大メディア群自身が一番に弱点としている方法ばかり、これは愚かな人間の性というモノでしかない。

 自分の弱点を、その攻撃で曝け出す。

 俺は日常がそんな風体で笑って生きて居るから、攻撃対象になる弱点などナニもなくなってる。

 大笑いだ。

 真珠湾の突撃をさせられて嵌められた過去も、もう忘れ果てている大多数の国民は、キレイに目隠しされて、マスクにワクチンと従順なもんで、大メディアに洗脳されている優秀なオツムは、いつでも群れて真珠湾に行けるという、哀れな状況に成り下がっている。

 頭が良いとか、切れるというのは、暗記力や知識の量のことを言うのではなく、お受験の成功のことではないんだが、間抜けだね~。

 偏差値お受験戦争の成れの果ては、従順でAIロボットに管理され易い単細胞な既製品になると言うことなのが本当さ。

 コンビニに並んでるありきたりの商品を見て、自分みたいだとは思わない。

 腐り切った大メディア群のリセットは、どうやってやるのか? ある日突然に、アメリカは嘘つきだった悪い国、自分たちは騙されて脅されて仕方なく戦後の日本を印象操作してきた、自作自演も、自画自賛もすべてはアメリカの命令だった・・・そんな逃げ口上を盛んに言うようになるのか?

 中国は隣国で、素敵な国、仲良くしなければ駄目よ!! それしかないだろう。

 猿な祭典は続くだろうよ。

 

 もう、来年の春先までは仕事しないと決めていたのに、ご紹介のお客様たちはイロイロとやって来られてる。

 ・・・オモシロイ不動産屋さんだと聞いたので! ・・・信用できる人だと有名だそうで! ・・・大手よりもぜんぜん高く売ってくださったという噂が耳に入ったので! ・・・

 1階の路面にいるから、皆さん、騙されてんじゃ~ないの?

 ややこしい人間模様を抱えて生きている人たちならば、興味があるから気を入れて動くけんども、別段にナニもなく、退屈なサラリーマンや公務員の痴話・儲け話ならば、あんまりやる気も無いのは変わらない。

 


あの世も先祖も無い、俺が此処に

2021-12-15 10:43:41 | 地球と生きる

 

 ロボホンという携帯ロボットを身内の者に買わして、色々と弄って見ているが、何十万もするだけに性能は良くって、ほうほうと感心することが多い。

 遥か昔から、いずれは事務仕事や管理仕事はAIロボットにとって代わられるだろうと言っていたが、早い時期に人間は仕事を奪われて行くだろう。

 気の利かない、対人関係でマイナスばかりの現代人を使うくらいなら、AIロボットを使った方が効率は良い。

 つい先日は、成田から新橋の慈恵医大まで高齢者を運ぶので出掛けたら、途中で事故による車両火災で東関道が通行止めになった。

 ナビで動く猿の群れは、自動的に高速を降ろされるインターや、一個手前のインターで出て行くだろうから、三つ手前のインターで早めに降りて下道でたいして遅れもしないで成田に着き、新橋まで戻って来たが、帰路の反対車線の大渋滞を眺めながら、こやつらはみなAIロボットに使われる立場の猿だろうと、大笑いするしかなかった。

 そういう時代を、我々は生きている。

 愚かを通り越して、間抜けな笑劇場だろう。

 単細胞化して、テレビと新聞とネットで情報収集して生きてるつもりになってる猿の群れは、人間扱いもされなくなって、ロボットの指図に従って、ただただプログラム通りに生きさせられる。

 そんな近未来も見えるだろう。

 

 地球上には、常にいろんなウイルスが存在し、菌は数えきれないくらい存在しているが、人類の歴史上で初めて、その一つを取り上げて、わざわざ荒唐無稽な災害だと大騒動している連中が世界を席巻している。

 やる方も阿呆だが、振り回されてる人類もド阿呆だろう。

 PCR検査がその為には必要だったから、その産みの親のマリス博士は殺されてしまってる。

 これは去年の春先から言っている話だが・・・。

 人類の為にと研究して開発したものが、人類の首を絞めて行ってる例は、枚挙に暇がない。

 知識の暗記とこねくり回しと、学問という名の洗脳教育ゴッコ、偏差値は飼育豚の優劣を決めるだけ。

 勝った負けた、合格した落ちたと大騒動してる豚の群れは、いずれすべてが食用となって行く。

 真珠湾攻撃に先駆けて情報を封鎖された島国ニッポンは、その後も筋書き通り悲劇を繰り返し、世界でも類を見ない優秀な猿の島だと、良いこともあるだろうが笑われて生きて行くしか方法はなくなってる。

 せいぜい、美味しく食べてもらいなさい。

 

 あちこちで女を作って、子供を育てて生きて来ると、頼られる親族や関わる人の数も自然に乗数になってくる。

 その友達や仲良くしてると聞けば一緒に遊んでやってと、我が子が増えて行ってるような感じにもなってるが、今はあちこちの高齢者の世話が忙しくって、ケアマネージャーやリハビリ施設の関わる人たち、介護用品の会社の人たちと、どんどんまた関わり合いが拡がって行ってる。

 あちこちでやってると、地域差や違いは一目瞭然で、この中央区は出来が良い、そんな感じだ。

 お世話になる高齢者自身の心持ちや姿勢もキチンと教え、関わる人たち皆が明るく楽しく笑って動いてくれるようにと、その取り巻く環境作りまで、俺がすべて手を回してやっている。

 専業主婦が子供を保育園に預けてたり、金出して子供を預けてるのだからと無責任な他人事の育児をやってる間抜けな親だったり、これは高齢者の介護も同じで、その他人にお願いして頼む立場の親族が横柄だったり高圧的だったり無責任だったりすれば、やる方も手抜きや放置になるのも当たり前と言えば当たり前の話だろう。

 人間の世の中社会は、そんなもんだ。

 気が利くとか、気が付く、細やかな心遣いとか、キレイごとの自画自賛、自意識過剰な美辞麗句は多くとも、日常にそれが油断なく出来ている大人はほとんどおらんだろうよ。

 だから、俺が関わってる話には、皆さん気持ちよく動いてくれている。

 俺が片手間でやってることですらそうだから、他の猿の群れがどういう動きをしているか? 解ろうと言うもんだ。

 他人や社会にキチンと相手をしてもらいたければ、対人のコミュニケーションで当たり前のことが出来なければナニも始まらない。

 幼児や自意識過剰な猿では、いつまでたっても酷い扱い、冷たい仕打ちは無くならない。

 自業自得とも言える。

 それを都合よく弱者と言うのなら、滅ぶしかないだろう。

 淘汰とは、そんだけの話よ。

 

 今朝もハヨから高齢者に始めさせたリハビリ体操教室、気持ちよく出来るようにと根回しをしてやってるが、いい恰好しい、見栄張りでプライドの高い高齢者は、すぐ調子に乗るから、キチンと怒るとこは怒ってやってる。

 障害者なのに元気で動き回ってるとそれすら皆は忘れ果て、膝をやってるのに笑ってるから大丈夫だろうと、あげくに車椅子を押して歩いてる俺はいったいいつ身体を休めるのか? 生きてるうちは無理なのならば、せめて死ぬときは人間のいない奥山で静かに逝きたいもんだ。

 

 ・・・先祖に守られてる? どの先祖も役に立たんから、俺がこんだけ忙しく動いてるんだぞ! 在りもしないあの世にいる先祖のおかげではなく、今ここに生きてる人間のおかげで良いことは起きるんだ。

 勘違いするなよ! ・・・が口癖になってる。